ポーターの3つの戦略

あっという間に7月に入りそうで驚いていますが、最近毎日を楽しく過ごすためにはなにが必要かを考えています。関係ないですが会社にも30分早くいくようになりました。

さて本日はポーターの3つの戦略について学びました。

ポーターの3つの戦略

これは戦略立案や競合の戦略把握をするときに役立つフレームワークです。

見ていくと当たり前のように感じますが改めて考え直す機会になると思います。

詳しくは下記3つに分類されます。

コスト・リーダーシップ戦略

差別化戦略

集中戦略

整理していきます。

①コスト・リーダーシップ戦略

これは広いターゲットに対して他社より低いコストで安く製品を販売する戦略です。業界のリーダーやシェアを多くもつ企業の戦略です。

大量に製品や部品を仕入れコスト削減をします。例えば小麦を大量に仕入れ麺類やパン類を安く販売しスーパーで一番安い商品を陳列する事ができるなどです。また大量に仕入れる分商品種類も多く、大きなシェアをとる事ができます。

弱点としては他社が新しい技術などにより大きなコスト削減を実現した場合や独自性のある商品が生まれた場合です。

②差別化戦略

次に差別化戦略です。

差別化戦略では広いターゲットを狙いつつ商品に付加価値をつけ販売する戦略です。

コストは高くてもそれ以上に顧客が求めるものを提供する戦略で製品の豊富さや独自の技術などです。

コストでトップを取れない企業がこの戦略をとりますが最初からこの戦略をとる企業も多いです。

弱点としては顧客のニーズを失う事、または他の企業に真似され優位性を失う事です。

③集中戦略

集中戦略は特定の狭い範囲に対してターゲットを絞りそこで優位性を確保する戦略です。

範囲は地域、製品、顧客などで絞り人や資源を集中的に投資します。ニッチ戦略とも呼ばれています。

持続的な利益を確保できますが弱点としては市場自体が縮小してしまう事、規模が大きくなりコスト戦略や差別化戦略を他社に取られてしまう事などです。


ポイント

一つの戦略に固執せず、経営状況が変わったら戦略を見直す事。

またコスト戦略と差別化戦略はどちらかを選ぶべきと言われるが理想は両立を目指す事。この両立ができた場合強いポジションをとる事ができます。


3つの戦略は少し考えれば当たり前な事かもしれませんが言語化する事でより意識できたかと思います。また少し体調が悪くなってきました。ゆっくり寝ます。

皆さんも健康にはご注意を。







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