30代のとき婚活をがんばった話
30代で独身女子だった私。
当時は結婚じゃなくて恋愛したいという気持ちが強くて、そのせいか、つき合う人は恋愛はするけど、結婚はできないと断る男性ばかりだった。
だいたい1年〜2年つき合うと、お互いの相性の悪さが現れてきて破局するのだ。
恋愛サイクルはだいたい2年で決まる。それで結婚話がでなければ、恋人関係を続けるか、別れるかの2つに1つ。
20代の頃は若いという強みがあったから、ダメだったら、次の恋!みたいな勢いだった気がする。
そんな20代はあっという間に過ぎ去り、30代になると、結婚したくなるのかと思いきや、まだ恋愛したいみたいな感じで、仕事と恋愛の両立という状態だった。
出会いは待ってるだけじゃ訪れないので、婚活パーティーに行ったり、紹介してもらったり、合コンに参加したりと積極的に動いていた。
デートして、つき合うか決めて、やっぱり合わないとわかったら別れるの繰り返し。
運命の人には出会えなかった。
35歳になったとき、
婚活パーティーで知り合って
1年つき合った彼に
「恋愛は続けるけど、結婚はできない」
と言われた。
35歳で言われた。
35歳で。
もう、終わったと思った。
思ったんだけど、私の中では結婚したい気持ちが育っていた。
もう恋愛しなくていい。
結婚したい。
そう思ったときに妹の紹介で彼に出会った。
今までの失敗をふまえて、私は賭けに出た。
彼と3回目のデートのときに、
「つき合っても結婚できないなら、私はあなたともう二度と会わない。これで最後にする」
と言った。
彼はなんと言ったかというと
「結婚前提でつき合ってください」
と、私との交際続行を希望した。
36歳の春だった。
つき合って6ヶ月経ったとき、婚約指輪を渡されプロポーズされた。
東京ディズニーランドの
シンデレラ城の前で。
つき合って1年記念日に入籍し結婚式を挙げた。
会社は寿退社した。
結婚して翌年に出産。
37歳でママになった。
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