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モデルナ・ワクチン2回目接種済み : 副反応が気になる方へ

約3週間前の6月29日午後にワクチンの2回目接種を受けた。副反応が出たので、自分のSNSには断片的に書き込んだりはしたものの、7月に入ってとても忙しかったので、時系列できちんとは書きそびれていた。

つまり、それほど発信の重要性を感じていなかった。(上の写真は、摂取されてる時のセルフィー:針がとても細いでしょう?)

でも、なんだかこのところ、日本ではファイザー一辺倒の信頼で、(自分の接種可能な指定が)モデルナだからためらっているという声を複数耳にして、これは、書いておいた方がいいと思って。

いつも、薬を服用したり、体調崩したりしたときには、時系列に沿ってメモを残してあるので、今回も記録していたから、それを元に(写真はInstagramに上げておいたし)。

モデルナは、あえて選んで予約した

ワクチン接種自体には不安が全くなかったわけではなくて、多少逡巡したけれど、以前のように仕事をしたり、日本に一時帰国するためには、避けてはいられないと思ったし、それなら、モデルナがいいと思った。効果はファイザーよりごく僅か劣るものの副反応は1番出にくいと聞いていたから。実際、1回目接種の時には、全くいつも通り過ごせたのは以前書いた通り(こちら↓)

【ワクチン1回目接種8時間経過、異常なし。】https://note.com/kimiko/n/nbe7de25ebb8f

そう、1回目は万が一寝込むことになってもいいようにと3連休の前日を選び、すぐに食べられるものを冷蔵冷凍庫にいっぱいにして備えていたのに(幸いなことに)なんともなかったので、今回はすっかり油断していた。

人の話をちゃんと聞かなくちゃね。ファイザーもモデルナも2度目がキツいらしい(とよく言われている)。

しっかり発熱、でも、きっちり食欲

明け方、なんだか熱っぽくなって目が覚めた。そう14時に接種、その15時間後(午前5時)頃、測ってみたら38,5℃だったので驚いた。普段なら、37,5℃を越えると私は使い物にならない。

とりあえず、解熱剤のパラセタモル1000mg を飲んで再びベッドへ。

眠れない。熱っぽいのも変わらない。でも、苦しさのようなものはなくて、なんだかどんどん小腹が空いてきた。

そういえば1回目接種の時も、1時間後に家に戻ったあたりから猛烈に食欲が湧いて、しかも、あれこれ具体的に食べたいものが頭に浮かんだ。妊娠した時ではないけれど、普段食べないようなもの、やたらと甘いものが欲しくなっていた。もしかしたら、体内に不足しているものを補おうとするのかも。ちなみに、私は痩せている。

24時間後を迎える頃には、39℃になっていた。

ところで、
ワクチン2回目接種はヴェロドロームスタジアムのVIPサロン

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選んだモデルナ接種の会場、というかワクチンセンターは、2度共同じ見本市会場のはずだったのに、前日に送られてきたSMSにはヴェロドロームスタジアムになっていた。といっても、道路を挟んで向かい合っている建物なので、特に不便は無いから案内に沿って出掛けた。

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ヴェロドロームスタジアム前はガラガラで、手荷物検査を受けるとクラブラウンジ用のアクセス入り口へと案内された。

私の前には2人、IDとのチェック係2人。待ち時間ほぼゼロで、名前と生年月日を確認されて、上階へ。

踊り場の壁のensemble (みんなで一緒に)といい文字の入ったパネルは、マルセイユのサッカーチームL’OMのものだけれど、こういうタイミングで目にすると、なんだかいちいち現況に繋げて連想してしまう。コロナ禍になってから、よく耳にする単語だと感じていたけれど、そういえば、フランスではこの単語はスローガンとしてよく使う。

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渡された用紙に必要事項を書き終えた順に、確認を受けて、アナログな紙の番号札を取ることができる。

1回目の見本市会場だった時には、15分以上並んでから用紙を受け取ることができたので、みんな、競争するようにペンを走らせ受付向かっていたのに、スムーズにここまでたどりついているお陰か、ゆったりと穏やかな空気。使われている会場のつくり(清掃が行き届いた屋内や間接照明や)の効果もあるとも思う。

10人ほどしか座っていないし、窓口が5つあるので、そう待つとも思えないけれど、点呼係の明るい消防士男性が、退屈させないようにとクイズを出してくれたりしている。彼にとっては少々残念なことに、でも雰囲気を盛り上げるのにはとても幸いなことに、高校の先生が2人もいて、地理や歴史の蘊蓄はその人たちの方が豊富な様子…と盛り上がっている中、次々と問診のカーテンの中に呼ばれてたので、ちょっと気になったままのその話題は、家に帰ってから調べた。思わぬ機会に、人は少し賢くなれる。

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そして、ドクターの確認を受けてから、奥の間仕切りに呼ばれ接種を受けた。

単純なもので、サッカーチームのVIPサロンに特設されたワクチンセンターというだけでちょっと心弾むものだし、消毒ジェルもロゴ入りで楽しいし、11番に当たると、妙に嬉しい。

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接種後は、念のため、不測の強い副反応に備えて、15分休んでいくスペースがある。

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前回通り、何事もなく。ウインドーショッピングをしながら、のんびり帰途についた。そう、前回と違っているのは、夜間外出制限もなくなっているし飲食店もブティックも開いている。

副反応は食欲?

前回と同じなのは、猛烈な食欲。

妊娠した時を思い出すような、食べた2分後にはまた猛烈にお腹が空いている感じ。そして、食べたいものが具体的に脳裏に浮かんでくる。

今回は、油断して、特に何も作り置きしていなかったので、冷凍庫から作り置きのミートソースを取り出して、ラザニアを焼いた。

フランス的には肉じゃがのような存在で、冷凍食品でも、お肉屋さんのお惣菜でもポピュラーな一品。でも、自分の作ったラザニアへのこだわり。そして、カスタードクリーム。一方で、とにかくお水を飲むようにと言うアドバイスの通り、麦茶をごくごくと飲み干していた。

そして、何事もなく眠りについた…はずが、なんだか熱っぽい気がして目が覚めた。

何事もなく眠りについた…はずが、なんだか熱っぽい気がして目が覚めた。でも眠いので、そのままダラダラうとうと過ごしていて、お腹も空いたので起き出して熱を測ってみたら38,5℃。平熱は低めなので、普通ならこの体温だとぐったりのはずなのに、お腹が猛烈に空いていた。

高熱なのに食欲は健在、筋肉痛はスキーの翌日よりマシ

いっそピザでも焼いてしまおうかと思ったくらいだけれど、具合の悪いときの定番卵とネギのおじやを作ることにする。

冷凍庫にごはんもあったはずだけれど、炊き立てのご飯でおにぎりもしたくなって、とりあえず2合炊く。待っている間にヤクルトを飲んだ。おまじないみたいなものかもしれないけれど、ヤクルトのビフィズス菌が体内の交通整理をしてくれていつ気がいつもしているので。

解熱剤は全く効かなかった

解熱剤を飲んだのに39℃…6時間毎にパラセタモル1000を24時間飲んだのに効かない。でも、普通に動けるので、午後から予定通り出かけるつもりだった。頭はぼーっとしていたので、必要最低限のカードと現金しか持たないようにしないとと妙に具体的に辻褄が合うような合わないような…

でも、気づいてみたら、入り口で(遠隔機能付きのミニ機器で)検温されて、発熱していると中には入れない場所だったので、最終的には諦める羽目に。

折しも、EURO2020サッカーでフランスが敗退したらしいので(脳内では無かったことにした)、それが原因の発熱かもしれないと呑気に考えてみたり…

食欲は相変わらずあったので、暇に任せて(出かける用事がなくなってしまったので)あれこれ作り、Netflix三昧をしながら、3食(自分で作るとはいえ)昼寝付きの生活をとことん堪能してみようと思った。今思うと不思議だけれど、発熱が当たり前のこととして捉えていたので、全く不安はなかった。

たった1つ気がかりだったのは、その翌日の午後1番に予約していた美容院に行けるかどうかということで(週末から上パリ予定だったので)、なんだかひたすら水分を摂っていたら(お薦め申し送り事項)、見事に、よく日正午には完璧な平熱に急降下。

そんなわけで、3週間遅れになってしまったけれど、ワクチン2回目接種の記録、など。そんなわけで、3週間遅れになってしまったけれど、ワクチン2回目接種の記録、など。



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Kimiko Botti / ボッティ喜美子
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