ブリジット・バルドーのお気に入り 《 タルト・トロペジエンヌ》元祖の店って?
ブリジッド・バルドーが名付け親 : サントロペ名物 《Tarte Tropézienne タルト・トロペジエンヌ》
名前にタルトとついてはいるけれど、ブリオッシュ生地。デザート菓子だけれど、菓子パンともいえそうな風情のクリームサンドのTropézienneトロペジエンヌ(サントロペのマドモアゼルの意味)…
今ではフランス全土のパン屋さんの店頭に並ぶとはいえ常温で売られている。
サントロペでは、たいていのビストロのメニューにあったりするし、冷蔵庫できっちり冷やされて待機してくれている、シンプルで可愛いデザート。でも、南仏伝統菓子ではなくて、米国経由でポーランドからやってきたレシピ。
ことの始まりは、ブリジッド・バルドー主演の映画。
『Et Dieu Créa la femme』➡︎https://www.allocine.fr/film/fichefilm_gen_cfilm=185.html
撮影のための仕出しを請け負っていたのが、1945年にアメリカからやってきてBoulangerieパン屋さんを構えていたAlexandre Mickaアレクサンドル・ミカ。
ある日のデザートに、ポーランド人のお母さんの故郷レシピをもとにクリーム菓子を作ったところ、BBブリジット・バルドーやスタッフにとても評判よくて、連日リピートのリクエストになるほどすっお気に入りになったそう。
そうして、名無しだったこのオリジナルお菓子の名付け親となったのがブリジッド・バルドー
アレクサンドル・ミカが店を構えていたサント・ロペ名物となり、今では南仏をはじめフランス中のあちこちのパン屋さんの店頭でもピザやサンドウィッチと一緒に並んでいるから、目にする機会もあるかも。
サイズはいろいろ。一口サイズや1人用、数人用の切り分け中サイズ・大サイズ…
元祖のアレクサンドル・ミカの店は…
今ではサントロペだけでなくフランス各地にいくつもあるので、ブリジット・バルドー縁の味わいをという方は、ぜひそちらへ。
マルセイユにもあって、予約しておかないと売り切れの週末も。ラズベリー入りも人気。
BBのエピソードの元祖のお店のHPはこちら。今では支店やプライヴェートピーチつきのレストランも。https://www.latartetropezienne.fr/fr/
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