40代オバサンの骨折日記10「すこし回復」(骨折15日目/手術後2日)
3月22日(金)、手術後2日目を迎えた。だいぶ気分は良くなった。点滴も終わった。さっさとこの鬱陶しい尿道カテーテルを抜いてもらいたい。熱も少しずつ下がり、血圧も少し上がってきたので、看護師さん立会いのもと、車椅子に移ってみる。目眩もなく大丈夫そうなので、早速カテーテルを抜いてもらい、体を拭いて着替えてスッキリした。
術後初めてのリハビリも、絶食していたからかなんとなく体も軽く感じて問題なくできた。手術前から少しずつ練習をしてきたおかげで、最初はかなり難しかった松葉杖にも慣れてきて、病棟一周は余裕でできるくらいになってきた。怖かった階段も少しずつスムーズに登り降りできるようになった。
手術前までは、転院前の病院でつけられたものを使っていたけど、手術後はシーネという固定具の形状が少し変わった。わたしの主治医の先生はとてもとても慎重で少し独特な方らしく、看護師さんたちは口を揃えて「こんな形のシーネ見たことない!変わってる〜!」と言っていた。わたしは何もかもが初めてなので、えっそうなの?と少し不安になったけど、適当よりは慎重で丁寧ならまぁいいか、と考えることにした。