
CORNICHE KENNEDY マルセイユ自由自在 : ケネディ大通りへようこそ
フランス各地の通りには、その土地に貢献したひとたちだけでなく偉人の名前が付けられている
だから、同姓同名がいっぱい…と表現したいほど、さまざまな街町でシャルル・ドゴール大通りが存在するし、ジャンヌ・ダルクやサン・テグジュペリの名のバス停のない土地は珍しいくらい。都市名と郵便番号がなかったら、どこだか全く見当もつかないことになる。
そんな中、マルセイユの地中海沿いの大通りの名称には、中でもちょっと独特なものも。
La Corniche du President John Fizgerald KennedyJFケネディ大通り。1963年にダラスで暗殺された同大統領へのオマージュとして、掲げられた。
Vieux Portヴューポー港から83番のバスに乗れば、その基点のカタランの浜からプラドの浜まで、20分ほどずーっと大海原を眺めて行ける。
83番のバスの詳細記事はこちら:https://trip-s.world/marseille_public-transportation
いくつもの観光ポイントで乗り降りすることも(公共交通のメトロ・バス・トラムチケットは共通で、1時間乗り降りし放題)。
波の向こうには岩窟王の舞台で知られるイフ島、そして、南西側の沖合いは、サン・テグジュペリの飛行機が消息を絶った場所で、10数年前にダイバーたちによってブレスレットだけが見つかっている。
名所旧跡だけでなく、星付きの名店や評判の美味しい店はいくつも、海水を使った会員制のプールや、単発利用できるタラソテラピー施設なども点在するから、もし、マルセイユで、飛行機や列車の乗り継ぎ乗換えなどで数時間しか滞在できないなら、この通りを目指すのがお薦め。
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