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BB小説家コミュニティの辛口評価

タイトル通りです。
BB小説家コミュニティ9期に参加しまして、今pixivにのせてる小説
『一緒にいこう』(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20874569)の感想をもらいましたので共有です。

ちなみにBB小説家コミュニティの感想は甘口から辛口まで6段階ありまして、辛口最高峰の“修羅”は『商業レベルとして通用するか』が判断基準になりますので、覚悟が必要です。
今回の作品は、もちろん“修羅”でお願いしました。

それでは、一部抜粋しながら振り返ります。

・全体的な所感
「引っ越してきたばかりだからこそ、事情を知らない主人公が危ういことに……。先住者と新参者の間にある溝が、良い隙となっていました。どこにでもある身近な壁。しばらく過ごしていけば、馴染んで消えてしまう境目。これが残っている時という期間限定の状況を取り入れた展開は、読者に身近さを与えつつ、隣に潜む死を感じさせる内容になっていたと思います。」

めっちゃかっこいい……!
ここに書いてあるようなことを意識していなかったので、これを読んで
「すごい! 推敲するならここら辺を意識しよう」
と感心していました。

・次に私が重点的に見てほしかった“文章力や表現力”について
「現段階では物語の内容が分かる文章ではあるものの、ホラーとしての演出が文で出来ておらず、あくまで物語の状況のみで怖さを伝えようとしている状態にあります。そのため厳しいことを言ってしまうと、まだ未熟であると言わざるを得ません。非常にもったいない点として、登場キャラの人物描写がいずれも出てきておらず、状況描写と会話と簡単な心理描写のみで話を書き上げており、読者が作品を読んで想像した時、ぼんやりとしたイメージしか浮かばず、差し迫った怖さが感じられない内容になっています。また、暑さや寒さの肌感覚や、匂いといった五感を意識した情報を描写されると、臨場感がアップします。」

私自身、登場人物の描写をどこに、どのタイミングでというのかわからず結局書かずに終わってしまう傾向があります。
今回の作品は文字数の上限がある短編なので、物語を収束させなきゃという
焦りもありました。
また、文章を書くことだけに集中していて、感情や風景描写というのが疎かになりがちな傾向も指摘されています。

・次にホラーとして読めるかという質問について
「ホラーはネタの展開で恐らがせる方法と、文章の表現でゾクッとしてもらう方法がありますが、今作はホラーとしては王道寄りのネタになり、大筋の構成に致命的な問題はないものの、先の展開がある程度読めてしまうため、ホラー慣れしている読者にとっては恐怖の度合いが弱めのネタになっています。しかし有名な怪談などは人によって話し方違いますし、相手に与える恐怖の度合いも違ってきます。今作をホラーとして磨こうという時は、ホラー的な文章力・表現力を意識して書いていくことがポイントになります。」

ホラー的な文章力・表現力……。
この部分は全然意識していなかったです。
いかに私がホラー小説を読んでいないのか痛感しました。
ホラーの書き方として、一例を書いてもらいましたが、
「あー、なるほど、確かにこういう感じだと恐怖感が増すな」
と目からうろこのアドバイスをもらいましたので来年、朝日ホラーコミック大賞が開催された時には恐怖を感じる文章を書いて応募しようと思います。

以上、感想の感想を書きました。





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