これは言った方がいのか?言わない方がいいのか?迷う時あるよね。
『言葉を空に投げる』
必要な人に、必要な時に、届きますように。
自分が凄く良いと思ったことはみんなに言いたくなる。
それは悪いことではないと思う。
「この映画良かったよー!」とか「この本面白かった!」「このお店すごく美味しかった!」とか個人的にこう感じたよってだけで、そこに相手に対するジャッチはないから、相手に負担にならない。
でも、良かれと思って言いたくなる時は要注意!
そこに、「いいよー」以外の何か乗っかってないかい!?
「私は知ってるけど、あなた知らないでしょ」とか
「知ってるなら、教えてあげなきゃいけない」とか
「知らないと損するよ」とか・・・
相手になって考えてみて、どう感じる、?
「なんだか、バカにされてるみたい」「責められているみたい」って感じる人もいるかもしれない。
そして、自身で気づくことが大事な時がある。
どんなにいいことを教えてもらっても、自分で気づくのと、教えてもらって知るのではまったく別物だから。
「分かってたんなら教えてくれたら良いのに」
子どもの頃に、親や先生にそう思ったことがあるのでは?
私も言ったことがあるし、息子たちにも言われたことがある。
でも、親になって身に沁みたのだけど、分かっているからと言って先回りして教えない方がいい時があるってこと。
自分で気づくからこそ身につくってことを。
特に思春期なんて、正論を言われると反発したくなるからね。
分かってても言わないし、ちょっとぐらい痛い目を見た方がいい、失敗して思い知れって、思ったり。
それでも、ガツンという時もある。
大喧嘩になる時もあるけど、それはそれで悪いと思わない。
言いたいことを言い合うこともいる。
相手のことを思って察するって、結局は自分の勝手な思い込みからしか見えなくて。
本当のことは相手に聞いてみないとわからないから。
失敗する体験が必要で、自分はできていないんだ、自分は知らないんだってことを知るのが大事。
それは自ら気づくのと他人から言われるのではまったく違う。
それに、失敗が悪いことだって思ってないかい?
いいも悪いもなくて、いま失敗だと思うことが、未来はどうなるか分からないことだから。
知って欲しい、言いたいのは私のエゴ。
だから、必要な人に、必要な時に、届きますようにと、空に投げる。