「当たり前の日常を生きる」こと。
日々、同じことの繰り返し…
そんな毎日に、たまに疲れてしまいます。
最近、私は
小説『西の魔女が死んだ』/梨木果歩
を読みました。
(注)この記事にエンディングに繋がるような
ネタバレはありません。
【あらすじ】
主人公は中学生になってから登校拒否をしている少女・まい。
まいは初夏に向かう季節、1ヶ月程度、
田舎の祖母の家で暮らすことに。
まいの祖母は、西の魔女と呼ばれていた。
祖母から魔女の手ほどきを受けるのだが、
魔女の修行で一番大切なのは「なんでも自分で決める」ことで…
「魔女」と聞いて
どんなファンタジーだろうと思いましたが、
現実に即したお話です。
"魔女になれば、生きづらい日常を打破できる力を
手に入れられるかもしれない"
祖母は、魔女の心得をまいに伝えます。
『魔女になるために一番大切なこと』
・意志の力
・自分で決める力
・自分で決めたことをやり遂げる力
『魔女になるための基礎トレーニング』
・早寝早起きをすること
・食事をしっかり取ること
・よく運動すること
・規則正しい生活をすること
これらは、ただ体力や精神力を鍛えていくことなのです。
当たり前のことなのに、意外とできていない人が多い!
自分だってちゃんとはできていないです…
まいは、祖母と料理や洗濯、庭仕事等の家事をすることで
日常生活の智慧を学び、
非日常の自然の中で穏やかに過ごすことで
生命の強い力を、感じ取っていきました。
祖母がまいに直接的に何か教えることはなく、
「自然な形で生きる姿」=「日常を丁寧に生きている姿」を
見せているだけ。
これからを生きるまいに、強さと優しさを
その姿で伝えています。
私たちが当たり前に過ごす日常は喧騒だらけ。
日々の苛立ちやストレスに覆い隠されて
忘れてしまったものがあるはずです。
五感をフルに使って思い出し、感じることができれば
日々は「毎日が同じ」ではなく、
「変化とサプライズに満ちたもの」になるかもしれない。
当たり前の日常を丁寧に生きることが、
「運を引き寄せる」といった、
神秘的な結果を生むのかもしれません。
まるで、「魔女」のように。
日々をがんばって生きる私達はいつでも、まいのように
魔女や、魔法使いの見習いになることができます。
私も、日々前向きに、丁寧に、生きたいと思うわけです。
今回は小説のエッセンスを、少しだけ取り入れてみました。
内容が気になった方は是非小説を読んでみてください。
今回はこのあたりで。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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