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[旧裏]VSフォレ研考察
前書き
「フォレトス研究所」という謎の集団が存在する。
何をされている集団かは不明だが、きっとフォレトスの研究をしているんだろうな…
そんなサワムラーを研究している集団と団体戦をすることになった。
こちらは「旧裏界隈の組織の中でも最底辺に位置するクイズ奥の手三銃士」(この動画の0:56あたりにより公式となっている)
この2チームによる団体戦を行う事となった。
今回はメタデッキを組んでいいとのことなので対戦相手にぶつけるデッキをどのように決めたかを書いていく。
VSあさしるさん(なんかメモがこの表記だった)
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フォレ研一人目の刺客はSMB(シークレットメガバトル)の運営をされているあさしるさん。SMBは関東で開催されている旧裏の大会、そして自分は関西で活動している旧裏勢なので…あまり相手の情報が無い!?
そこでなふださんより提供された情報を元にデッキを組む。
そこで貰えた情報を簡単に箇条書きすると
・相手の使用デッキを読むことが困難
・相手をわからせる傾向がある
デッキを特定することが困難だということがわかった。気になるのは2行目のわからせる傾向がある。
ならば自分の癖と逆になるデッキを握る必要があるだろう。
そこでまずは自己分析、自分が思うタコトプスとはどういう人物だろうか
・マイナーカードが大好き
・低火力でも個性的な技を好む
・害悪デッキも大好き
・ロマンコンボ大好き
・クイズ大好き
・キマワリ大好き(今回は関係なさそう)
これをひっくり返すと
・メジャーカードで構成
・中~高火力を使う
・正統派で殴りに行く
・シンプルに
・クイズは捨てろ
・ごめん嘘は付けない。やっぱキマワリは可愛い
こんな感じか。これらを満たすデッキを自分のメモ帳から検索すると…あった
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なんと普通のグドラベトンにかなり近い。こんな普通すぎるデッキがメモ帳に残っているのかと自分でも信じられないぐらい普通。
このデッキを大会に出さなかった理由も普通過ぎてつまらないが理由だし…(通信進化ゴローニャを持ってないのもあるっちゃある)
このデッキがどれぐらい条件を満たしているか見ていくと
・メジャーカードで構成
グドラベトンはメジャー
・中~高火力を使う
ゴローン(neo3)は中火力、進化系のゴローニャはどちらも高火力
・正統派で殴りに行く
やることはひたすら殴るだけ
・シンプルに
余計なコンボが無く本当に殴るだけ
・クイズは捨てろ
そんなカード入れてるやつおる
・ごめん嘘は付けない。やっぱキマワリは可愛い
関係ない
完璧だ。
更に更にこのデッキは旧裏プレイヤーの708さんとはんしんこーそくさんのデッキを参考(ほぼまるパクリ)にしている。
https://twitter.com/B9i3WZcATuSd1xr/status/1317807958256881664
本日の高槻大会
— はんしんこーそく(旧裏プレイヤー) (@B9i3WZcATuSd1xr) October 18, 2020
ゴログドラべトン
1、vsメガバナナッシーLO勝ち
2、vsやさしいカイリューネール負け
3、カラスわるクロコダック負け
4、カスミのパルシェンヤドラン勝ち
1~3戦全てデッキ相性が悪い相手とのマッチングだった。
グドラと闘の組み合わせは可能性を感じるので改良の余地ありそう。 pic.twitter.com/TABshkNaTC
つまり自分の色が完全に消えている。これは完璧なメタデッキメタではないだろうか。
この二人がフォレ研の人ではないのもでかい(フォレ研プレイヤーの考察したデッキで勝つのはなんか違うし)
これであさしるさんに挑むことにした。
VSうっどさん
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うっどさん二人目の刺客はパソ通杯やらを開催されているうっどさん。突発に関東でオフ会を開いている印象が強い。自分は距離的に参加は出来ないが…こちらも関西で活動している自分はあまりデータを持っていない。
なふださんの情報によると
・ロングゲームが得意
・わるラフ等詰ませてくることも
・フォレ研全員のメタデッキを作ったことあり
また自分とうっどさんは覚えてる限りで2回オンラインで会う機会があった。その時に自分が使っていたデッキが
https://note.com/kimawariwarauyo/n/n7714b96e9d69
くっそ尖った害悪デッキばっかじゃねか!!
よりによって一番尖ったデッキを握っているときに限って会っている印象だ。(どっちも「夜の廃品回収」0で笑う)
なので今回はこれと逆の動きをするデッキであることは絶対条件としデッキを考察。
つまり「高火力でごり押す」デッキを組めばいい。
そこで最初に上がったのは「川村のようなデッキ」レシピは非公開だがとにかくそんな感じのデッキだ。
※「ウィンディ(第一弾)」と「マルマイン(第一弾)」で2ターン目から高火力を連発して相手が展開しきる前に倒すデッキ
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これらを握りうっどさんのブログにある過去のデッキ達とエアバトル!!
※妄想で戦う事
その結果…負けまくった。
敗因は多投されている「エネルギーリムーブ」だ!!
「マルマイン(第一弾)」が早い段階で剝がされてサイド数で全然アドバンテージが稼げない。これではどうあがいても勝てない。
しかし「エネルギーリムーブ」に強いデッキに切り替えようにもそういうデッキは大抵がエネルギーの少ない低火力でアグロするデッキ。それで組むとこんどは高耐久ポケモンのカモになってしまう。
うっどさんの「高耐久」+「エネルギーリムーブ」はもはや無敵なんだろうか?どこかに「高火力」で「エネルギーリムーブ」耐性のあるポケモンはいないだろうか?
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いた!!!!!!!!!!
ちょうどそのうち高槻殿堂に持っていこうとしていたこんなデッキがあるので(6月駿河屋に持って行った)
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ただこんなにクイズが多いと「ミニスカート」された時に手札が悲しいことになるのでクイズを減らして「ミニスカート」耐性を上げる
その結果こんな形になった
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アタッカーをバクフーン1本にすることで変なハメをされないようにした。「マグカルゴ(neo3)」などを入れるとデッキパワーが上がるのは間違いないが不意の「エネルギーリムーブ」で動けなくなる可能性が高くなるので今回は無し。
またクイズを1枚だけさすことにより「フォレトス」を使ってこないであろうフォレ研を煽ることが可能になっている。なふださんもクイズ1を入れるとの話をしていたのでマウントは完璧にとれる。七男さんはこの段階では何も聞かされてなかったがどうなるだろうって考えていた。
※フォレ研は研究した結果フォレトスは弱いという結論で終わったので出さない事自体何の問題もない
マウントも取れて対策もおそらく完璧なこのデッキでうっどさんに挑む。
VSぷーさん
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旧裏を始めたのが同時期の第一回駿河屋高槻という自称ライバル扱いしてる。フォレ研の所長ぷーさんが最後の刺客。(実績の差は知らない)
3人の中では一番相手のデッキが読みやすくメタデッキも簡単に組むことが出来た。これは楽な相手か…
いやそんな訳がない。確かに傾向はわかっているが、メタを入れたぐらいでは勝てないのが高火力の恐ろしいところ。単純な話、相手は技を6回言うだけでゲームに勝ててしまう。相手も高火力を6回通すためにあらゆる手段を使ってくることが予想される。そう、高火力デッキはいくらメタられようが勝ち筋はいくらでも作れるところが恐ろしいところ。だからこそぷーさんもデッキの特徴は変えてこないだろうと予想できる。
またぷーさんは新殿堂最強候補のデッキを編み出しておりそれは「ミニスカエンテイ」だ。初手で「ミニスカート」を使って相手の動きを止め、その間に「エンテイ(neo3)」でエネ加速「ファイヤー(拡張シート赤)」で殴ってイージーウィンするデッキ。シークレットメガバトルでも上位をキープしているようなとても恐ろしいデッキである。もちろんこれもメタらないと勝てない。
(古いけど多分これが一番詳しい?)
そこで今回自分はメモ帳にもストックしていない完全新規のデッキを組み、ぷーさんに挑む
そのデッキがこちら。
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(世界一相手したくないデッキコンテストにでも出るのかな?)
まず初手に「バリヤード(ジャングル)」か「エリカのミニリュウ」が居ないならたね1マリガンしてなるべくそいつらからスタートするようにする。
そしてひたすら耐えて相手を詰ませる盤面を作り基本的にはLOを狙うようにする。ぷーさんはバリヤードメタとして「スリープ(ロケット団)」を使う事が多いのでそれは「ヤミカラス(neo1)」で縛る。それ以外は「バリヤード(ジャングル)」で詰むことが多いのでそれで詰ませる。
こんな感じで地道に相手の詰み盤面を作ろう。
ちなみにこのデッキはLOデッキにしては一枚足りないカードがある。
これは単純な入れ忘れである。
この世界一相手したくないデッキでぷーさんに挑む。
順番
戦う順番を決めるのだが
とりあえず七男さんが最後がいいと言ったので七男さんが最後。
自分となふださんは正直どっちでもいい感じだったのでとりあえず自分が先発を務めることにした。
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対戦動画
運よく全員と対戦出来ているのでこちらから確認して欲しい。
もし全部勝ち試合なら本戦、負け試合があったならフリー対戦をしているはずだ。
ここから先はこれらを全て視聴している前提での後語りとなるのでネタバレ注意
試合結果(動画のネタバレ注意)
結果として全勝出来てしまった。
それぞれの試合を振り返ろう
VSあさしるさん
・色が相性良すぎてラッキーだった
・めんどくさいギミックがベトベトン1枚で止まったのもおいかぜ
・フォレトス使ってるじゃねーか!?もっとクイズ入れるべきだったのでは!?
・デッキのパクリ元であるはんそんこーそくさんはあさしるさんとはライバル関係、図らずしもライバル対決となる
総評
試合には圧勝したが読みを外し「フォレトス」を使われたことでデッキの中身でボロ負けした。「フォレトス」入れてくるならもっとクイズ入れるべきだった…
これはサワムラー研究所とかいってバカにしている 場合ではない。
ただ今回は幸いにも対戦の結果で勝敗が決まるのでよかった。
しかしなんなんだこの敗北感は
VSうっどさん
・予想通り「エネルギーリムーブ」だったので相手の殿堂は実質潰せた
・過去の傾向から無色タイプを意識してか闘タイプを入れてきた。
・「キングドラ(neo3)」が普通にキツい。事前の情報から予測もできたはずなのに…これは完全に失敗
・しかしそれ以上に相手は事故ってくれたのでなんとかなった。普通にやったら負けていただろう
・コイン強すぎて笑う
・ルールはしっかり守ろう
・クイズは完璧に刺さったのでそこは高評価
総評
悔やまれるのは「キングドラ(neo3)」を警戒すらしていなかったこと、もっとしっかり傾向を調べていればわかったはずのことなのでおしい。結果的に勝ったとはいえ悔しい。ただ逆に「エネルギーリムーブ」を多投してくるのは調査通りだったのですごく嬉しい。これは部分点をあげたいところ。
またクイズをしっかり使用できて本当に良かった。もしサイド落ちとかしていたら恐ろしい…
VSぷーさん
・いきなりこんなもの動画で見せていいのかってぐらいお互い事故る(動画編集の七男さんマジごめん)
・野原の運はかなり良かった
・「にせオーキドはかせ」どこ?????
総評
「にせオーキドはかせ」入れ忘れはダメだろ。なんとか勝てたけど…
あと盤面が終始地獄で動画映えしなさ過ぎて泣ける。勝つために犠牲が必要だった…まあでもこの害悪デッキこそ一番タコトプスらしい気もする。
マジで害悪大好き。
あとがき(動画のネタバレ注意)
というわけでクイズ奥の手三銃士VSフォレ研どうだっただろうか
旧裏ではあまりないチーム戦だったり一人の人を徹底的にメタったメタデッキを作る対戦があまりにも新鮮に感じた。
自分らしくないデッキを作ることを目標に作成したため普段と比べて自分らしくないデッキが多かったかもしれない。
まあでも自分自身そういうデッキを使う事も大事かなと思っている。
変な動きのデッキを作る上で大事なのは色んなデッキの動きを知ることだと思うし、場合によってはメジャーカードと組むことで真価を発揮できるマイナーカードもたくさん存在している。
だからこそメジャーカードの特徴もしっかり見極める必要があると考えている。
おまけ(動画のネタバレ注意)
「カツラの奥の手は!?」
タコトプスの「カツラの奥の手」デッキといえば「R団のサンダー」を入れたデッキがある。
杉並殿堂2021だがこの記事のようなデッキだ。
勿論このデッキは今回の対戦を行ううえで真っ先に候補に挙がった。
昔は新殿堂で組んでいたので殿堂自体は問題ではないのだが(レシピは残ってなかった)、では何故このデッキを使わなかったのだろう。
理由は簡単で誰にも刺さらないから
・VSぷーさんは高火力で「R団のサンダー」がワンパンされるのでどうあがいても勝てない
・VSうっどさんも「エネルギーリムーブ」多投&高耐久相手だと「エレクトロバーン」が使いづらく「鋼エネルギー」を不意に剝がされた瞬間辛くなるだろう
・VSあさしるさんはワンちゃんあったけど…記事を公開してる以上このデッキは確実に意識してくるだろうと考えて持っていけなかった
こんな感じで没になった。「カツラの奥の手」は他にも様々なタイプを開発しているが、どれも環境読みデッキで安定性に欠けるものだったので厳しかった…
まあそもそもタコトプスさん自体元々「カツラのクイズその3」の人なのでセーフってことで。
まだ対戦できなかった「なふださん」や「七男さん」のフリー対戦対戦動画が上がる予定なのでその時にこの二人が「カツラの奥の手」を使ってくるのか
それはお楽しみに