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TravisJapanというすごいグループに出逢ってしまった

TravisJapanというすごいグループに出逢ってしまった...

TravisJapanはジャニーズJr.の7人組グループ。
通称トラジャ。
ジャニーズJr.ってバックダンサーでしょ?というのが世間のイメージかもだが、持ち歌もあり、単独コンサートも経験していて、インスタのフォロワーは50万人越え。雑誌の表紙になると売り切れ続出、先日あのananで表紙を飾った際には重版もされた。何かあるとTwitterのトレンドにもしっかり上がってくるくらいにはファンも多い。

需要があるんだから今すぐにデビューしてもきっとCDは売れるし、もっと広いところでライブしても客席は埋まりそうだけど、圧倒的ブランドのジャニーズ様は甘くないようで、彼らはJr.のトップとして活動している。

私がこのグループに出逢ったのは2週間前。
今もリモートワーク生活な私は時間がたっぷりあるので、短期集中でどっぷり彼らの魅力にハマってしまった。
これが俗にいう沼落ちというやつか。

ここから私の思う彼らの魅力をガンガン書いていくんだけど、ファン歴2週間ということで、2週間なりの解釈になることをご了承ください。
そしてエンタメを受け取った者としてのフィルターを通した私の感想なので、本当のところとは異なるかもしれません。
この好きなものへの熱をどこかにアウトプットしたい!という気持ちを原動力に、トラジャをあまり知らない人に向けて紹介出来たら嬉しいなぁという淡い期待を込めて書いてみます。
もし長くファンをやられている方がこの記事をご覧になられていたら、こんなに光栄なことはありません。

ダンスがべらぼうに良い

TravisJapanはダンスを強みとしているグループなだけあり、見ていて気持ちいいくらいに全員ダンスが上手。
これまで「アイドルのダンスはアイドルのもの」と割り切って見ているところがあったが、TravisJapanにはそんな割り切りは一切必要なく。
一押しはLOCK LOCKという楽曲。公式YouTubeにも定点ダンス動画が上がっているのでぜひ。鬼かっこいいです。

中でもセンターの宮近海斗さんの踊りは、リズムがよく見えてファンキーで、振り付け以外の移動やフリーのノリこそかっこいい。音楽として踊っている感じが最高。
カッコよく見せるというよりは「楽しいんじゃ!!」って曲そのものになっているようにさえ見える。
この感じ、アイドルとして身に付けただけのダンスな感じしないんだけど、
10年くらいジャニーズにいるんだよね?誰から習ったの?センスなの?それともジャニーズのレッスンと並行してストリートダンスやってたの?いやジャニーズのレッスンがどんなものか知らんけど。
そんな彼は何かのインタビューで「ダンスはうまい下手じゃない、自分だから。」と発言していたようで、(それが最大に難しいんだけど、そうなんだよね。。)そのスタンスもパフォーマンス映像を通してなんとなく伝わってくるような気もする。
ここでHappy Groovyという楽曲。踊りもなんだけど、Hey,Yoみたいな合間合間の歌い方がまた最高。あとツンプルにイントロから音がお洒落すぎて音源が欲しい。これ聴きながら歩いて無敵になりたいや。デビューして!
※”ツンプル”は書き間違いではありません。

あと松倉海斗さんのダンスも個人的にすごく好き。
トラジャのダンスというと宮近さんがまずは注目される気がするけど、ここぞというところでよく見える立ち位置について、全体のクオリティを支えている印象。
一つ一つの動きがクリアで流れない。力強くて基礎がある感じ。推測だけど、地味な基礎練こそ大事にしていそう。(違ったらごめんなさい)
ananの筋トレに関するインタビューで、「僕の筋トレは完全にパフォーマンスのため」と言っていて、パフォーマンスへの圧倒的こだわりが推せる。純粋に歌と踊りに強いアイドルが私は好きじゃ!
先に載せたLOCKLOCKの動画の、2:01のターンのやや猫背になりつつ軸が強い感じもかっこいい。ここのターン性格出るなぁ。隣の川島如恵留さんは胸を開き目でちょっと優雅に舞うもんね。
先日の無観客ライブ(有料、配信終了)で披露されたEntertainmentというHey Say!JUMPの楽曲カバーの踊りも最高にカッコ良かった。こういう大人っぽい系統も合うのかぁ。ちょっとした角度や止め方がすごく好みでした。テレビで披露される日はくるのか、心待ちにしています偉い人!

自他ともに認める最高シンメ松松コンビ

トラジャ内の松倉海斗さんと松田元太さんのコンビを、松松という。
ちょうど数日前に発売されたDANCE SQUARE vol.39では2人が表紙を飾り、発売前からネット予約は即完売。店頭分も初日で売り切れ店舗が続出しているようで、需要に供給が追いついていない。(重版されてもっと多くの人の目に留まると良いですね、、!)
シンメってなんぞや?という問いに答えると、いわゆるシンメトリーのことで、2人セットとして左右対称の位置で踊ったりする、相方的なもの。
これだけではあまり何がグッとくるのか伝わらないかもしれないが、ファンはたぶんシンメというものが大好き。

この2人は2017年にTravisJapanに途中加入したメンバー。加入前もSexyZone松島聡さんの両脇で「Sexy松」というユニットを組んでいたり、さらにその前からもずっと変わらず2人セット。
厳しいジャニーズJr.の世界で2人とも残っていて、シンメを継続いていることがとんでもない奇跡のようだ。
松松の歴史は長く、ご本人も「松松ノンフィクション伝説歴史(レジェンドヒストリー)」とか言っちゃうくらいなので、ぜひちょっと調べてみてください。ファンの方が書かれた素敵なエピソードがたくさん転がってます。インターネットありがとうございます。

そして、2012年の結成から守ってきたトラジャに新メンバーを歓迎した5人のメンバーも、勇気を持って入った2人も、受け入れたファンも、(もちろん受け入れられなかった人もいるのだろう)素晴らしいなって思う。

残酷さもエンターテイメントになるし、ドラマになる

今年1月に同時CDデビューした SixTONESとSnowmanをご存知の方は多いだろう。
実はSixTONESとSnowmanそしてTravisJapanは、名を連ねてそれぞれの単独コンサートを開催したりと、ジャニーズJr.の人気グループ3TOP的な位置付けになっている時期があった。(コンサート開催日数に少し違いはあったみたいだから、完全な横並びではなかったのかもしれないが)
2019年8月8日のジャニーズJr.総出演コンサートで、SixTONESとSnowmanのデビューが発表され、見方によってはTravisJapanだけが取り残されたような形になるわけだが、その時の心境についてインタビューされた際の宮近さんの言葉がこれ。
「すごい残酷だなと思いましたけど、残酷さもエンターテイメントになるし、ドラマになる」
こんな言葉が22歳の口から出てくるのか。どんな経験をしてきたらこんな言葉が出るのか。
ぜひ公式動画でこの発言を見てみて欲しい。7人それぞれ、大泣きした人、「今は涙を流す時じゃない」と落ち着いていた人、どれに対してもそうだよねそうだよねという気持ちになる。
本当はこの日のライブDVDが喉から手が出るほど欲しいんだけどもう販売終了しています。

夢のHollywoodの歌詞

夢のHollywoodはトラジャが最初にもらったオリジナル曲。トラジャの代名詞的な楽曲。初披露当時は松松加入前、今はジャニーズをやめてしまったメンバーもいる体制で歌われていた。

松松加入後は、2番がお披露目になる。その歌詞の一部。
過ぎた1幕は積み上げるExperience 俺たちの2幕 Life is Musical
これ、松松加入前の旧体制のトラジャを、「1幕」と表現していると言われている。そしてその1幕は”積み上げるExperience”として、なかったことにするのではなく、今を作った大切な過去として歌詞に残された。
ジャニーズJr.の退所はなかったもの扱いを受けがちだ。口には出せなくても、歌詞の中で確かに過去のメンバーがいた証をポジティブに残す姿勢に、グッときてしまう。
他にもCメロの「過去と別れを告げて 今ここでショーをして」部分で短時間だけど松松が袖にハケて既存メンバー5人の空間を作ったりと、一つ一つに意味が込められたパフォーマンス。
「自分たちはこうやって歩んできました」というのを言葉じゃなくてパフォーマンスを通して表現しているのがカッコいいな。

この曲はHappy GroovyやLOCK LOCKとはまた違って、タップダンスの要素も入り、ステッキを持って踊るようなステージ系の楽曲。パフォーマンス中タップのために靴を履き替えるんですよ...!
この系統は他のどのグループがやってるのもなかなか想像つかないので、グループとしての個性の一つなんだろうなと思う。

YouTubeが最高に面白い

トラジャのパフォーマンスとは違う良さが出まくっているのがYouTube。
ジャニーズJr.はYouTubeチャンネルを持っていて、トラジャも毎週木曜日に動画があがる。
結構ゲラゲラ笑える動画がいっぱいあるので、もう説明するより見ていただくのが良いと思うのでぜひおやつタイムにでも!
感想は色々あるんだけど、イケイケ過ぎない優しい世界が見られる。人間としての思いやりの精神を学んでしまったりしました私は。つい自分よがりになってしまった日に見たりすると猛省する。ありがとうトラビスジャパンさん。
コメント欄のファンの方々の感想と共に楽しむのがおすすめ。自分が見逃していたちょっとした良いポイントに他の方が気づいていたりします。
いくつか好きなやつを。

・ペーパードライバーをみんなでサポートしてドライブ

・エンディング曲を作ろう!

・家しりとり

ここまでがトラジャにハマって2週間の私から見たTravisJapanでした。
楽しい時間をありがとうございます!
いつか生でパフォーマンスを見ることを、そしてトラジャのCDを手に取れる日を、楽しみにして明日からも頑張って生きていくぞ。



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