見出し画像

好きなもの「雨あがり」

雨が上がった後が好きだ。

特に、夕立ちのように、強めの雨がザッと降って止んだときが好きだ。



たとえば空。

覆っていた膜が弾けたように、雨があがり青空がひらけて、日が射してくるのが、すごく「まっすぐ」な感じがする。

「底抜けに明るい」という表現を空にも使えるなら、まさしくこの表現が合うと思った。

なんだか「雨上がり」のあとの空は、晴れやかだけど眩しすぎることはなくて、たださらさらしている。

もしかしたら、晴れているときとさほど変わらないのかも知れなくて、「雨上がりの空」という言葉で違うように感じているだけかもしれないけれど。

雨で洗われた家や木が、さっぱりしてみえる。神聖さが取り戻された感じがする。

雲もきらきらして見える。



雨で濡れたアスファルトの地面。
空の青さを反射して、真っ黒なはずの地面がなんとなく青みがかっているのがおもしろかった。

いいなと思ったら応援しよう!