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PENTAX K-50の絞り不具合の修理

初めて一眼レフカメラを買って1か月ほど使っていましたが恐れていた黒死病といわる症状が出てしまいました。
最初は問題なかったのですが、2週間後くらいから電源を入れて最初の何枚かが黒くなってしまったり、暗めの写真が撮れてしまう場合が多くなってしまいました。
このあたりは事前に調べていた方法で対処することにしました。

消磁

カメラの中にある絞りの機能に電磁石が使われているらしく、これに使われている部品が磁力を帯びてしまい想定外の動作をしてしまうとの情報がありましたので、ネットで見た消磁機を作って対処してみました。
ですが、何度試しても一向に改善しませんでした。
中にはこの対応で治るのは疑問だと言っている方もいましたので、これで治ればかなりラッキーということかもしれません。

部品交換

電磁石の部品を昔のPENTAXカメラの部品と交換する方法です。
フィルムカメラ時代のMZ-7、MZ-50あたりの部品と交換できるとの情報がありました。
自分で分解して部品取り出すもの大変そうなため、オークションサイトで部品のみ購入して対応するようにしました。

交換対応

実際に部品交換したところ、今のところ問題は出ていません。
使い始めて2週間くらいから割と暗めな写真多いなと思っていましたが、交換後は電源入れてすぐでも明るい写真が撮れるようになりました。
しばらく使って経過を見てみようと思います。

左が交換するもの、右側がK-50の電磁石
交換した電磁石

交換方法はもっと詳しく解説したサイトがいくつかありましたので、そちらを見たほうがよいと思います。
ここでは、苦労した点をまとめておきます。

前面パネルの外し方

前面パネルは本体と切り離しができないようで、右側に開く形で外す必要があります。
このときに見える大きいコンデンサ?は触ると感電するみたいなので注意です。

右側は固定されているので本を開くように開ける

ラバーのはがし方

当たり前のことなのかはがし方書いているサイトがなかったのですが、底面のパネルを外した後だとラバーとパネルの間にアクセスしやすくなるため、とてもはがしやすいです。
最初、すきまにマイナスドライバーなど入れてみようとして、うまくいかずどうしたものかと思ってしまいました。

電磁石のねじの外し方

電磁石のねじには接着剤がついているようで、力任せでは外せなくなっているようです。
綿棒に無水エタノールをつけて溶かしてからでないとねじを外すのが難しいです。
何度やっても外せなくてかなり焦りました。
ねじの周りの赤くなっているものが接着剤のようです。
また、電池ボックスの部分が邪魔をしてドライバーを斜めにしないとアクセスが難しいです。
私はダイヤル部分を外して少しアクセスしやすくして対応しました。

ダイヤル部分はねじ止めされているだけ

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