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繋いできた9回目、そして私にとっての種まきの1回目〜GAMO4fes.2024〜

 こんにちは。君彩家スタッフのケイラです。
 2024/11/24、GAMO4fes.2024が大盛況のまま幕を閉じ、はや1ヶ月が経ちました。

 みなさんは、どんな風に過ごしたでしょうか。
 例年よりも秋が深まっての開催で、めっきり寒くなった当日。風邪などは引かなかったでしょうか。
 私は風邪をギリギリ覇気で押さえつけている状態で、目に見えるとしたらグラスの表面張力並みにギリギリ、一瞬たりとも気が抜けねえ状態だったので、翌日すぐに白玉温泉にととのいに行きました。全ての体調不良が消え去り、その勢いでガチャガチャに挑戦し、なんと一番欲しかった激可愛アップリケ(最近の若人はワッペンって言うんですか?)を引き当てたことをここに自慢しようと思います。

めっっっっっっ可愛である🥚

大団円の10年目・9回目

 時間が経ち、気持ちや記憶の整理が徐々にできてきたので、初参加だった私の目線から今年のGAMO4fes.を順に振り返っていこうかなと思います。

前日準備前夜

 前日を迎えるさらに前夜に、「GAMO4fes.2024 の皮切りとして、初参加のケイラからGAMO4fes.はどう見えているのか、どんなことを期待しているのか、note更新してみて!当日が過ぎたら、GAMO4fes.参加前の言葉は二度と書けないから。」とおさやさんに言付かり、GAMO4fes.を知らない頃の私が記事を一編書いてみました。ちなみにこちらです。

 今、読み返すと、こそばゆいですがなんだかタイムカプセルのようです。ちゃっかり宿題なんか出したりして。この記事の最後で回答用紙を回収しますので、必ず提出するように!!!!!

 上の記事を推敲してもらうため、公開前におさやさんに先に読んでもらったところ、まさかのお返事をいただきました。深夜3時にです。お願いですから寝ろください!!笑(でもとっても嬉しかったです……♡)

 こうして、思い新たに明日を迎えるため、眠りについた我々なのでした。

前日準備

 いよいよ前日となった11/23は、もはや当日の地続きのような日でした。
 明日はお客さんを迎えるだけで、本番自体は今日から始まっている…!というような雰囲気に、自分たちも背筋の伸びる思いで準備を開始しました。”段取り八割、仕事二割、ケガと弁当は自分もち”(段取りがものをいう、当日はチェックだけでいいように。リスクは自分で、自分のことも自分で)という言葉が職人さんの界隈にあるらしく、私もお気に入りなのですが、そんな言葉を思い出しました。当日は、エラーのないように、ご迷惑のないようにチェックしながら進めていくだけでいいように、前日に準備できること・シュミレーションできることを完璧に済ませる。来た時よりも綺麗にして終わりにする。そんなことを意識して準備をしました。
 そして前夜の顔合わせ・打ち合わせで改めてたくさんの方がこのイベントに関わっていること・愛していること、その全ての関わりがお金じゃないところで繋がっているということを目の当たりにし、驚きました。お金ではなく意思で集まっているからこそ、話をきく姿勢や自分の仕事を理解する努力も自主的なものになっていました。それがお互い初めましての人たちも多いのに、60名弱もの人数をまとめあげることができている秘訣でした。
 これって種明かしなのかもしれないけれど、真似しようとしてマネできるものではないので、バレても平気なわけですね。まさに強者の立ち振る舞いですね。(果たして何になろうとしているのか)

準備万端、おやすみなさい

ついにやってきた、GAMO4fes.2024!

AM11:00 出演者の皆様とパシャリ!
本日はよろしくお願いします!!
主催おさやさん・MCかどちゃんによる開催宣言ッ!!!

 私は本部に配属され、7人の諸先輩方とテントを立てたり、牛乳石鹸を積み上げたり、風船を膨らませたりと着々と準備を進めていきました。私と同じ君彩家ヘルパーのmy sweetくれは、元GM4(がもよん地域アイドル)のチーム最年少わかなちゃん、初登場にしてスーパーエースうだちゃん&なおちー、そして見守りの女神・いつみさん、しおりさん。今、お名前を書きながらお顔を思い浮かべつつ肩書きを考えているだけでも、同じ仕事を通して仲良くなれたことが嬉しくて、にやにやしてしまいましたすいません。
 本部はこのフェスの心臓として、アーティストさんの受付やお客さん達への道案内、ガチャガチャやガラガラ担当など、表に見せかけた縁の下の力持ちとして、GAMO4fes.を支えました。

仲良し本部team ☺︎
ご一緒できて、ほんとーに嬉しかったです

 本部にいると本当にたくさんの人たちに出逢います。がもよんに住んでいてこの街をとっても愛している人たち、毎年がもよんフェスに来てくれる人たち、お目当てのアーティストさんを見に遠方からやってきてくれた方々、たまたま通りかかって、パンフレットを興味深く読んでくださるご家族etc…
 目の前の人にパンフレットを渡すたび、今この人の人生にGAMO4fes.が入り込んだんだなと、壮大な捉え方をしてしまうくらいには、街の人に受け入れられていく・愛されているGAMO4fes.を尊く思いました。当日を振り返った時に、印象に残った大きな部分でした。

 私はガラガラブースをメインで担当させてもらったのですが、そっれがもう、楽しくて楽しくて。笑
 自分が提供した景品でもなんでもないのに、当選した方に「は〜い!牛乳石鹸賞です〜!」とでっかい赤箱をお渡しして大喜びする大人の姿や、おもちゃの赤羽根賞を引き当てた女の子に、その子のお顔より大きなシマエナガのぬいぐるみをドヤ顔で渡したときに見せてくれた、めちゃめちゃほころんだ笑顔が私をすごく幸せにしてくれました。自分が提供した景品でもないのに、です。なんてちゃっかりな役回りなんでしょう。笑
 そんなことを気づけばかれこれ6時間ほどぶっ通しでやってるうちに休憩の時間になり、それと同時に城東商店街のがもよんマーケットも、gamoyon Art laboのがもよんマルシェも、BlanCo.のがもよんギャラリーも全てクローズ…見たかったアーティストももちろん終わっていて、いきたかったたくさんのお店も売り切れ・店じまいと、すっかり遊ぶのを忘れていました…痛恨のミスです…パンフレットに行きたいところたっくさん○をつけて予習したのに…来年は絶対に抜かりなく遊びにいってやるッ!!!

想像以上の集客に、パンフレットも牛乳石鹸も足りない足りない…!汗

 20:30のヘッドライナー(大トリ)の時間になって、ライブ会場の1つであるcafe bar 鐘の音で、我らがSPINIT coffee&clothing の唄井直哉’s LIVEに行く時間を諸先輩方に作っていただき(泣)最後に締めLIVE、そしてエンディングを見ることができました。充実した楽しさと、後悔と、来年への反省が、街と人と食と音楽の混じり合う奇跡みたいな空間で一気に脳内を駆け巡り、ちょっと放心状態になりながら気持ちの整理をする、まるで映画のエンドロールを見ているような時間でした。

Time to Ending…

 GAMO4fes.は、自分の想像の何百倍ものエネルギーと愛で溢れていました。
 おさやさんが2015年にまいた1つの種が、芽を出して花を咲かせて種をいくつも落として、その種が次の年またたくさんの芽を出し、花畑になり、種を作り、芽を出し、を続けているうちに一本の大きな木になり、その周りにおさやさんも知らない花が咲いていたり、いつの間にか蝶や蜂も集まってきて、花畑がどんどん広がっていって…
 ボランティアスタッフへ事後アンケートに協力してもらった際、「続けていてからこその”年輪”のようなものを感じる」という表現をしてくれた方がいて、なんてしっくり来るんだろうと思い、ここに堂々と拝借します。毎年1層ずつ重なっていく年輪が、次の年の土台になっていく。今年のできた層が、10回目の土台に繋がっていくのが本当に楽しみになりました。

 打ち上げはギュウギュウのcafe bar 鐘の音で、みんなででっかい乾杯をして、泣いたり笑ったりして、9回目の夜は更けていきました。

PM9:00 たくさんの種をもらったほくほくの私たちと、頼もしい背中

片付け、翌日の燃え尽きた静けさ

 翌日はゆっくり起きて、ヘルパーズは後片付けに集まりました。
 GAMO4fes.2024の作戦会議所兼楽屋となった久楽庵に出かけて作業をし、お昼もみんなで協賛店舗へ食べにいったりしたのですが、GAMO4fes.開けの蒲生四丁目のなんと静かなことか…!笑
 参加店舗さんは軒並み臨時休業、本当に前日のGAMO4fes.を全力で楽しんで頑張って下さったんだな、という燃え尽き感を感じました。年に1回の大きなお祭りを終えてひっそりと羽を休める参加店舗の皆さんに、来年も楽しく全力で、そして燃え尽きてもらえたらいいなと思います。

後片付けの合間、SAPPORO SOUPCURRY JACKさんにランチに行きました〜!
空いててよかった〜〜〜!ごちそうさまでした〜〜〜!!!

記念すべき2025年・10回目へ

宿題の答え合わせ

 さて、あなたは、このGAMO4fes.2024で「生きた種」を見つけることができたでしょうか?それは何でしたか?
 なんのこと?というそこの君は、1個前のがもよんフェス前日noteに戻ってみてくださいな。

 あなたにとって、GAMO4fes.2024の前にはなかった新しい思いは芽生えましたか?
 今後の人生に影響するような人・もの・コトへの出会いはありましたか?
 ちょっと、調べてみようかな、聞いてみようかな、始めてみようかな、やってみようかな、水をあげてみようかなと思ったことはありますか?
 
 例えば、
 私ケイラの今年見つけた「生きた種」は
”自分も、地元で地域を愛し地域に愛されるイベントを「創る」という覚悟”でした。

 本当は、私はGAMO4fes.前日noteを書いていたので、
・地域に愛される”新しいこと”の始め方、続け方
・人への愛の伝え方と愛され方
的なことを、見ながら学べたらいいな、と予習のような感じで思い描いていました。
 ただ、大変正直に申し上げると、GAMO4fes.2024の全てはおさやさんのまいた種から始まっていて、並外れたおさやさんの行動力・バイタリティ・そしてマメさが養分になって芽をだし、花を咲かせ続けてきたイベントですので、何か技術を盗もうとか、参考にしようとか、全然参考にならないんですね(褒めています)。

 そのかわりに、地域を巻き込んでの大きなお祭りの渦中にいながら、自分の地元に思いを馳せずにはいられませんでした。私ケイラもゆくゆくは地元でゲストハウスを構えたいと思っています。そしてGAMO4fes.を経て、自分もゲストハウスを拠点に地域に還元できるイベントをやりたいと思うようになりました。実際には、やってみたい気持ちよりも不安の方が大きくて、「やれたらいいなあ」くらいに思っていた構想が、GAMO4fes.を目の当たりにして、不安要素は何一つ減ってないけど、なんだか覚悟が決まったというか、「やれたらいいなあ」が覚悟という鎧を着て「やってみたい」に進化したというか、そんな感じです。急に文章の語彙力が失速してすみません。自分の内面の未来の話は、自分にも見えてないものだから文章化が難しいですね…
 でもそんな自分の内面のふわっとした想いを形にするきっかけ=種をくれた機会になりました。この種を大切に育てていこうと思いました。
 
 それから、たくさんの出会いにも恵まれました。
 GAMO4fes.を通して、出会えてよかったと思える人たちがたくさん増えました。この人たちと、来年もまた同じようにチームとして取り組めるかもしれないと思うと、今からワクワクがとまりません。出会いという種が、繋がりという芽を出し、すくすくと育っています。

 皆さんは、何か見つけて来れましたでしょうか?

ひとつのイベントから、”街の文化”へ
こんなお祭りを、私も地元のために創りたいな

特別ではない、でも、とってもめでたい

 さて、大団円で幕を閉じたGAMO4fes.2024ですが、早くもそのエンディングでおさやさんによる「GAMO4fes.2025開催決定!」宣言がされました。ですので、みなさまとまた来年も、がもよんでお会いできることを楽しみにしております。

 来年GAMO4fes.2025は記念すべき10回目の開催。
 本来は11年目ですが、コロナで2020〜2021年が合同開催となったため、回数は来年で10回を数えています。
 10(11)年というのは本当にすごいことです。オリンピックが2周し、小学校4年生だった子が20歳の成人を迎える年月です。でも渦中にいると、きっとあっという間に感じる年月。その長く、短い期間を成長しながら駆け抜けてきたGAMO4fes.が、10回目の誕生日を迎えます。過去最大規模の開催となった今年のGAMO4fes.ですが、来年の10回目では一体どんな風にパワーアップするのでしょうか。どんな化学反応が起こるのでしょうか。そしてどんな花が咲き、どんな種が次に繋がっていくのでしょうか。
 10回目だから他の年よりも大切・特別というわけでは決してありません。どの回もその時の最大の愛を以って開催してきました。そして11回目以降も、きっと10回目以上に成長し続けていきます。でもやっぱり、節目というものはお祝いしていくものです。次の節目に向かって頑張れる儀式でもありますから。

 みなさまにおきましては、ぜひ共にその目撃者、そして協力者となっていただきたいのです。
 それまで、今年見つけた種を大切に芽吹かせておいてください。

 11歳の、10回目のGAMO4fes.も、一緒に創りましょう。

また来年、10回目で!

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