好きな歌の話 RADWIMPS 夢番地
RADWIMPSは大学生の頃に知って大好きになったバンドだ。
大学の仲の良いサークル仲間はみんな好きで
カラオケでもよく歌った気がする。
ちょっとメンヘラかと思うほどロマンチックな歌詞に
「こんな表現ができるのか!」と感動した。
おかずのごはんは大好きで何度も聴いたアルバムだけど、
その中でも就活の頃によく聴いてた「夢番地」が
大人になればなるほど深く心に入り込んでくる。
就活の時はより志望度の高い企業から内定をもらいたかった一方で、どこからも内定もらえなかったらどうしようという不安もあって、高望みしがちな自分を落ち着けるためにこの曲を聴いていた。
僕はきっと今いつかの夢の上に立っているんだね
僕はきっと今誰かの夢の上に立っている
息を吸ってそして吐いてそれだけじゃ喜べなくなって
欲しくなってあれもこれもあの人のもだけど
僕にあって君になくて 君になくて僕にあるものがあるから
僕は君を 君は僕を 好きになれたんでしょう
僕が立っている場所はきっと誰かが願ってる場所で
誰かが立っている場所はきっと僕がのぞむ場所で
社会人になって、そこそこの大企業で働いて
そこそこお金を稼いで、
好きなものを買って、おいしいものを食べて
自分は幸せに違いない。
でも
人生はいつだってないものねだりで
隣の芝生は青くて
いつもいつもほしいものはあふれてる
望む場所に立てない焦りや
持ってないものへの執着が
自分を不幸にする
そんな時にこの歌を思い出すと、
自分はもう数えきれないほど夢を叶えてきているし
自分が立っている場所に立ちたいと願っている人も
いると思える。
自分はもう願いが叶った状態の
満たされた存在だと自己肯定できる。
今の自分を大切にできる。
私にとってはそんな大切な歌です。