よるのひとりごと
半年くらい前は、過去と手を繋いで生きていくしかないんだってずっと言っていたし本気で思っていたけれど、その感覚はだんだん薄れつつある。今はなんだか、過去を前提とはしているんだけれど、そこに別に囚われすぎずにいようって思っている。あくまで今の自分のために過去を大事にしたり忘れてあげたりしたい。やさしい距離感で過去を受け入れていく、そんな覚悟がだんだんかたまってきたような気がする。そしてそれはそのまま、しあわせになるために生きるわたしの決意みたいなものでもあるのかもしれないとも思う。
生きたい。この1年ほんとにつらくてほんとに死にたかったけれど、生き抜けてよかったと思うしこの過去はあってよかったって思うことにしている。死にたさなんてない方がいいに決まっている。でも、もう既にどうしようもない事実として死にたかった過去があるから、私は過去の死にたさは全部肯定しながら、未来の死にたさをできるだけ薄めていきたい。