調べたい内容によって検索エンジンを使い分けろって話
みなさんは普段、調べ物をしたいときに何を使いますか?
当然のように、ChromeやMicrosoft Edgeかなんかを開いて、GoogleかYahoo!かなんかで調べものしてませんか?
それ!ほんとに正しい検索の仕方ですか?
どういうこと?って思いましたよね。私も思いました。
調べ物は、Googleで十分だろって思ってました。この記事を読むまでは。
私は25歳で、日々さまざまなSNSを徘徊しています。地震が起きれば、Yahooのトップページを見てどこで、地震が起きたのか確認をします。
(最近は、特務機関NERV防災アプリがとても便利ですけどね)
どのような揺れだったのか、映像を見たいときは「X(旧Twitter)」で「○○ 地震」なんかで検索して、被害を確認します。
料理やDIYの手順は「Youtube」で検索し、イラストや写真を検索したいときは「Pinterest」で検索します。
他にも、Instagram、Facebook、noteなどなど…時と場合を分けてそれぞれのプラットフォームで検索していないでしょうか?
2024年、アドビが発表した調査では、米国人の5人に2人以上が「TikTok」を検索エンジンとして使用、中でもZ世代の10人に1人は、「Google」よりTikTokを活用していることが分かったんです。
Adobe「Using TikTok as a Search Engine」(https://www.adobe.com/express/learn/blog/using-tiktok-as-a-search-engine)より
TikTokをあまり利用しない人は、なんで踊っている動画を投稿するだけのSNSで検索するの?と思ったかもしれません。
しかし、TikTokの日本人ユーザーは2800万人と全人口の23%ほど存在し、その大半が若者で流行を追う人が利用しています。
もちろん、若者の利用が大半なので、有益な情報はほとんどありません。ただ、行ってみたい場所、その土地のおすすめのカフェなどローカルな情報に関しては若者の情報が生きてくるのです。
例えば、京都府の観光名所を調べたとしましょう。
みなさんも、このような画面良く目にしましたよね。
おすすめ〇〇選! TOP〇〇! みたいな記事を見て、行きたいな、面白そうだなと思ったことはあるでしょうか。
私は一回もありません。なぜなら、そこにあるのはただの情報であり、そこに行ってなにを感じたのか、空気や投稿者の声を受け取ることができないのです。
それに対し、TikTokで同様に検索してみましょう。
TikTokで流れてくるのは、投稿者がそこに行って、感じたこと、面白かったことなどが、映像とともに伝わってくるのです。
Googleでよく見る画像と、その場の説明文が無味乾燥に流れてくるのとは対照的に、情報量はもちろん見れる景色、体験がワクワクとして伝わってくるのです。
それに加えて、官民連携のキャンペーンとうたうサイトがウソAI観光記事を公開して炎上するニュースもありました。正直、この手のサイトの有用性は少しずつ減ってきているのかもしれません。
もちろん、TikTokやほかのSNSにウソの情報がないわけではありません。
AIを使って動画を投稿している人は山ほどいますが、現段階ではそれも見分けることが可能です。(数年後には見分けがつかなくなるのかも)
Google検索だけだと、見つけることができないお店や隠れた名所がTikTok、Instagram、Youtubeなどさまざまなプラットフォームで検索をすることで、見つけることができるかもしれません。
私の最近のはまっている検索方法は、Google Mapに絞り込み機能を使って近くにあるお店を探すことです。
検索できる場所は、Googleだけではありません。ぜひ、さまざまな場所で調べ物をしてみてください。
ネットリテラシーなんかは、またいつかの機会にお話しできたらと思います。
ではまた。きまぐれに。