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POPUP

それはもう、ひと夏の儚く尊い瞬間だった

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(mint事務所さん、珠理ちゃん、それぞれのTwitterアカウントより写真お借りします)

あの2年前惜しまれつつ活動を終えたPOPUPが。それも4人体制では2年半ぶりとなり、また再集結できたのだから。

その月日の流れはあっという間で
2年半ぶりの4人での完璧なライブステージ
とにかく眩しかった。この復活ライブに向けて現役時代のパフォーマンスにもちろん近づけて迎えた日なだけに。そして全然ブランクを感じないのが、プロ意識。伝説のアイドルが帰ってきた瞬間だった。

そんな復活が叶った2日間の出来事は、もう夢のような時間で。ファンとしては、かつての青春を取り戻したかのような、熱い熱い出来事。それがこの夏のこのタイミングで。ひと夏の一瞬のひとときで浸れた感動。そしてそんな完璧なアイドルもまたやり切って、それぞれの4人に、日常へと戻っていく。儚くもまた伝説となったアイドルのその輝きに触れることができた、忘れられない夏になったかと思っています。


『夏恋』という曲がある。POPUPがデビューする時にオリジナル曲として3曲、Yes Happy!のさやかさんが作詞したうちの一曲である。アイドルの始まりに相応しいフレッシュさを『START!』ファンとの関係が熱い『君と僕』そしてひと夏に燃え上がる恋心を『夏恋』…どれも刺激的なオリジナル曲を持ってデビューしたのが2016年12月と聞く、懐かしい(僕がPOPUPを知るのは少し先の2017年代となるためこう書いておく)

そんな3曲のうち、限定復活したライブを観ていて心に響き、衝動で書きたくなった『夏恋』自分なりの解釈で触れてみながら、イメージを膨らませていきたいと思う。

あの儚き2日間とともに駆け抜けた『夏恋』僕の中でも心躍ったので。あのライブから少し経っても残る、余韻をきっかけに。


では、ここから『夏恋』分析
歌詞全体に触れながら。サビを中心に曲全体の流れを、足していく。

『夏恋』→夏(に燃え上がる儚い)恋 
※あくまで個人解釈(以下)
※【私を軸に貴方を】

真夏の浜辺ではじまる片想い、すれ違いの想い。恋に張り切る私の心は熱くなり、貴方にますます没頭、貴方に沈みゆくある。しかしそんな熱く急激に燃え上がった貴方へのすきは、届かなかった。(気づいてくれなかった)すきな気持ちに変わりはない。ほんとは叶えたい。こんなに叶わぬ虚しさが残るのであれば、この夏をもう一度(やり直したい)巻き戻してほしい。貴方を振り向かせたい。

夏が終われば、この気持ちは消えてしまうのだろうか。ほんとはいつまでもすきでいたい。季節巡っても貴方のことが気になり続けるし、これからも見守っていたいと思う。だからこそ、このすきだという気持ちにずっと正直でいたい。恋が始まるそんな気がしていたのに、と明るい未来の妄想は広がり続ける。ひと夏に燃え上がったこの気持ちは、それでもとまらない。夏の思い出と共に、日焼けの跡として残ってもいいんだ。
胸に焼付く季節。


◎考察
【私を軸に貴方を】と心の揺れ動きは"私を"軸に展開。この曲の1番冒頭で「夏が呼ぶよ早くきて」2番で「暑いだけの夏で終わらせない」とこの夏への意識が強く向いていることを感じるところも大きい。

この恋心の揺れ動きを表現する言葉が、歌詞全体に、豊富なところがいい。1番サビ最後に「恋は2倍速でしょ!」とスペード感、早さを。2番サビにかけては「沈む(落ちていく)」に続けて「真っ赤な夕日と恋心は」そして温度を上げ… スピード感、早さ伴って燃え上がった恋心の果て〜結末は「はかなく消えゆく花火みたい」と束の間の輝きがひらき落ちてしまうこと→そして「こんな気持ちになるなら」「夏を巻き戻してよ」と。


夏の終わりとともに(この気持ちは)
消えてゆくのでしょうか(日焼けのように)
季節巡っても あなたの隣にいて
その顔ずっと見つめていたい

(中略)

この気持ちはもう止められない
跡が残ってもいいの
胸に焼付く季節


途中までは歌詞通りの、恋心渦巻くストーリー感がまっすぐ伝わるものであり、どこかグループと重なるところも垣間見えたり、でしたが。ここからは改めて「夏の終わりとともにー」と脳内で言葉がかすめたままに、POPUPを観ていた時によりしみじみときてしまい…儚さがグッと伝わってきた場面でもありました。少しずつ、言葉をのせていきます。

「夏の終わりとともに」消えてしまうかもしれない気持ち「日焼けのように」
→日焼けといえば夏、日焼けはパッと瞬間的に消えるものではなく、少しずついつもの肌へと(日常へと)残暑の果てに、戻っていくもの。
※後々にこの「日焼けのように」が関係

「季節巡っても あなたの隣にいて
その顔ずっと見つめていたい」

→デビュー時のこれからに相応しいポジティブなアイドル活動を夢見た情景が浮かぶ。だが、伝説となり、限定復活した夏のひとときにこの気持ちに陥ることには、しみじみと。

「跡が残ってもいいの」→すぐに消えないでほしい。その日焼け具合は激しいほどなかなか戻らないもの、跡になることも。それが嬉しいって感情がストレートに伝わってくる。POPUPというアイドルに触れることができて、懐かしさを抱いたファンの心にも思い出としての日焼け跡、残っていくと思う。

「胸に焼付く季節」
→そんな季節が夏だから、夏恋!

POPUPといえば、夏のイメージ。そう思うのは代表曲でもあって愛されたこの『夏恋』があったからだと思ってる。そしてデビュー曲にしてこの曲がファンとグループの思い出を紡いできたことに変わりはなく。「季節巡っても」と歌詞として届けて約束をくれた想いは「はかなく消えゆく花火みたいに」ひと夏の想いを、思い出させてくれた!とも言えるし、儚くさびしいが本音だからか、僕はまたこの夏が嬉しかったし「夏を巻き戻してよ」と、望みたいのはあるのかもしれない(と、これは勝手に思い巡ったからではあります独り言です笑)

でもこれがアイドルソングだからこその、有限なアイドルが歌うからこその尊さ。それは大切な曲では変わりないので。また純粋に4人でPOPUPが限定復活できる時がくることがあれば、『夏恋』とっておいてほしいなぁと希望ではあります。それが何年後?メンバーの塚本里咲さん曰く「オリンピックみたいに4年に一度?」とかふわっと言ってましたけど(笑)それでも楽しみに待てると思います!ひと夏の感動、またお待ちしてます。


長々と書いていてまとまりはないですが。久しぶりの復活POPUPに『夏恋』という「恋が始まるそんな気がして」と懐かしい気持ちで高まるフレーズが響く曲に感動しちゃいまして。書きたかった想いが集まらないうちに書いてしまい、まとめきってはないですが。駄文につき、失礼します。

ほんとに、POPUP最高だった!
ありがとうございました!!

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