寝付けぬ夜の救世主
睡眠に関する本が多数出版されている。
それだけ悩みを抱えている人が多いということなんだろう。
そういう私もそのひとり。
ベッドに横になってもなかなか寝付けないのはけっこうツラい。
以前は寝る前にワインや焼酎を飲んで、ウトウトし始めると急いでベッドに潜り込むという手を使っていた。
が、よく聞かれる「アルコールを飲んで寝ると3時間後に目が覚める」という説は私にはぴったり当てはまっているようで。
スムーズに寝付くことができても、夜中に目が覚めてしまっては意味がない。
しかも同じように寝酒が欠かせないという知人が、医者に「アルコールを摂らないと眠れない=アルコールに依存している」と言われたと聞き、愕然。
同じころ「お酒の勢いで寝付くのは、眠っているのではなく気絶しているようなもの」と専門家が語る記事を読み、これはマズいと思うようになった。
そんな悩みを抱えていた数年前。
些細な音でも気になって眠りを妨げるので、普段から愛用している耳栓をオーダーしようとamazonを開いてみたときのこと。
関連商品でアイマスクが出てきたので、興味本位でちょっとオシャレなシルクのアイマスクを買ってみた。
するとこれが効果てきめん!
わずかな明かりもシャットダウンされるからなのか、すうっと眠りに入れる。さらに聞くところによると、まぶたの上に少し重みがあると、よく眠れるものなのだとか。
そういえば、ヨガでも最後の横たわるポーズのときに、先生によってはアイピローを乗せてくれる。
あれもリラックス効果があるからだったんだなあ。
睡眠タイプの体質も遺伝するものなのか、思い返せば祖母がよく寝酒におちょこをクイっとやっていた。
母も寝付けるときに寝ておかないとまとまった時間眠れないと言って、びっくりするくらい早い時間に床につく。
そして受け継いだ私の体質は、しっかり息子たちにも遺伝してしまったよう。
なかなか寝付けないというので、アイマスクを試してみるか聞いてみたところ、一度使ってみたかったと言う。
なんでも、アメリカのセレブリティには「ないと困るものは?」と聞かれて、アイマスクと答える人が多いんだとか。
かくして、息子たちもアイマスク無しには眠れないというほどに。
目をつむれば3秒で眠れると豪語する夫を除き、我が家はみんなでアイマスクを愛用している。
先日ラジオを聞いていたら、ちょっとした明かりでもついていると眠れないというリスナーからのメッセージが紹介されていた。
その方は、アイマスクでは圧迫感を感じるので、なんとブラジャーをアイマスクがわりに使っているんだとか!
みんないろんな方法を試して眠りにつこうと努力しているらしい。
アイマスクでは寝苦しいという人は、試してみては…。
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