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ついに、、、!38w

突然のジョボっと何かが流れる感覚。
破水から私の出産はスタートしました。
今回は出産レポです。
人生の中で最も嬉しい日になりました。
自分の中で記憶から忘れないよう備忘録として書きたいと思います。

6/14 AM10:00


破水したのは予定日よりも2週間ほど早く、突然のことで手や足が震えて緊張しました。
ただなんと幸運なことに、破水したのは午前中で旦那さんは午後から仕事。
(しかもこの日の職場は病院の比較的近くの沿線)
Goタクシーも捕まりやすい時間帯。
(陣痛タクシーがないエリア)
しかも、ちょうど次の健診から補助券がなくなり自費になるタイミング!!
全てのパズルがはまったかの如くスタートしていきました。

診察を受けて即入院が決まり、産まれたらすぐ旦那さんを呼べるようにするにはLDRの立ち合いの部屋でないと無理とのことで大きな部屋で待機する私。
待てど暮らせど陣痛はこず、初産だし多分今日は生まれないから明日促進剤を使うことになると思うとの話を聞かされた。

ただなんとなく私としては今日中に陣痛来ないかなと期待し、部屋の中を動いたりゆらゆらする木馬みたいなのに乗ってみたり色々試してみる。
なんやかんや自由に過ごし、あっという間に夕方、夜と時間が進みました。
テレビの歌番組を見ながら一緒に歌って痛みを紛らわしつつ、ちょっと陣痛らしき傾向のような感覚もまばらでまだまだ全然耐えられる感じ。

6/14 PM 10:00


そうこうしているうちに、夜になり旦那さんも仕事が終わってLDR部屋に戻ってきてくれた。
その頃は感覚は不規則のいわゆる前駆陣痛が始まっていた。
まだテレビを見ている余裕はあったものの、そこからあれよあれよと感覚が狭くなっていき、痛みが増し、どの体勢でも辛い。。
腰をさすってもらっても辛い。。。
感覚が不規則だから前駆陣痛だよと言われたけど、どんどん狭まる感覚。
なんとなく腰をさすってもらうタイミングが悪い、、
さすってほしい時に飲み物飲んでたり、胎動カウンターを代わりに押してもらうもiPhoneの画面が反応しなくてワタワタしてたり、、ちょいちょい鈍臭くイライラが募る・・・(もうそんなこといいからさすってほしい)
痛みにも耐え切らなくなり心がバキッと折れる音がしてナースコール。

助産師さんに「もうこの痛みに耐えることができない、何か耐えられる方法はありませんか?」と半べそを描きながら藁にもすがる思いで尋ねましたが、、
「結局できることは旦那さんと変わらない、体勢も変えることはできるけどまだまだ先は長いよ。早く決着をつけるなら痛いけどスクワットしたり歩いたりするしかないよ。ただ体力持たなくなるから」と怒られる。。
いいんだ、私はこの言葉を聞きたかったというか第3者にいて欲しかった。
この時点で子宮口は4cm。まだまだ先は長い。

6/15 AM 0:00


横になっていると痛みをどこに逃せば良いか分からず、事前にYoutubeで見たはんなりママさんの陣痛の耐える時のポーズをやってみたら、そこから流れが変わった。
声を出さずとも陣痛の痛みを逃せる、、!
(でもすごく痛い。ただ旦那さんにさすってもらわなくても、声を出さなくても痛みを逃せる!)
しばらく耐えたのち、助産師さんも驚きの子宮口7cm突破。
このくらいから本陣痛がスタートしていたのかもしれない。
この調子なら朝までに産めるかもしれないよーと。
いや、朝までってまだ6、7時間あるやん。
どんだけこれ耐えるの!!とまた絶望。

"私はやってやる、短期決戦!"何となく心の中で思っていた。
そんな時、お腹の僕ちゃんがうっかり出てくる向きを間違えているため修正のため四つん這いの体制に変えないといけないという事態に。
えぇぇい!治してあげるから短期決戦で行くぞい!!!ついてこーい!
四つん這いになり、だんだんと痛みレベルが変わって場所も変わってきた。
いわゆるお尻の穴を押して欲しい感覚!!なんか出てきそうなのを押し止めて欲しい感じ!!
旦那さんへ指示も少し乱暴に、、、(ごめん)
もっと押してほしいのに、加減をしているような気がして、、旦那さんにもっと強くと要求。
旦那「これ以上やったらお尻に食い込んじゃうよ・・汗」
私「食い込んでいいんだって!!痛みを痛みで上回らないと意味ないんだって!!何でやってるの?手!?テニスボール使って!!」
必死だったし、一生懸命やってくれてると思うけど足りんのだ。。。!
もっと押してくれ〜!!!

6/15 AM 2:45


そこからボルテージは上がり、いよいよいきみたい感覚へ、、!
助産師さん「ウ◯コしたい感覚になってきた?」
私「はいっ!なんか分からないけどウ◯コしたいです。(踏ん張りたい感じ」
この会話をきっかけに助産師さんも「分娩の準備してくるから!」とバタバタなる
ここまで本陣痛から分娩まで約3時間。
子宮口8-9cm。もうほぼ全開になる、、!

ただ赤ちゃんの心音が少し苦しそうとのこと。
一生懸命モニターで心音を探す助産師さん。
それと同時に私はいき見逃しを死ぬ気でやり、ついに分娩開始!!

分娩中は疲労もあり意識も朦朧。
当初の予定では旦那さんはこの時点で外に出てもらうとかいう話だったけど、もうなんでも良かった。部屋の中にパーテーションがあったのでそこ待機してもらうことに。

6/15 AM 3:00 分娩体制に!


酸素マスクをつけて助産師さんの合図に従いいきむ!!!!
これが本当に固いう◯ちを出す感覚。
声を出して発狂する人もいると思うけど、意外にもそのタイプにはならずひたすら息を吸って吐いて、Youtubeで見た分娩中の脳内麻薬を出すことだけを考えていた。(頭の中で脳内麻薬、脳内麻薬と唱えていた)
陣痛の合間に色々指示を出してくれる助産師さんたち。
それが功を奏したのか、次でラストいくよ!と言われ頭だけが出てくる話のことかなと思ってたら
すっぽん!!!産まれた〜!!
分娩体制から40分、、!
本陣痛からは約4時間弱の初産にしては超スピード出産になりました。

出産を振り返って


今回の出産で何度も言った言葉
「一回ちょっと休みたい」
待ったなしで陣痛が来て波の山がはっきり見える。それをただただ乗り切るこの一連の作業がめちゃくちゃ疲労。。
これを十何時間も耐えることになってたら、、、無理。。。
子供を1人出産するというのは本当に大変なことなんだなと。
それと同時にとても小さくて可愛い存在ができたこと、本当に嬉しく思うことができました。
そして何より旦那さんに立ち会ってもらって精神的に救われた。

ただこの出産をもう一回できるかと問われれば、、、自信ない。。
無理、、かも。。。笑
でも、不思議と数日経つ今振り返るともう一度出産した日に戻りたい。(痛みは無理だけど)

本当に産まれてきてくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。
特別な1日になりました。
この日を迎えるまでに色々な方に協力いただきました。
全ての人に感謝したいなと思います。

その後はホルモンバランスガタ崩れライフが待っています、、
ホルモンの力って恐ろしい。。
またそのうち振り返ります。


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