40代オバサンの骨折日記16「ぼちぼち日常生活」(骨折33日目/手術後20日)

4月9日(火)、退院して3日目。少しずつ日常を取り戻そうと、小さな挑戦をしている。

昨日は洗濯に挑戦。洗濯自体は洗濯機がしてくれるけれど、干す作業が結構大変。まず洗い終わった洗濯物をカゴに入れ、洗濯物干しへ持っていくのがひと苦労。松葉杖だとモノを持つのがなかなか大変。松葉杖とカゴをどちらかの手で同時に掴まないといけない。まとめてたくさんやろうとすると、重くて持てないので少しずつ。我が家では、この季節花粉症がひどいので、基本的には部屋干しで、いちばん陽当たりの良い部屋に折りたたみ式の物干しを置いて干している。そこまで持って行ったのはいいが、片足で立って干しているとかなりキツイ。ここにも椅子を置いておくべきだった。どうにか干し終わり、リビングのソファーに戻って一息。これだけのことでかなり疲れてしまった。

お昼ごはんは、久しぶりにパスタを食べてみたくなった。冷蔵庫にあるもので、チキンとキノコのカルボナーラ風クリームパスタを作ることにした。ローラー付きの少し高めの椅子のおかげで、料理は比較的やりやすかった。でも、作り始めてからその都度調味料を足したり、食材を増やしたりと、適当即興料理を作るタイプなので、火にかけながら慌ててあれもこれも思いつきで取ろうとすると焦った。普段ならさっと取れるものでも、右足に気をつけながらよっこいしょと動かないといけないので、結構まどろっこしい。しばらくはちゃんと作る前にいろいろ用意してやらないと危ないなぁと思った。久しぶりにちょっとコッテリしたものを食べられて満足した。

しかし朝から洗濯と料理、片付けで、かなりヘトヘトになってしまった。夕方にはもう何もヤル気がおきず、足もむくんできたので、すこし横になって、そのままうとうとしてしまった。

今日はひとりでシャワーに挑戦した。病院でしてもらっていたように、まず足にビニール袋を被せて、テープで水が入らないようにとめた。風呂場と脱衣所は結構な段差があるので、それに気をつけつつどうにか移動し、シャワーを浴びた。これはある程度病院でやっていたので、要領もわかってうまくいった。自宅だと全てのものがそこにあるので、その辺は楽。足も濡れずにうまくいってよかった。ネットでギプス用のシャワー用足カバーみたいなのがあって買おうか迷ったけど、2000円以上するし、足を通すのが大変なのでは？と思い、とりあえずビニール袋でやってみることにした。なんとかこれでやっていけそうなのでよかった。それにしても右足を守りながら、こけないようにと考えながら、何かをするのは本当に疲れる。シャワーだけでまたもやヘトヘトになってしまった。

こんな日々があとどれくらい続くのかと思うとゾッとする。ゴールデンウィークには大きな予定があるので、それまでにはいろいろ慣れておかないといけないけれど、大丈夫なんだろうか。そう思いながら、夕方また横になり、暗くなるまで寝てしまった。