片思いの戦略(不倫)
こんにちは!
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
クリスマスも近くなってきましたね。
街にカップルが多くみられるこの時期、
カップルに擬態して不倫交際を粛々と続けられているみなさんは
私と同じ種類の人間ですね。
先週彼に会ってきました!
どんなデートだったかはまた連載の「今日から不倫をやめてみる」のほうに書こうと思います。
デートのなかでとてもいい気付きがあったのでそれについて今日は書きたいなと思います。
楽しいデートの別れ際、私たちは次回会う予定について話していました。
彼の仕事のスケジュールは不定期なので、
「つぎのスケジュールがわかったら教えて」といったのですが
彼は、
「効率よく仕事をするために、休みだった日が仕事になったり
仕事だった日を休みにすることがある」
「会う予定を立てるのが難しい仕事で・・・また連絡する」
と言われました。
私は咄嗟に
「会いたくないの?」といってしまいました。
彼は「そんなことないけど・・・また連絡する」
とだけ答えました。
動揺した私、ムカついた私は
「そっか、じゃあまた連絡して。バイバイ」
と言ってその場を離れることになったのです。
あんなに楽しいデートだったんだからもう少し笑顔で別れてもよかったはずなのに。
30分後くらいに彼から忘れ物についての連絡がきましたが
既読無視をしました。どうも許せなくて。
私は彼とのデート、彼と会う時間を本当に大切にしています。
そのために服を買うし、ダイエット頑張るし、予定を調整します。
一方の彼は例えば私とのデートの日、
「その日に仕事が入ったから、仕事優先するわ」と言えるような相手(私)だと思われているんじゃないかということに腹が立ったんです。
だけどそれってどうなんでしょう。
もちろん私は彼に対して愛情があり、大切に想う気持ちがあり
そしてそれを同じだけ返してほしいと願うのが普通だと思います。
けれどそううまくはいかない。
あるいは私にとっての全力が、彼も全く同じ形かと言われたらそうでもない。
例えば、連絡を毎日とるのが普通の人もいれば
2-3日に1度が普通の人もいるように
そして彼にももちろん「私にはわからないこと」があるはずです。
それは仕事の予定だったり、家族のことだったり。
そんな中、いつも合間をぬって会ってくれているにしては片手間に相手をされているようには感じないし
大切にしてくれているなぁという実感があります。
そうして今回の小さなモヤモヤをひとつひとつ整理していきました。
彼に仕事が忙しくて次回の予定を立てるのがむずかしいと言われた
↓
私はそれを「私になんて会いたくないんだ」と思いこんだ
↓
けれど
・私にとって予定を変更するのはたやすいが彼はそうじゃないかも
・彼には彼にしかわからない事情があるのかも
・会う以外にもこまめに連絡をしてくれたり気遣ってくれるような連絡をくれたりしている
↓
だから
彼は彼なりに私のことを大切にしようとしてくれている、と信じよう。
いつも会う予定を立ててくれるように、きっと次回も予定を立ててくれる
それを整理するのに2時間くらいかかってやっと彼に
「今回本当に楽しかった。
また会える時は連絡ほしいな、けど無理しないで大丈夫。
いつも会ってくれてありがとう!」
と送ることができました。
これがきっと最適解だったと思うし、案の定手ごたえのある返事がかえってきました。
この出来事を表面から見ると
「彼のことを信頼する・しよう」になると思います。
けれど別の面、裏面から考えてもみたいのです。
私の立場的に、彼からは「奥さんとは離婚できない」とはっきり言われていて
この関係はあくまで「私の片思い」だという自覚があります。
惚れた方が負け、とはよく言ったもので
ならば惚れた相手にはいつもできるだけ元気でニコニコしていてほしい。
舐められてもいい。都合のいい女になってもいい。
なんでも許して、とことん甘やかして
「私」という存在を信頼して、いつしか「かけがえのないもの」、
「手放せないもの」として思ってもらえばいい。
彼の心の中に巣作るように私という存在を少しずつ自覚させていく。
そうすることで、いつしか彼の心が私でいっぱいになる日がくるかもしれない。
あるいは私が気まぐれで彼から離れたとき、
彼に特大のダメージを負わせ、深い傷を残すことができるかもしれないと考えるのです。
彼へ、
どうぞいくらでも私をぞんざいに扱ってくれて構いません。
私はそのすべてを許し、そしていつか
私がいないことが考えられないほど、あなたは私を手放せなくなる。
私にとって、今彼にされた辛いことは
すべて未来につながるチャンスだと捉えています。
それが私の片思いの戦略です。