灯籠流し
1945年8月6日と9日に亡くなった方とその後に8月6日と9日に生まれた人はどのくらいいるのだろう…灯籠流しのニュースを見た。
習わしだとか意味だとかよく分かってはないけどなんか素敵だなぁと、政治的スタンスも思想も思惑も疑いも、なんかそ〜ゆ〜こと抜きにしてただ慰霊を通して自然との触れ合いをしているようでいいなぁ、灯籠を作って川に流す時、手から離れる時、きっとなんとも言えない気持ちになりそうだ。
うまく流れてくれと見届け誰かの作った灯籠と肩を寄せ合いながら流れに任せて揺れて行く、その景色は風に揺れる何かを見て風を見る事ができるみたいに、見えないものをうっすら照らしてくれるかもしれない。
灯籠が流れて行き現在では回収する所がほとんどとの事、水に溶ける物で作ってそのまま流す所も減り自主回収を義務付けている所もあるらしい。
そう思うと個人的にやるなら笹舟でもいいなぁ〜と思ったが揺れの絶妙な川でないとダメだろうし加減が難しい、ビューっと早すぎては気持ちが乗らないし流れが弱すぎてもそこに居座られてるようでぶっちゃけ困る、適度に流れてくれるからいい、そして1人よりもやはり慰霊としてみんなでやるものだからこそ癒される事もあるのかもしれない。
笹舟を流すだけじゃオジサンが子供時代をノスタルジーに思い出し僕の夏休み気分感が否めない。勿論そんなノスタルジーも素敵なのだが、この時期ならではの灯籠流しという習わしについてだ。
8月も9日、あっという間に終わってしまいそうだ。お盆に親戚と会う予定の方もいるかと思う、田舎がある方が羨ましい。