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『透明のついたて』言語聴覚療法における感染症対策
言語聴覚士が行うリハビリテーションには
訓練室で机で向かい合って行う言語訓練や高次脳機能の訓練
ベッドサイドや食堂で行う嚥下訓練がある
嚥下訓練に関しては、嚥下医学会につづいて、あらたに摂食嚥下リハビリテーション学会からも対応の指針が出されてた。
https://www.jsdr.or.jp/news/news_covid-19.html
では、言語訓練ではどのような対応が必要なのか。
こちらに関しては、あまり指針のようなものがないので、少し考えてみた。
まず、訓練室は狭い個室であることが多い。窓がある場合はまだ良いが、ない場合は出入り口を開けておくか、作業療法室や食堂等を借りて訓練することが望ましいのだろうか。
もちろん、訓練中もマスクの装用は必須。構音訓練で患者さんの口腔やお顔に触れるときにはグローブ、ゴーグル、フェイスシールドを使用する。また、飛沫が広範囲に飛ぶ可能性を考えるとエプロンもあると望ましいのかもしれない。
簡単なフェイスシールドの作り方。
これが一番すぐに作れそうでした。
https://www.pandaid.jp/hygiene/face-shield
そして、机や椅子、手すり、その他使用した評価キット、訓練用具は使用後に消毒を行う。
対面での訓練には透明のついたてが役立つ。少しかための透明のファイルの横と下に支えをつけてついたてを作成することで、お互いに安心して訓練にのぞめると思われる。
家にあったもので、試しに作ってみた。
透明のプラスチックカードケース(写真はA4だが、実際はA3くらい?が良いだろうか)
&
seriaで買ったプールスティックに切り込みを入れたもの。
(ちなみに、このプールスティックは、子どもが色んなところに当たるので、カバー代わりに棚の角などを挟むのに利用していたもの)
ただ、顔の高さにはまだまだ足りないので、改良の余地は十二分にある。
最近はレジなどにも置いてあるので、もっと良い作成法はありそう。
このついたて、外来の診療などでも活用できるかもしれないなぁ。
なんてことを考えていたら
この、記事を書いた翌日に、こんな記事を見つけたので追加。
https://www.sankei.com/life/news/200420/lif2004200028-n1.html
ダンボールパーテーション
https://www.dewa-shiki.co.jp/2020/04/13/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E5%AF%BE%E7%AD%96%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E6%8F%90%E4%BE%9B/
これは便利そう。お値段も手頃で素敵。
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