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🇫🇷アペロ新時代:外飲みの愉しみ

Apéro tendance
「とりあえず、ビール!」な時代がやってきた。

© kimiko.botti

アフター5(という言葉はもう使わないのかもしれないけど)に軽く一杯。
めいめいが自分の飲みたいものを自分の量で楽しめる(お水だけの人も)。ハム、ソーセージやチーズの盛り合わせをシェアしたり、ピザを頼んだり、軽いアペロもディナトワーも楽しめてしまう。

思いついたら、時間が空いたら声を掛け合うだけ。準備も後片付けも要らない。

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フランス人は家に招き合うのが習慣で、仕事帰りの1杯とか一緒にレストランに繰り出すような付き合い方はしないと、長いこと言われてきたし、私もそう書いたこともあるけれど、この頃はちょっと変わってきた感じ。

コロナ禍でいきなり2ヶ月ものロックダウンを過ごして、一旦落ち着いたかと思った途端、今度は飲食店が完全閉鎖になった。それも、7ヶ月。

同時に、18時以降の夜間外出禁止令や屋内空間に集える人数の制限がされていたから、親族の誕生日も祝えないような状況が続いた。それが、徐々に19時まで、21時までとなり…23時までになった時には、早めのアペロやディナーを愉しむ姿が目立ち始めた。

我が家も含め、(私の周りの)バカロレア中の子どものいる家庭ではそうした事は避けていたけれど…

そうして、まずはテラスが営業再開され、しばらくして屋内も(スペースに合わせた人数制限されながら)元に戻った。ちょうどその日、パリのリヨン駅のレストラン・トランブルーに行った時には、とにかく店の人も顧客もへ弾けるような笑顔で溢れていて、なんともいえない幸せな空気に包まれたのは以前インスタに載せた通り。

そう、お店に立てる喜びをかみしめている人たちと同時に、顧客は顧客で、家以外の場所で過ごせる快適さ、準備なしで気軽にオーガナイズできる簡便さに改めて気づいたんだと思う。

© kimiko.botti

換気の効いた天井高い店内で、醸造されたばかりの生ビール…(サントリービール工場祭りかビアガーデンかという愉しさ)をフランスで楽しめるようになるなんて想像したこともなかった(から、よけいに嬉しい)。

© kimiko.botti
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東京にひと月滞在してから日本全国を回るのが夢というバーテンダーくんの夢が早く叶う日が来ますように。Tシャツの背中に書かれた文字が気になって、話しかけて、そう知った。

応対はとにかく明るくてきびきびしてて、とにかく居心地いい。

オーナーは、この方。

© kimiko.botti

#笑顔は人を幸せにする
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Kimiko Botti / ボッティ喜美子
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