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うんざり会主催"TAG!TAG!3on3"優勝(個人全勝)ハンデスゾロアーク

こんにちは。最近はブラッククローバーというアニメにハマってます、くましんです。今期のアニメはダンまちⅡと変好きが特に気にいってます。

今回は2019/7/14に行われました、福島県のうんざり会様主催イベント"TAG!TAG!3 on 3"にチーム「しょてかっきー」として参加してきたのでそのレポートを書きたいと思います。

まず、今回運営やゲームの進行に携わってくださったスタッフの皆様に感謝申し上げます。チーム戦というのは久々だったのでとても新鮮で楽しかったです。

今回の大会の要項です。
[ルール]
・SM11aまでのスタンダードレギュレーション
・プロキシ、コピーカードの使用可

[大会形式]
予選:1試合1ゲーム先取のスイスドロー方式(全4回戦)
本戦:予選上位8チームによるトーナメント方式

制限時間は25分、経過後の処理は公式大会に準ずる。


チームメンバー

・すずはや(リーダー) (@10suzuhaya)
高校生にして僕たちのリーダーを務めた(適当にノリでリーダーに選ばれた)。ポケモンのゲームの方ではレート2000を越えたこともある猛者であり、カードのほうでも冷静なプレイングをする。日に日に上手くなってるので恐らく既に僕より強い。今回は安定した立ち回りのできるルガゾロを使用してもらった。

・みっきー (@miCky86poke)
社会人一年生。最近カードのレアリティが急激に上がった。シティリーグでは2回ベスト8に入っており実力は十分に備わっている。もちろん僕より強い。今回の彼の役割は岩手から福島へ僕たちを運ぶこと( )。デッキは直前まで悩んでいたが、高火力突破が見込めるレッドパーフェクション(炎ミュウミュウ)を使ってもらった。

・くましん (@raythea_pkmn)
大学生。ポケモンカードが好きなのでCLやJCSにもよく遠征しているが実力が伴っていないので何の成果も得られずに帰ることが多い。シティリーグ宮城(シーズン4)ではベスト8までなるもデッキ不備により失格するという過去をもつ。最近では自虐ネタとして使っている。今回は勝率9割に近い戦績をもったハンデスゾロアークを選んだ。

デッキ解説

このデッキを作成するにあたって、チームトキワの楓さんの記事を参考にしました。ぜひこちらの記事も読んでみてください。

そしてこちらが当日使用したデッキになります。

ポケモン
ゾロアークライン4-4
とりひきで自分の選択肢を増やすことのできるポケモン。このデッキのコンセプトが「相手のハンドを0にしてライオットビート」でムサシとコジロウを使うためこちらの手札が多い必要があるので最大枚数。

ペルシアンライン1-2
コンセプトを果たすうえでペルシアンは必要なのでサイド落ち考慮で2枚。進化元のニャースはメタモンと合わせて2枚で良いと考え1枚にしました。この枚数で20戦以上やってますが困ったことは一度もなかったです。ニャースはねこびよりが強いのでこのニャースを選択しました。デッキにロケット団が揃っているのがエモい。

アローラベトベトンライン1-1
ハンデスした後にジラーチやテテフ、デデンネで解決されることや、ミュウミュウの動きを阻害するためのポケモン。SM環境始まってからずっとゾロアークと組んできてるので言わずと知れた強さを誇ります。

ルカリオ&メルメタル 1
ハンデス&フルメタルウォールで相手の動きを止めるポケモン。たまにヘビーインパクトで殴ります。こちらが先攻だった場合ハンデス&きぜつで済んでしまうことが多かったため1枚にしました。ミュウミュウやレシリザ相手によく投げます。

メタモン◇ 1
入れない理由なしです。

マーシャドー(リセットホール) 1
相手の無人発電所をはがすための手段。ボール系統が多いわけではないですが、スタジアム2枚と合わせて解決札が6枚なのでなんとかなるだろうと思ってこの配分にしました。実際、今回困ることはなかったです。ブロアーよりもアクセス手段があること、ペルシアンの打点を上げられることからこちらに軍配があがりました。

テテフ 2 デデンネ 1
安定の枚数ではあると思いますがテテフ2落ちした試合はマジでしんどかったです。デデンネは強引にダブル無色エネルギーなどの必要札を持ってくる役目があるのでやはり強いです。

マタドガス 3
ムサシとコジロウでトラッシュするとおまけで相手がさらに1枚トラッシュしなきゃいけなくなるポケモン。1試合で2回以上ハンデスするので3枚あると相手のサイドが4以下の時から積極的にリセスタムサコジマタドガスが狙えます。ちなみにメタモンから進化して1エネでたいあたり40点を撃つこともできますが今回はしなかったです。鉢巻つけるとミュウミュウに140点入れられるのでバカにはできない(?)。


グッズ
プレシャスボール 4
リスクなしでGXを持ってこれる最強カード。実質ゾロアークが8枚になります。ペルシアンにもなるしテテフやデデンネにもなります。減らす理由よりも減らさない理由のほうが強いので4枚。

ハイパーボール 2
大体がウツギとプレボで持ってこれますが、マーシャドーやアローラベトベトンはこれで持ってきます。2枚トラッシュはやっぱり結構しんどいかも。

ポケモン通信 1
直前までブロアーでしたが安定性をあげるため差し替えてみました。結果としては成功で、事故率がこの1枚で大きく減ったと思います。もう1枚あれば完璧だけど枠がない。。。

リセットスタンプ 3
みんな大好きリセットスタンプ。コンセプト遂行に必須のアイテム。これとムサシとコジロウでハンデスをします。相手がトップに全てをかけようとしても、ドロソ引いても解決できない盤面を作ることを心がけているので相手は確実にテンポロスをします。試合中に確実に2回は決めていきたいので3枚。

こだわりハチマキ 2
ライオットビートの素点が最大120なのでレシリザやテルリザをはじめとしたTAGにはハチマキを入れないと届かないので試合中1枚以上は必要なことから2枚。わりとデフォルトな気はします。

Uターンボード 1
目の前にいるポケモンにフルメタルウォールの奇襲をかけたいので逃げエネ0のポケモンがいると遂行しやすくなります。ゾロアークデッキに逃げエネ0がいると助かるなぁと感じた人も少なくないと思います。

レスキュータンカ 1
これもデフォルトな気はする。0は個人的に有り得ないです。トラッシュからマタドガス持ってきてムサコジ撃つのも珍しくはないです。

ともだちてちょう 1
これもデf(ry。場合にもよるがムサコジとグズマを1枚ずつ戻すことが多いです。


サポート
ウツギ 2
9割方の試合で初手にうちたいのでサイド落ち考慮で2枚。

シロナ 2
ゾロアークに入るドロサポといえばシロナだと思います。シロナ持ちながら初ターンにウツギうてると安心感がある。

リーリエ 1
縦引きできるサポ。基本的にとりひきの材料になることが多いが初手リーリエのほうが強いときもあるのでこれをシロナにする択はないと個人的に思う。エリカは序盤の動きに強くないのでリーリエにしました。デッキのドロサポは3枚なので最低限の枚数だと思います。

ムサシとコジロウ 3
今回のデッキのコンセプト。相手のハンドなくして盤面からエネルギー消せばだいたい勝てます。何回も言ってる気がしますが2回はハンデスしたいので3枚。

グズマ 3
これもデf(ry。同時にムサコジができないのでカウンターキャッチャーにもしてみたがキャットウォークの要求札が多くしんどかったのでグズマだけになった。結局普通にカラマネロとかのシステムポケを倒しにいくことのほうが多い。

アセロラ 1
主にスぺネク、ゾロアーク、ドラゴンミュウツーに使うことの多いサポ。基本的にサイドをとらせていくデッキではあるがとられすぎると押し切られてしまうので疑似回復手段は必須だと思います。


スタジアム
テンガン山 2
とりひきやムサシとコジロウで基本鋼エネルギーを捨てやすくなります。役割はこれだけですががめちゃんこ強い。

無人発電所 1
ゾロアーク相手にハンデスしたいときやミュウミュウを動けなくするときに使います。デデンネによるトップ解決も嫌なのでアロべトの代わりになったりもします。


エネルギー
ダブル無色エネルギー 4
説明は不要だと思います。

基本鋼エネルギー 3
本当は4枚欲しいカード。ルカメタがヘビーインパクトすることは多くないですが最近はアローラペルシアンGXを相手にするときに必要なのでテンガン山と一緒に大事に使っていきたいところ。

トリプル加速エネルギー 1
ペルシアンの奇襲用、ゾロアークの応急エネルギーなどに使えます。1枚で十分。


デッキの回し方

デッキのコンセプトは「相手のハンドをなくしてひたすらライオットビート」です。したがって相手のハンドをゼロにするためにリセットスタンプとムサシとコジロウを大事に使っていきます。

序盤はウツギから入って2ターン目にゾロアークを1体(できれば2体)たてましょう。基本的にウツギで持ってくるポケモンはゾロアゾロアメタモンで大丈夫です、メタモンがサイドにいる場合はニャースを持ってきましょう。このデッキは総じてカウンター型のデッキです。最初から急いでサイドをとりにいく必要はなく、手札の充実と盤面の完成を意識してください。もちろん相手のテンポを遅らせるためジラーチやカラマネロなどのシステムポケモンは狩りにいきます。

相手のサイドが4枚以下になったところでとりひきとキャットウォークを駆使してハンデスをしかけにいきます(中盤ハンデスと呼びます)。アローラベトベトンがいると相手の復帰を阻止しやすくなります。相手に2体以上エネのついたポケモンがいないならハンデス&エネついたポケモンを気絶させることで止まります。2体いるならハンデス&フルメタルウォールでエネを壊し、後ろのエネついたやつを2パン以内でとることで止まります。

中盤ハンデスで相手がトップ解決(ドロサポなど)した場合に備えてハンデスはもう一度できるようにしましょう(終盤ハンデスと呼びます)。個人的な経験ですが、終盤ハンデスにおいて相手の必要札はグズマ+αなことが多く、ドロサポを引かれたとしても1ターン差以上でこちらが先にサイドをとり終えます。

デッキの相性、立ち回り

デッキ相性はあくまで個人の主観なので人によって差異はあると思います。

レシリザ(テル)  先攻 有利  後攻 微不利
先攻とられてカキ、2ターン目溶接工されるとしんどいです。逆に先攻とれた場合は相手の盤面にエネが揃う前にハンデスを決めることができるのでしっかり前のタッグをきぜつさせながらハンデスを狙っていきましょう。後攻から返すには、後2でライオットビート120点をきめ、後3でハンデス&フルメタルウォールorリセスタ&グズマでベンチのポケモンにフルメタルウォール、後4でエネついたやつを狙ってテンポを取り戻す、になります。デデチェンジからの復帰が嫌なのでアロベトはたてましょう。かまども嫌なのでしっかり割りましょう。

スペネク  先攻 有利  後攻 微有利
まずアロベトをたてることでジラーチとギラティナを止めます。相手の動き方次第でこちらのプランも変わりますが、基本的にカラマネロ倒すよりアタッカー倒した方が後続つづかないことの方が多いのでネクロズマを狩りましょう。ライオットビートではワンパンできないのでペルシアンGXの復讐を中盤あたりから狙っていけると良いと思います。アセロラを駆使して戦いましょう。

ドラゴンミュウツー  先攻 有利  後攻 五分
序盤はアロベトをたてることを目指しますが、もちろん相手は隠密フードがあるので過信はいけません。ハンデスを決められたらエネの多いミュウミュウにフルメタルウォールを決めましょう。相手の復帰が難しそうであれば無人発電所をはってライオットビートor復讐でたたみかけましょう。相手はミラクルツインGXを打ってくることが多いのでこちらもアセロラで耐久合戦をしましょう。

レッドパーフェクション  先攻 有利  後攻 五分
同じくアロベトをたてにいきます。1ターンでも止まれば御の字くらいの気持ちです。ターボストライクが面倒ですがハンデス決めてればサイドレース的にもだいたい勝てます。ハンデス&無人発電所&アロベトで相手のリセットホールも無効化できるので決まれば勝てます。

ゾロアークルガルガン  先攻 微不利  後攻 不利(ほぼ無理)
相手に闘タイプがいるのでだいぶ不利です。相手のプレイングが上手であればまず負けます。サイド優先でとってきてくれる方であればハンデス&無人発電所で止められるので頑張りましょう。ただし自分も特性が使えないので気をつけて。

大会の結果とマッチアップ

結果から言うと、記事のタイトル通り私たちしょてかっきーは優勝できました!やっぱり初手カキにちなんでつけられたチーム名が良かったんだと思います(笑)。え?カキの入ってるデッキがない?...いいえ、私たち3人のGXマーカーはカキSRを使ったもので揃えました。アーカラの山の如く熱き魂で試合に臨んだのです!!

ということで当日のマッチアップを書いていきたいと思います。

予選
1回戦 vsハピナスムシャーナ ○ チーム○
チームポケカ女子の方々。初動から相手が事故っていたのでイージーウィンできたがしっかり回られていたらとても厳しかったと思う。ハピナスがメインアタッカーだと思うが、ムシャーナやまどろみの森というカードも見えたので恐らく好きなポケモンで組んだデッキなんだろうと思った。こういったユニークなデッキを作れる方は本当にすごいと思う。チームは3-0。

2回戦 vsアロぺルフーパ ○ チーム○
チーム菜々家2ndの方々。アローラベトベトンが大事になる試合だったので初手の手札にアローラベトベトンとゾロアークがあってよしと思ったがテテフ2落ちという災難に見舞われ、泣く泣くデデチェンジから入ることに。ゾロアークが一撃で落とされることはないためアセロラを駆使しながらアローラペルシアンを基本鋼エネルギーをつけたゾロアークで突破。相手のサイドが4になったところでしっかりハンデスを決め、エネルギーが貼られることを阻止しつつタンカでアローラベトベトンを回収しフーパを倒して逆転勝ち。テンガン山で基本鋼エネルギーを使いまわせたのが大きかった。チームは2-1。

3回戦 vsドラゴンミュウツー ○ チーム×
チーム中年の方々。優勝候補筆頭であったチーム。先攻やぶれかぶれから入られたがテテフ引けたので展開はできた。ラウドソニックで特殊エネルギーが封じられるも相手のトキワの森で鋼エネルギーを持ってきてルカメタでフルメタルウォールの構えをとる。ここでグズマで呼び出され天空の裁きをくらうが相手が抵抗力を失念していたため10耐える。次ターンでハンデス&アローラベトベトン&フルメタルウォールを決める。トップでハプウを引かれるもルカメタが倒されることはなく、ムサコジで相手のハンドの隠密フードを2枚落とせたので投了もらって勝ち。相手のプレイミスが試合に大きく響いたと思う。チームは1-2。

4回戦 vsプテラアバゴーラ ○ チーム○
チーム✝️SOS団✝の方々。スタジアムナビ2裏で展開できなかったようで、こちらはジラーチをしっかり倒し続けてベンチアウトで勝ち。チームは2-1。

3-1のチームは確定で決勝トーナメント進出なのでひとまず安心。4位で通過。この時点ですずはや3-1、みっきー1-3、くましん4-0だった。みっきーは予選でレッドパーフェクションの動きを理解するのに必死だったので僕とすずはやで頑張った。


決勝トーナメント
1回戦 vsドラゴンミュウツー ○ チーム○
キレそう委員会の方々。ドラゴンミュウツーはハンド0&アローラベトベトン&フルメタルウォールすればどうにかなるのでしっかり2パンを目指して殴る。ミラクルツインGXで回復されるもこちらもアセロラで応戦。途中ハンデスを2回決めたが2回ともトップハプウ&かんこうきゃくで悲しくなる。ただ相手が攻め急いだことで場と山からエネルギーがなくなったので投了勝ち。投了前にハンデス&アローラベトベトン&無人発電所してたのでエネあっても解決はされなかったとは思う。チームは2-1。みっきーがフーパブラッキーにレイジングアウトでLO決めてくれたのがナイスすぎた。

準決勝 vsレシリザテル ○ チーム○
チームアメニモマケ津の方々。同じ岩手から参戦したチーム。先攻ゾロアスタートで初手の手札がウツギとプレボ2枚きてたので負けるわけがなかった。相手リザテルスタートでウソッキー&カキを決められるもアローラベトベトンをたてることに成功。ムサコジでハンドを絞り、ゾロアークで削る。シャイニーフレアを使われたタイミングでリセスタをうって阻害。リザテルをスラッシュバックで仕留め、出てきたレシリザを2パンして勝ち。終始相手の動きをコントロールできたのが良かった。チームは3-0。

決勝 vsリザードン(たけるとうき) ○ チーム○
チーム菜々家2ndの方々。予選でも一回当たってる。相手の初動があまり強くなかったのでアローラベトベトンをたてながらヒトカゲを倒していく。悪の戒めフーパがライオットビートで倒せないので厄介だったがサイドレース的に負けることはなかった。チームは2-1で勝利を収められたので優勝!みっきーが予選と同じ相手でリベンジを果たしてくれたのがでかかった。

決勝トーナメントでの個人成績はすずはや1-2、みっきー3-0、くましん3-0だった。やはりみっきーの覚醒が大きかった。僕も運よく全勝だったのでチームに貢献できて嬉しかった。今回優勝できたのはこのメンバーだったからこそだと思う、いいチーム編成だったし誘ってくれたみっきーには感謝でいっぱい。2人ともありがとう。


あとがき

このたびはこの記事を見ていただいてありがとうございました。今回は全勝という結果で終わることができましたがマッチ運に恵まれたのも大きいと思います。このデッキはこれで完成してしまっていると思うので枚数の調整はあれども新たなカードを入れたいとは今のところ思っていません。カウンター型のデッキなので後攻でもほとんどのデッキに五分以上で戦えるゾロアークデッキはとても心強いです。この記事に良いと思うところがあればサポートしていただけると励みになります!なにか質問や意見がありましたらTwitter(@raythea_pkmn)かコメントで連絡いただけると助かります。


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