6歳、心を守る方法
あの日、6歳の末っ子(6歳になったばかりだった)はどうしていたか気になるのではないだろうか。
大泣きして、母を困らせていた。
そう想像することだろうし、私も第3者の立場ならそう想像しただろう。
実は、
幼稚園に行っていた。
時系列にざっくりと整理すると、
7時ごろ夫発見
8時半ごろ死亡確定
9時過ぎタクシーで帰宅。
そのタクシー内で末っ子が「幼稚園行く!」と言い出した。
正直助かったと思った。
私も心の整理、それに事務処理などやることがたくさんあった。
子どもにとってもそんな私のそばにいるより、心の拠り所が必要だと思った。
これは後日談になるが、子どもの出席簿を見たとき、1日忌引き以外は全日出ていた。
それを見て涙が出た。