言葉が好き
昔から言葉が好きだ。
わたしの心にドストライクの表現に出会った時の静かな熱狂をわかってくれる人はいるのだろうか。それこそもう生きててよかったって思えちゃうくらいの。
そんな熱狂を知ってしまったら、自分でも産み出したいと思うのが人であって、もれなくわたしも言葉を紡いでみようと試みたことが何度もある訳なんだけど、やっぱりわたしが憧れる人たちの言葉には遠く及ばない。
そうなると珠玉の表現に出会った時の感情には、果てしない愛と興奮に羨望と嫉妬も混ざりだして、うれしいのか苦しいのか訳が分からない。それでも出会いたくなってしまうんだから、仕方がないんだけど。
わたしの周りには、何気ない表現のセンスが鋭い人たちがしばしばいて、産み出せないまでも彼らの言葉のセンスを発見して感動できることはせめて、わたしの才能だと思うことにしたい。
今日も昔から目を留めていた友人(と言っていいか自信はない)の言葉の記録を発見して、静かな熱狂に震えているのだけど、加えて声も歌も素晴らしいなんて、悔しくて、反則で、最高だ。