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葬られ方
日出町は #二階堂美術館 のある町。
焼酎二階堂のお膝元で、
昨年の夏、町長選挙でイスラム教徒の方の埋葬地を提供したいという
当時の現職が負けた町でもあります。
ここ、下関から車で2時間程度。
物価も安いし、中心地に主要施設が集中しているのでとても便利。
最近のお気に入りは #デカ弁 です。
で。土葬ってそんなに忌み嫌われないといけないモノなんでしょうか?
私は父の本棚から幼い頃に妹尾河童さんの本を読んで、
世界に埋葬方法がたくさんあるのを知っていました。
父方の高祖父以前の墓は土葬で、自宅から徒歩数分にありました。
大学進学迄の両親の保護課の間は行く度にお墓参りに行っていました。
土葬を忌み嫌うのか、イスラム系の方が街に入って来るのが嫌なのか。
ちなみに私が良いな、と思っていたのは鳥葬でした。
日本では絶対に無理なんですけどね。
今は海への散骨希望しています。魚の餌になるならなりたいです。
骨壺に入るほうが不健全だと思うんです。
人も生き物です。いつかは土に還るんです。
これだけ少子化が進んじゃったんです。
人が本当の意味でなくなるのは、
生きている人の記憶から消えた時だと言います。
お墓問題はもっと自身の意思を表明しておいたり、
家族で話し合っておいた方が良いと思うし、
人口減りまくっている日本に来て下さる方々がいらっしゃるなら、
中心地にドーンと土葬墓地作るとかじゃないなら、
しっかり管理してくれるんであれば、
見た目もとても悪い太陽光発電のパネルの山々よりも、
良いんじゃないかと思うんです。
コロナ禍に実父は癌で他界しました。
熟考の末に葬儀一切に参加しませんでした。
その後、バタバタとしているのと遠方なのとで未だ墓参りはしていません。
親不孝でしょうか?
毎週末の宅呑みの際は、実父と夫の父その他に献杯してますし、
父を忘れたことは一日たりとも無いです。
おでこから目までが父そっくりなんです。
毎朝鏡を見ては「お父さん?」と驚いちゃうんです。
いやー、生きてるよ。
父は常識人でした。そんな父の本棚から拝借して読んだ本で、
私は中学になる前から埋葬方法に興味を持つ変人に仕上がりました。
でも、土葬に目くじら立てる人々の方が変だと思うんです。
日本だってちょっと前までは土葬だったのになぜ?と。
※画像は先日二階堂美術館にいった帰りに撮った太陽光発電施設です※