家を建てよう
愛知県での生活に少しづつ慣れようと毎日一生懸命暮らしておりました。
主人は転勤後は夜勤がなくなり、少し家族らしい生活になってきました。
そんなある日、会社から土地を46軒分譲するので購入しないかと
主人と同世代の家庭に連絡が入りました。
長女も小学校に上がる年齢が近づき
「家を建てる」ということを真剣に考え始めました。
でも、会社の人たちばかりに囲まれて暮らす息苦しさを
横浜でいる頃にとても感じていたので
どこか他のところはないかな?と探しておりました。
探し始めて1ヶ月くらいしたある日曜日
初めて近所の神社で開かれている朝市に行ってみました。
すると野菜のお店を出していたおばあさんに
「見かけない顔の人だね、どっかの会社の人かね?」と聞かれました。
主人の転勤で横浜から引っ越してきたと話すと
急にそのおばあさんが
「家は建てないの?土地買う気はないかね?」と聞いてきました。
私が土地を探していることがどうしてわかったのか・・・たまたまだったのか?
分かりませんが
主人にそのことを話すともちろん反対しましたが
すったもんだの末にその土地を購入することに決め
家を建て、それが今住んでいるところなのです。
家を建てたのが昭和48年、
そしてその翌年の昭和49年3月に新居に引っ越しました。
こうして愛知県に住まいを決めて
地に足をつけて暮らして行こうと決めました。