10年前のこと、或いは死んでいた人生
東京で面白い中学生に出会って、思い出したことを書いてみます。
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10年前、中学生の頃、私に憧れの人がいてその人の連絡先を知っていた、彼は連絡先を公開していたから。
当時の私は連絡しなかった。私にはアイデアが何も無いって思ったから。
あれから10年特に変わっていない。当時思いつかなかった面白いことを、思いつくこともなく。
ただ、その時はそれを10年も後悔すると思わなかった。
連絡しても、何も無かったかもしれないが何か起きたかもしれない、やらなかった後悔は果てしない。
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15の時に15で起業できることを知っていた。起業について調べたけど、プロジェクトもないのに起業するメリットを感じられなくてやめた。15の時に起業したってだけで、ネタに出来ただろうし。放置しても10年目だ。
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その時もそういう人たちに誰にも直接言わなかった。
教師とか親に言っても無意味なのに。
面白そうなイベントとか会えるチャンスがあっても、東京だからとかいい分けして向かわなかった。
自己肯定感が低すぎて会ってもどうしようもないと思っていた。
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行動すること、行動したこと、それ自体に価値があるのだと気づかなかった。
話のネタがないって、なんでもネタになるからやるんだろうな。
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他にも、連絡を求めてる、色んな社長や起業家の存在はしっていたけど、実績が無いからアイデアがないから、そんな理由で連絡していなかった。大学時代になると遅すぎるかもという新たないい訳をつけながら。常に今が一番人生で早いと知っていたのに。
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纏めるとただ何もしてなかった。それだけなんですが、色々頭の中では考えていたということです。
そんな事いっても、23歳でで思いついた人と行動としては何にも変わらないんですよ。動かなければ。
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そんな23年間でした。
神様みたいないい子になりたかった。
23って大庭葉蔵が廃人になった年です。
そこまで私も何もして来なかった。
それがサイハテ以前の私です。
今の少しのフットワークの軽さはそれだけ動かなかった事による後悔の表れでしかないわけです。
私に連絡したい人などいるのか知りませんし、今の私に連絡する意味もしりませんが。
私は5年でも10年でも待ちますよ。人生長いですからね。
だからこそ早く動いた方がいいと思います。若さの賞味期限が近づいて気づいたことですが。
おわり。