黄桃

久しぶりに書く。残しておきたい出来事があったから!

今日は八百屋に行った。本当はケーキ食べたくてお菓子屋さんに寄りたかったのだけど、車に乗せた生肉と移動距離と気温を考えるとお菓子屋さんに寄るのはまた今度にしようと決めた。そんなところで八百屋で見つけた黄桃。
ザルに3つ、甘い匂い。
1人暮らしだし、日持ちしないし、でも今買わなかったら時季が終わっちゃうし・・・。
多分3分くらいは黄桃の前で悩んでた。
店内の客は私ひとり。店員さんはレジで私が来るのをまってるおじさんひとり。気まずい。だけど悩む。最終的には「今しか食べられないんだから!今、買う!」でレジへ。

店員のおじさんは黄桃に痛みがないか、一個ずつ丁寧に確認してくれた。お客側としては桃を触って選ぶことは憚られるので、お店側に確認してもらうほか無いのだけど、ありがたいと思いつつ1個だけザルから見えない場所の痛みを発見。おじさんは他の黄桃に取り替えるために一旦レジを離れて戻ってきてくれたのかと思ったら、痛みがある桃はそのままで、綺麗な黄桃を1個サービスしてくれた。
私はお礼を言ったけど、おじさんは少し微笑みながらレジをしてくれただけで、サービスだよともわざわざ言わなかった。

家に帰って、傷んでる場所だけのぞいて、黄桃を食べた。甘くて食べ頃、今がいちばんだって思った。

残しておかないときっと忘れちゃう今日のこと。明日からまた書かなくなる日記だとしても、書くときには見返すだろうから、思い出すだろうから。だからここに、残しておく。


いいなと思ったら応援しよう!