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NHKと私(爆)
※画像は捕まえたら放さないコールセンターのイメージです※
1週間もたなかったので、履歴書に入れていない黒就職履歴です。
20歳代後半・1990年代後半のお話です。
#記憶を記録する 番外編です。
隣の100万都市のNHK局の、契約的にはアルバイトだったのかな?
「デスクワーク」の仕事に応募して何故か高倍率の中勝ち抜きました。
意気揚々と入ったら…受信料の督促のコールセンターでした。
気の強そうな二十代前半のお姉さんばかりのフロア。
20人位はいたでしょうか?
受信料督促の葉書や封書を受け取った方からの電話対応が業務でした。
※督促の書面にビビってはいけません。
電話をかけたが最後、番号は登録され、以後、使われ続けます。
コールセンターの一番の仕事は、
電話をかけてきた先にNHK集金人を派遣するためのアポを取ることでした。
通常のNHK集金人で対応しきれない場合に対応する方もいました。
端的に言って、ヤクザでした。
深夜早朝に住人の出掛ける所を狙って張っているのが彼らでした。
「倫理的におかしくないですか?」
と問ってみましたが、
「払わない方が悪いんだ」の一点張りでした。
電話を受けた先輩方は、掛けてきた先を放しません。
人それぞれ理由はある。免除される家庭だってある。
でも、基本支払わせようというのがスタンスでした。
私には、高利貸し業者にしか見えませんでした。
やり方はそれぞれでしたが、電話を掛けたら負けだと思いました。
私にはできない仕事でした。
ここ、唯一良かったのは、女性トイレに個別の収納箱があった事です。
生理用品ほか、私物が置けるシステムなんです。
転職は両手では納まりきれませんが、他の職場で見た事ないです。
月曜日に入って、水曜日に食事が喉を通らなくなり、先輩に叱られ、
金曜日に同僚の出勤時刻前に出て、上司に正直に話しました。
「あなたにはできないお仕事ですね」
「分かりました、事務処理するのでこのまま帰ってください」
と穏やかに承諾してくれた後、
「僕も娘にこの仕事はさせたくないですから」
と言われたのが忘れられません。
これを機に、テレビを廃棄し、受信料支払いを止めました。
テレビが無くても生きる上では問題ない人間だと分かりました。
以来、夫と籍を入れるまではテレビ無し生活でした。
2019年の参議院選挙の比例の政党名、
「N国」か「れいわ」かで悩んだのは、当時の記憶があったからです。
結局「れいわ」にしましたが、「れいわ」も今はこの有様です。
私には見極めるチカラがまだまだ足りません。
ただ、「N国」でも「れいわ」でも未来永劫絶対にないのは分かります。
受信料がおかしいのは良く分かります。
ただ、NHKを「N国」はぶっ潰しません。
NHKを変えることが出来るのは私たち一人一人です。
まだ、あのコールセンターがあるのか分かりませんが、
やっていたのがNHK自体だったというのは事実です。
美容やダイエットの通信販売のコールセンターと同じ空気で、
(こちらも凄い倍率を勝ち上がって1週間でリタイヤしました)
とても報道を司る場所の業務ではなかった。
いつか、NHKを正しく糾弾してくれる政治家が生まれる事を願っています。
その時は、その人を支援します。