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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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Mouth washing

・きっかけ


youtubeの実況をみて面白そうなので、途中をみるをやめて
購入。

宇宙を航行している輸送会社の船の中での出来事。事故によって取り残された主人公たちの運命を体験する。ゲーム

操作は一人称操作でキーボードwasdでマウスで視点操作
Ctrlでダッシュ (これは途中できがついた)

グラフィックがPS1後期からPS2くらいだが、あえてこれが想像の予知が
のこってよいと思う。 逆にこの話きれいなグラフィックでやられても非常にきついものがある。 設定がめちゃくちゃ斬新というわけではないが丁寧に作られていて2、3時間でプレイできると思う。


・感想(ネタバレなし)

月並みだが、クリア後に映画をみたような感覚に襲われた。
でも、実際にプレイできるゲームだからこそのものだ。この感覚は映画じゃできない感覚だと思う。
プレイ動画などで興味をもったひとはぜひやってほしい。 なんならプレイせずとも購入だけ
してほしい。作者にも還元できる。 翻訳も自然なのでおすすめです。






・感想(ネタバレあり)

一人称のゲームという特徴を利用している。
叙述トリックにもにた方法だと思う。 最初に左によけてください。と表示されているのに面舵しか表示されない。 
ほかの行動は制限されていて何も変化が起きないので、
普通なら面舵をクリックすると思う。
ここが結構ポイントで、ゲームなれしていたら何も考えず選択すると思うがよくよく考えると面舵は
右側への進路変更なので思いっきりぶつけにいっている。
自分は、面舵はどっちだ??となってここで調べてから変なのと思いながらクリックした。誤訳かと思ったくらい。
なんなら、しばらく待つとぶつかるのかとおもってちょっと待っていた。
途中であ、これ選択するのか
というのに気が付いた。

ここで、違和感を覚えると思う。なぜ、船をわざわざぶつける方向に操作しているのか、それしかないのか
しかも時間制限がない。あえて意思をもって操作をしていることを追体験させられているということが
のちにわかる。追体験がこのゲームのテーマで面白いところだと思う。

・バラバラな時系列。


訳が分からない操作シーンをへてもなおよくわからない状況が徐々に判明していく
徐々にわかるので、途中からもしかしてと予想した内容の確認にちょっとずつかわっていく。
ここがこわいのだ

・スウォンジー


最初は、偏屈ながんこおやじとおもっていたが
そうではないことがわかる。 そうなると序盤(作業室閉鎖)も納得。本作の良心で強者。

・ダイスケ


間抜けそうだが憎めないやつ。かわいそう。

・アーニャ


ただただかわいそう。

・カーリー

とんでもないことになっているもと船長

唯一責められるところが、会社指示で解雇通知を途中でいってしまったとこだろう。ロックアウトするようなとこもあるのに逃げ場のない宇宙船でしてどうする。こうなることはわからんでもよくなることもないも想像ついたはずだまして船長になるレベルなら想像ついただろうについ、魔が差してというか弱さがでてしまったところ、この事態のきっかけになっているとこがポイントである。これを落ち度があるとは、言いたくない。 ただ、正当化のための都合の良いつけいる隙をつくってしまったのがもどかしさにつながっていると思う。どちらかというとわきが甘いだろうか。
よく考えると不正のトライアングルを完成させている。 動機、機会、正当化見事に作っている。よくはないな。

・ジミー

クソ野郎。 身勝手で、自己保身のみ、そして嫉妬も欲望も制御できないし
それでいて暴君ですらない卑怯もの。


・船長へのあこがれ

自分が望んでいる地位にいるやつが物足りなさそうにしていると、妬み嫉みがでてくる。

自分がなりたかった船長に、無理やりにでもなれたのだ。随所に船長らしくふるまおうとするが
悲しいかな表面上の模倣しかできない。必要な研鑽も積み上げもない以上サル真似しか
できない。さらにそこを突きつけられるよね。 特にとどめは、船長命令だと換気ダクトに
突入させるとこだよね。およそ間に合わないのに。
しかも、酔いつぶれさせるとはおよそまともではない。 

らすと

会心したというよりは、特に変わることなく自己中心的な振る舞いは変わることなく
自分が引き起こしたことから逃避して
いいことをした、救われるべき側にいるはずだと思うために自殺したのだと思う。暴君でも強者でもなかったのだ。
いくら医療も発達してそうだが、カーリーも地獄だろう。 ブラック気味な会社だしそもそも、治療費もでなさそうである。
そして助かった描写もないので、見つからない可能性もある。
なんなら、あのMouthWashingは密造酒かもしれないのでそんな怪しいもの運んでいる、もしくは運ばざるを得ない会社が
助けをだすとも思えない。そもそも4人しかポッドがないのに5人載せてる時点でその気がないことがよくわかる。
なので、広い宇宙で見つかる可能性もほぼないだろう。まさにバッドエンドである。
このゲームのグラフィックが荒いのでビターな感じで追われる気がする。これが映画だと生々しすぎて引きずりそうだ。

・ゲーム体験とジミーへの共感


ここまで、思った順で書いてみたが、ひたすらこのゲームはジミーを追体験させられる。
行動や発言は何言ってんだこいつとなるジミーの自分勝手な苦悩をそうとはわからずにひたすらゲームとして体験する。
しかも、時系列があえてぶつ切りなのでジミーがくそということをなかなか気が付けない。
小さな違和感はあるもののプレイヤーの唯一の操作なので受け入れるしかない。
苦悩のみをミニゲームとして体験させられる。
苦悩事態は自分勝手な理屈なはずだが、時系列がわからないのでよくわからないまま
同情と感情移入をしてしまう。 そして、すべてがわかってラストの結末の衝撃につながっているのだ。
でもやっぱりクソ。身勝手で、自己保身のみ、そして嫉妬も欲望も制御できなければそれを受け入れることもしない。
そのクソに共感させられて引きはがされる感覚こそがこのゲームのすごいところだと思う。

エンディングの分岐もないかすこし調べてしまった。。
ないことは変わらないが
どうやら実績に「グッドエンディング」というのがあるらしい。
URL

・Mouthwashing 攻略

(どうしてもクリアできない人向け)


全部のゲームでヒントはでている。 リセットする際の言葉がヒントになっている。
たとえばこれ

消毒液探索の時のリセット画面

消毒液の探索


音をだすと見えない馬に襲われる。
画面にノイズがでてきたら、停止。スキャナーで馬がいることがわかる。
これを繰り返すと消毒液に到達。  ここらへんで演出だとおもってずっとやっていた。
とちゅうでもしかして条件をみたさないといけないのかと気が付いた。 プレイ時間の3割はここでつかった気がする。

後ろを振り返るな



これは前をみたまま後ろに移動する。

墓地



手持ちの銃で倒せばよい。これが難しい。 十字路だと四方向が選択肢になり難しいので、角の隅っこで待機して、二方向にしぼる。一方向を決めて構える。
画面外からだとノイズがはしるので、ノイズで乱れたら別方向を向いて撃つ。
繰り返していたらいつかはできる。

超音波


裂け目のようなところで、馬をスキャンすればOK
よくわからないがしばらくいろんな箇所をみてればできた。


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