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【虎に翼】夫婦のようなものは案外理想的?


★結婚願望があった時期

☆幼少期

田舎で育ったこともありますが、何より昭和生まれなので、
【女性は20代で結婚して、出産して、主婦になって・・】
というのが、暗黙の了解でした。

思い返せば、身近な人で独身はいませんでした。
まだ、お見合いも当たり前だったので、適齢期を過ぎたら当人同士の本心を差し置いて、結婚せざるを得なかった時代なのかな、と今では思います。

想像の域をでませんが、性的マイノリティの方も、自分の気持ちに蓋をして息苦しい生活を送っていたのかな、と考えるときがあります。

☆青春は恋愛ゼロ

音楽高校は9割が女子。言ってしまえば、ほぼ女子校です。
そして、全員狭き門である「音楽家」に憧れているわけですから、人に構っている余裕なし。

恋愛に対する憧れはありましたが、音楽のことで頭も時間もいっぱいで。

一心不乱に音楽だけを追求していたので、メイクもしていませんでした。
今では大のコスメ好きですが(笑)


一軍アイシャドウ

☆思いがけない進路ではたまた余裕なし

高卒で働くなんて、卒業の1か月前まで思っていませんでしたから、採用してくれた会社に貢献しようと、必死でした。

当時はノートPCが出始めた頃。
会社ではデスクトップパソコンを使用、ExcelやWordができると優遇されるという時代でしたが、私は音楽高校でPCは一切習っていません。

上司に
「この資料、今月分を作成しておいてね」
と言われて

「Excelわかりません」
とも言えず・・・

こっそり給湯室でハウツー本を読んで、席に戻って資料を作る・・・
そんな日々でしたので、高校時代と同じく必死。

こちらも今ではマクロが組めるまで成長☆彡
エンジニアではありませんが、事務職としてPC大好き人間です(笑)

ありがたいことに、数人の男性にお誘いいただいたことがありましたが、すべてお断りしました。
男性の魅力云々より、自分に必死で、誰かと友達になる、なんてことも考えられないくらいでした(T_T)


この時期にステージマネジメントの仕事にも出会いました

★生涯独身だと思っていた時期

☆自分が偏屈だと知った

元々こだわりが強く、その上感受性も強くて繊細。
=ややこしい性格でした(笑)

会社員生活を通して悟りましたが、もちろん会社では「普通」を演じていました。だから心が病んだのかな・・・

些細なこだわりなんですけど、それをやっておかないと、気が気ではなくなるんですよね。今では自閉傾向にあるのだと理解し、カウンセリングを行っていますが、モヤモヤの正体がわかるまでは、苦しかったです。

☆誰かと暮らすなんて無理=一生独身

こだわりが強いので、他人と暮らす結婚なんて絶対無理だと思っていました。

会社ではお給料をもらっていますから、ある程度我慢もしますが、私生活で我慢はしたくない。
でも、こんな偏屈私だったら嫌だ(自覚ありww)

30歳が近くなるにつれて、結婚願望は無くなりました。

今の時代、結婚がすべてではない
私には一生涯追い求める音楽がある

決め手は母の一言

焦って結婚して不幸せになられても・・・

結婚を急かす親御さんもいるなかで、私の母は本当に多様性のかたまりだな~と思います。もう70歳超えてるんですがww流石です。

★思いがけず結婚・・・そして気づいたこと

☆夫と出会って、あれよあれよと結婚

夫とは知り合いを通して出会いました。
第一印象はお互い

「変わった人」

でした(笑)

縁あって結婚となって、本当にあれよあれよと事が運び。
その間、自分が膠原病を持っていることがわかったのですが、夫は気にすることなく入籍に至りました。


入院はまさに入籍直前の出来事。この件は別記事で・・・

☆手続きが多くて心が折れそうになった

  • 会社に届け出

  • 保険証差し替え

  • マイナンバーカード変更

  • 銀行口座の名義変更

  • クレジットカードの名義変更

  • オンライン上で本名が必要なアカウントの氏名変更

  • 難病の医療証の氏名変更

すべて終えるのに、半年はかかったと思います。
公的機関だと勤務時間と被るので、有給を取らなきゃいけない。

結婚は嬉しいことのはずなのに、気力が減っていきました。

結婚当時は人事労務だったので、実際に氏名変更したのは自分です(笑)

☆旧姓に愛着があった

私の旧姓は少し珍しいので、名乗るだけで会話が弾む、なんてこともあるくらいでしたが、夫の苗字はよくある苗字なので、それが寂しかったり。

何より30年以上名乗っていたので、苗字が変わるのは、何だか私もどこか変わってしまう寂しさがこみあげました。

仕事では旧姓を名乗っているので、この点朝ドラとは違う時代で良かったなと思っています。

夫と同じ苗字になる嬉しさと同じくらい、寂しさもあったのは事実です。

☆気づきをくれる「虎に翼」

ここまで本気で朝ドラを観ているのは久しぶりです。
寅子の奔走と、ときに批判が出るほどの人間臭さが好きです。

史実とは違う
時代にそぐわない

今回の「夫婦のようなもの」に対して、結構批判的な意見が多いようですが、フィクションですし、私は今後の展開の方が楽しみです。

そこまでして、内縁関係を選んだ寅子が、どうやって夫の姓を名乗ることになるのか。ワクワクです(*^^*)

「虎に翼」
心躍る毎朝をありがとう!!




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