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THE・バレエが楽しめる【くるみ割り人形】


★12月になると様々なバレエ団が上演

☆なぜクリスマス定番なのか

ずばり!物語自体が、クリスマスが舞台だから(*^^*)
第1幕はクリスマスパーティの様子からスタート。そこで、ドロッセルマイヤーというおじさまから、クララという少女が、くるみ割り人形(ナッツクラッカー)をプレゼントされるところから、物語が始まるのです。

ただ、最近は色々な演出が出ており、夢から始まる演出や、雪景色から始まる演出もあります。

そういうところも、毎年クリスマスにくるみ割り人形を観て飽きない要因だと思います。

☆主役が2人?それとも1人2役?

これも演出によって異なります。

代表的な振付だと、前半はクララが主役、後半はクララはお菓子(夢)の世界でのおもてなしを受けているため、舞台の端で座っているだけ、というパターンになります。
このパターンですと、主役としてダンサー紹介されるのは、後半の「金平糖の精」。お菓子の国の女王様です。

クララを描いてみました。バレエでは珍しくハーフアップセットが多いですね。©Michika

ただ、新しい演出の中には、クララがお菓子の国に行くと、クララ自身が金平糖の精にになる、という演出もあり、このパターンだと、1人2役という大変な演目になります。

★クリスマスの演目を今紹介する理由

☆いい席、お目当てのダンサーを狙いたいなら早めにチェック!

どこの劇場も秋くらいに、1シーズン(翌年夏まで)のラインナップを出します。少なくとも、夏には冬に上演されるもの、主要キャストは決まっていて、チラシや広告サイトもできているはず!

くるみ割り人形は冬休みの時期に上演することもあり、お子様の観劇数が特に多いバレエです。人気タイトルですので、S席や通路側の席はすぐに売り切れてしまう・・・なんてこともザラ。

どこの劇場もメンバーシップ制度があり、先行発売のあとに一般発売になりますので、その時点で既にいい席は無い、ということもあります。

だからこと、真夏のこの時期に本記事を書きました(^^)v

☆観劇は計画的に

開演時間に遅れると、休憩時間まで客席内に入れないこともあります。
たとえ、入れたとしても立ち見であることが多いでしょう。
⇓こちらの記事でも触れています。

ですから、仕事の予定、学校の予定をよく考えて、「ほぼ大丈夫!!」という日を今から選んでおきましょう。

そして、是非観劇当日は、おしゃれをしたり、劇場内にあるレストランで食事をしてみたり、劇場にある展示を観たり、、、1日の予定をバレエ中心に組んでみると、違った楽しみ方もできると思います。


★Michikaが勝手に推すポイント

☆後半のお菓子の国が華やかで楽しい!

「コーヒーの精」「葦」「中国茶」(呼び方は演出によります)など、それぞれ独特のテーマを持ったダンスが次々と披露されます。

子どもの頃、私はコーヒーの精(アラビアの精とも呼ぶ)の踊りに憧れたものです(照。

そして、どのダンスも短いので飽きませんし、CMなどで使われる有名な曲が多いので、見た目だけでなく曲でも楽しめます!

☆金平糖の踊りは難易度高い!!

金平糖の踊りはコンクールで踊るバレリーナも多いほど、技巧的な振り付けです。何より、ポワント(つま先立ち)のまま跳ねる振り付けなので、主役の足の強さ、しなやかさがなければ、成り立たない踊りでもあります。

そして、王子(くるみ割り人形がお菓子の国では王子になる)との踊りは、リフトが豪快でまるでサーカス!
普通ならヒヤヒしそうなものですが、やはりプロは違いますよね。
ただただ、美しく、華やかです。


私はトゥシューズ経験者ですが、笑顔で踊り続けることは容易ではないことを知っています。最初は爪が剥がれちゃって、大変でした(T_T)

たとえ、どこかに痛みがあっても、お客様には夢見てもらうため、笑顔で舞っているのです。バレエダンサーの日々の鍛錬と精神力には脱帽します。

★デートにも家族観覧にもオススメ!!

このクリスマスは是非、お近くの劇場でくるみ割り人形をご覧ください☆
最近は谷桃子バレエ団さんなど、Youtubeで配信しているバレエ団もありますので、アーカイブで観ることも可能です。

生で観るのが一番だと思いますが、いきなり行くのは気が引ける・・という方はYoutubeも是非選択肢に入れてみてくださいね!

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