マルタ語を始めよう。1から日常会話まで
マルタ語のアルファベット
マルタ語のアルファベットは、ラテン文字を基にしていますが、いくつかの独自の文字も含まれています。以下に、母音と子音に分けて紹介します。
母音 (Vowels)
マルタ語には5つの基本的な母音があります。
A: /a/
E: /ɛ/
I: /i/
O: /o/
U: /u/
子音 (Consonants)
マルタ語の子音は、標準的なラテン文字に加えて、いくつかの特殊な子音も含まれます。
B: /b/
Ċ: /tʃ/
D: /d/
F: /f/
Ġ: /ʒ/
G: /ɡ/
Għ: /ʔ/ (グロッタルストップの音として機能する)*
H: /h/
Ħ: /ħ/ (無声咽頭摩擦音)**
J: /j/
K: /k/
L: /l/
M: /m/
N: /n/
P: /p/
Q: /ʔ/ (喉音のような音)***
R: /r/
S: /s/
T: /t/
V: /v/
W: /w/
X: /ʃ/
Z: /z/
Ż: /z/ (発音は "z" と同じだが、歴史的な背景で区別)****
*「Għ」の発音と機能
グロッタルストップ(声門閉鎖音):
「Għ」は、発音する際に声門を閉じることで、音を一時的に止める効果を持ちます。これをグロッタルストップ(声門閉鎖音)と言います。
例: 英語の「uh-oh」で、二つの「uh」と「oh」の間に短い音の中断があるのがグロッタルストップです。
発音されないこともある:
マルタ語では、「Għ」が文中に現れると、しばしば実際には発音されず、隣接する母音の発音に影響を与えるだけの役割を果たすことがあります。この場合、「Għ」は文字通りには発音されず、前後の母音が変化します。
例えば、「Għajn」(目) の場合、「Għ」は発音されず、代わりに「あいん」といった音になります。
母音の発音に影響を与える:
「Għ」が含まれる場合、前後の母音が長く発音されるか、変化することがあります。
例文と発音
Għajn (目) 発音: /ʔajn/
「Għ」は発音されず、前の「a」が長くなり、「ʔajn」という発音になります。
Għar (洞窟) 発音: /ʔar/
この場合も、「Għ」は発音されず、母音「a」に影響を与えます。
**無声咽頭摩擦音 (/ħ/) とは
「無声咽頭摩擦音」というのは、喉の奥の咽頭(いんとう)と呼ばれる部分で発音される摩擦音です。発音の仕方が通常の「h」音とは異なり、より強い喉音を伴います。
「Ħ」の発音の仕方発音場所: 咽頭(いんとう)という喉の奥の部分で音を作ります。口や舌を使わず、声帯の下にある咽頭の筋肉を使って発音します。
摩擦音: 「h」のように息を吐く際に摩擦を感じる音ですが、より深く強い音になります。息を強く出すことで摩擦を生み出します。
無声: この音は声帯を使わずに発音します(声帯が振動しない)。そのため、音は無声で、気息の流れだけを感じる音になります。
発音の例Ħelu (甘い) 発音: /ˈħɛlu/
この場合、「Ħ」は咽頭で発音される摩擦音です。
Ħajt (壁) 発音: /ħajt/
この単語でも、「Ħ」は強い喉音を伴います。
他の言語での類似音
「Ħ」に似た音は、アラビア語の「ح」(hāʾ)や、ヘブライ語の「ח」(ḥet)で見られる無声咽頭摩擦音です。これらの言語では非常に重要な音ですが、英語や日本語には存在しないため、発音に慣れるのに少し時間がかかるかもしれません。
***声門閉鎖音 (/ʔ/) とは
「声門閉鎖音」は、喉の奥にある声門(声帯)を一時的に閉じることで発生する音です。これは音が途切れるような感覚を持つ音で、音そのものというよりも、息の流れを一瞬止める動作に近いです。
「Q」の発音の仕方発音場所: 声門は、喉の奥に位置する声帯を含む部分です。声門閉鎖音は、声帯を閉じてから急に開くことで作られます。
音の特徴: 実際の音は非常に短く、喉の奥で「キュッ」と止まるような感覚があります。この音は、母音の前後で特に感じられることが多いです。
例え: 英語で言うと、「uh-oh」という表現の中間に現れる「-」のような音です。この「-」の部分が声門閉鎖音にあたります。
発音の例
Qalb (心) 発音: /ʔalb/
「Q」の部分で声門が閉じ、息が一瞬止まった後に「alb」と続きます。
Qamar (月) 発音: /ˈʔamar/
ここでも「Q」の部分で息が止まり、次に続く母音が際立ちます。
他の言語での類似音
声門閉鎖音は、アラビア語の「ء」(アリフ) や、ドイツ語で「uh-oh」と発音される際の音、ハワイ語の「‘okina」(アポストロフィのような音)でも見られます。多くの言語で、この音は単語や音節の区切りに使われます。
****「Ż」の発音と「Z」との違い
「Ż」の発音: マルタ語の「Ż」は、通常の「Z」と同じように発音されます。発音記号は /z/ で、これは「ズ」という音を表します。英語の「zoo」や「zero」の「z」と同じ音です。
「Z」との違い: マルタ語では「Ż」と「Z」は見た目は似ていますが、歴史的な背景や使用法において区別されることがあります。具体的には、異なる起源や語源に基づいて区別されることがあり、「Ż」はアラビア語由来の単語に多く見られます。
歴史的背景と用途
歴史的背景: マルタ語はアラビア語、イタリア語、シチリア語、英語などの影響を受けています。アラビア語由来の単語や特定の古いマルタ語の単語では、/z/ の音を「Ż」で表記することが慣習となっています。
現代マルタ語における区別: 現代では、発音の上では「Ż」と「Z」に違いはありませんが、スペリングや語源を示すために「Ż」が使用されます。これは、特定の単語においての歴史的または語源的な区別を保つためです。
単語の例
Żmien (時間) 発音: /zmɪn/
ここで「Ż」は/z/の音で、時間や時代を意味します。
Żewġ (二つ) 発音: /zɛʊ̯ʒ/
「Ż」が「z」として発音され、数量を表します。
母音を含む単語と発音記号
Ara (見て) 発音: /ˈaːra/
Aħmar (赤) 発音: /ˈaʔmar/
Kelma (言葉) 発音: /ˈkɛlma/
Ġebel (石) 発音: /ˈʒɛbɛl/
Iva (はい) 発音: /ˈiːva/
Imħabba (愛) 発音: /ʔɪmˈħaʔba/
Oħti (妹/姉) 発音: /ˈɔʔti/
Orizzont (地平線) 発音: /ɔrɪˈtsɔnt/
Użu (使用) 発音: /ˈuːzu/
Żewġ (二つ) 発音: /zɛʊ̯ʒ/
子音を含む単語と発音記号
Bajja (ビーチ) 発音: /ˈbaɪ̯ja/
Baħar (海) 発音: /ˈbaʔar/
Ċavetta (鍵) 発音: /tʃaˈvɛtta/
Ċoff (大きな声) 発音: /tʃɔf/
Dar (家) 発音: /dar/
Dawl (光) 発音: /daʊ̯l/
Ferħ (喜び) 発音: /fɛrħ/
Flus (お金) 発音: /flus/
Ġimgħa (週) 発音: /ˈʒɪmʔa/
Ġebel (石) 発音: /ˈʒɛbɛl/
Għar (洞窟) 発音: /ʔar/
Għaxar (十) 発音: /ʔaʃar/
Għajn (目) 発音: /ʔajn/
Għodwa (朝) 発音: /ʔɔdwɐ/
Hawn (ここに) 発音: /haʊ̯n/
Huwa (彼) 発音: /ˈhuwa/
Ħelu (甘い) 発音: /ˈħɛlu/
Ħajt (壁) 発音: /ħajt/
Jum (日) 発音: /jum/
Jiena (私) 発音: /ˈjiːna/
Kelma (言葉) 発音: /ˈkɛlma/
Kulur (色) 発音: /kuˈlur/
Lingwa (言語) 発音: /ˈlɪŋwa/
Lung (長い) 発音: /lʊŋ/
Mara (女性) 発音: /ˈmara/
Merħba (ようこそ) 発音: /ˈmɛrħba/
Nadur (保護する) 発音: /naˈdur/
Nemm (虫) 発音: /nɛmm/
Pjan (計画) 発音: /pjɐn/
Punt (点) 発音: /punt/
Qalb (心) 発音: /ʔalb/
Qamar (月) 発音: /ˈʔamar/
Ras (頭) 発音: /ras/
Rieda (意志) 発音: /ˈrɪːda/
Sibt (土曜日) 発音: /sɪbt/
Sew (良い) 発音: /sɛʊ̯/
Taf (知っている) 発音: /taːf/
Tifel (男の子) 発音: /ˈtɪfɛl/
Valur (価値) 発音: /vaˈlur/
Vendetta (復讐) 発音: /vɛnˈdɛtta/
Wara (後ろ) 発音: /ˈwaːra/
Wisa (幅) 発音: /ˈwiːsa/
Xemx (太陽) 発音: /ʃɛmʃ/
Xarabank (バス) 発音: /ʃarˈabank/
Żmien (時) 発音: /zmɪn/
Żewġ (二つ) 発音: /zɛʊ̯ʒ/
Żgħir (小さい) 発音: /zʔɪr/
Żona (地域) 発音: /ˈzɔna/
マルタ語の数字の数え方
1から10まで
Wieħed /ˈwiːħɛd/
Tnejn /tnɛɪ̯n/
Tlieta /ˈtlɪɛta/
Erbgħa /ˈʔɛrbʔa/
Ħamsa /ˈħamsa/
Sitta /ˈsɪtta/
Seba' /ˈsɛbʔa/
Tmienja /ˈtmɪɛnja/
Disgħa /ˈdɪsʔa/
Għaxra /ˈʔaʃra/
11から19まで
Ħdax /ˈħdaʃ/
Tnax /tnaʃ/
Tlettax /ˈtlɛtːaʃ/
Erbatax /ˈʔɛrbaˌtaʃ/
Ħmistax /ˈħmɪstaʃ/
Sittax /ˈsɪtːaʃ/
Sbatax /ˈsbaˌtaʃ/
Tmintax /ˈtmɪntaʃ/
Dsatax /ˈdsaˌtaʃ/
20から29まで
Għoxrin /ʔɔʃˈriːn/
Wieħed u għoxrin /ˈwiːħɛd u ʔɔʃˈriːn/
Tnejn u għoxrin /tnɛɪ̯n u ʔɔʃˈriːn/
Tlieta u għoxrin /ˈtlɪɛta u ʔɔʃˈriːn/
Erbgħa u għoxrin /ˈʔɛrbʔa u ʔɔʃˈriːn/
Ħamsa u għoxrin /ˈħamsa u ʔɔʃˈriːn/
Sitta u għoxrin /ˈsɪtta u ʔɔʃˈriːn/
Seba' u għoxrin /ˈsɛbʔa u ʔɔʃˈriːn/
Tmienja u għoxrin /ˈtmɪɛnja u ʔɔʃˈriːn/
Disgħa u għoxrin /ˈdɪsʔa u ʔɔʃˈriːn/
30から39まで
Tletin /tlɛˈtiːn/
Wieħed u tletin /ˈwiːħɛd u tlɛˈtiːn/
Tnejn u tletin /tnɛɪ̯n u tlɛˈtiːn/
Tlieta u tletin /ˈtlɪɛta u tlɛˈtiːn/
Erbgħa u tletin /ˈʔɛrbʔa u tlɛˈtiːn/
Ħamsa u tletin /ˈħamsa u tlɛˈtiːn/
Sitta u tletin /ˈsɪtta u tlɛˈtiːn/
Seba' u tletin /ˈsɛbʔa u tlɛˈtiːn/
Tmienja u tletin /ˈtmɪɛnja u tlɛˈtiːn/
Disgħa u tletin /ˈdɪsʔa u tlɛˈtiːn/
40から49まで
Erbgħin /ʔɛrbʔˈiːn/
Wieħed u erbgħin /ˈwiːħɛd u ʔɛrbʔˈiːn/
Tnejn u erbgħin /tnɛɪ̯n u ʔɛrbʔˈiːn/
Tlieta u erbgħin /ˈtlɪɛta u ʔɛrbʔˈiːn/
Erbgħa u erbgħin /ˈʔɛrbʔa u ʔɛrbʔˈiːn/
Ħamsa u erbgħin /ˈħamsa u ʔɛrbʔˈiːn/
Sitta u erbgħin /ˈsɪtta u ʔɛrbʔˈiːn/
Seba' u erbgħin /ˈsɛbʔa u ʔɛrbʔˈiːn/
Tmienja u erbgħin /ˈtmɪɛnja u ʔɛrbʔˈiːn/
Disgħa u erbgħin /ˈdɪsʔa u ʔɛrbʔˈiːn/
50から59まで
Ħamsin /ħamˈsiːn/
Wieħed u ħamsin /ˈwiːħɛd u ħamˈsiːn/
Tnejn u ħamsin /tnɛɪ̯n u ħamˈsiːn/
Tlieta u ħamsin /ˈtlɪɛta u ħamˈsiːn/
Erbgħa u ħamsin /ˈʔɛrbʔa u ħamˈsiːn/
Ħamsa u ħamsin /ˈħamsa u ħamˈsiːn/
Sitta u ħamsin /ˈsɪtta u ħamˈsiːn/
Seba' u ħamsin /ˈsɛbʔa u ħamˈsiːn/
Tmienja u ħamsin /ˈtmɪɛnja u ħamˈsiːn/
Disgħa u ħamsin /ˈdɪsʔa u ħamˈsiːn/
60から69まで
Sittin /sɪtˈtiːn/
Wieħed u sittin /ˈwiːħɛd u sɪtˈtiːn/
Tnejn u sittin /tnɛɪ̯n u sɪtˈtiːn/
Tlieta u sittin /ˈtlɪɛta u sɪtˈtiːn/
Erbgħa u sittin /ˈʔɛrbʔa u sɪtˈtiːn/
Ħamsa u sittin /ˈħamsa u sɪtˈtiːn/
Sitta u sittin /ˈsɪtta u sɪtˈtiːn/
Seba' u sittin /ˈsɛbʔa u sɪtˈtiːn/
Tmienja u sittin /ˈtmɪɛnja u sɪtˈtiːn/
Disgħa u sittin /ˈdɪsʔa u sɪtˈtiːn/
70から79まで
Sebgħin /sɛbʔˈiːn/
Wieħed u sebgħin /ˈwiːħɛd u sɛbʔˈiːn/
Tnejn u sebgħin /tnɛɪ̯n u sɛbʔˈiːn/
Tlieta u sebgħin /ˈtlɪɛta u sɛbʔˈiːn/
Erbgħa u sebgħin /ˈʔɛrbʔa u sɛbʔˈiːn/
Ħamsa u sebgħin /ˈħamsa u sɛbʔˈiːn/
Sitta u sebgħin /ˈsɪtta u sɛbʔˈiːn/
Seba' u sebgħin /ˈsɛbʔa u sɛbʔˈiːn/
Tmienja u sebgħin /ˈtmɪɛnja u sɛbʔˈiːn/
Disgħa u sebgħin /ˈdɪsʔa u sɛbʔˈiːn/
80から89まで
Tmenin /tmɪˈniːn/
Wieħed u tmenin /ˈwiːħɛd u tmɪˈniːn/
Tnejn u tmenin /tnɛɪ̯n u tmɪˈniːn/
Tlieta u tmenin /ˈtlɪɛta u tmɪˈniːn/
Erbgħa u tmenin /ˈʔɛrbʔa u tmɪˈniːn/
Ħamsa u tmenin /ˈħamsa u tmɪˈniːn/
Sitta u tmenin /ˈsɪtta u tmɪˈniːn/
Seba' u tmenin /ˈsɛbʔa u tmɪˈniːn/
Tmienja u tmenin /ˈtmɪɛnja u tmɪˈniːn/
Disgħa u tmenin /ˈdɪsʔa u tmɪˈniːn/
90から99まで
Disgħin /dɪsʔˈiːn/
Wieħed u disgħin /ˈwiːħɛd u dɪsʔˈiːn/
Tnejn u disgħin /tnɛɪ̯n u dɪsʔˈiːn/
Tlieta u disgħin /ˈtlɪɛta u dɪsʔˈiːn/
Erbgħa u disgħin /ˈʔɛrbʔa u dɪsʔˈiːn/
Ħamsa u disgħin /ˈħamsa u dɪsʔˈiːn/
Sitta u disgħin /ˈsɪtta u dɪsʔˈiːn/
Seba' u disgħin /ˈsɛbʔa u dɪsʔˈiːn/
Tmienja u disgħin /ˈtmɪɛnja u dɪsʔˈiːn/
Disgħa u disgħin /ˈdɪsʔa u dɪsʔˈiːn/
100
Mija /ˈmiːja/
まとめ
マルタ語の数字の1から100までを、わかりやすく整理してみました。各数字には発音記号も添えていますので、発音の練習に役立ててください。
①文法解説:基本構造
文の基本構造
マルタ語の基本的な文の順序は、主語 + 動詞 + 目的語(SVO構造)です。
例文
Jiena /ˈjiːna/ nħobb /nˈħɔb/ l-ikel /lɪˈkɛl/.
意味: 私は食べ物が好きです。
動詞の活用
動詞は、主語の人称や数によって変化します。英語と同じですね。
動詞の例: agħmel /ʔaʔˈmɛl/ (する)
Jiena nagħmel /ˈjiːna ˈnaʔmɛl/
意味: 私はします。
Inti tagħmel /ˈɪnti ˈtaʔmɛl/
意味: あなたはします。
Huwa jagħmel /ˈhuwa ˈjaʔmɛl/
意味: 彼はします。
名詞の性と数
マルタ語の名詞には性別(男性・女性)があり、単数と複数の形が存在します。
例文
Tifel /ˈtɪfɛl/ (男の子)
複数形: Tfal /tfal/ (子供たち)
Tifla /ˈtɪfla/ (女の子)
複数形: Tfajliet /tfajˈlɛjt/ (女の子たち)
L-ikel /lɪˈkɛl/ huwa /ˈhuwa/ tajjeb /ˈtaɪ̯jɛp/.
意味: 食べ物は美味しいです。
②文法解説:文章作成のために
定冠詞と不定冠詞
マルタ語の定冠詞「l-」について、もう少しわかりやすく説明します。
定冠詞「l-」の使い方
マルタ語では、**定冠詞「l-」**が名詞の前に付くことで「その〜」という意味を表します。英語の「the」に相当します。たとえば、「本」という意味の「ktieb」という単語に「l-」が付くと、「l-ktieb」となり、「その本」という意味になります。
L-ktieb /lktɪɛb/
意味: その本
不定冠詞がない
一方で、マルタ語には英語の「a」や「an」に相当する不定冠詞がありません。つまり、「a book」(一冊の本)のように、特定のものではなく「どれでもいい一つのもの」を指す表現は、名詞をそのまま使います。
Ktieb /ktɪɛb/
意味: 本(単に「本」とだけ言いたいとき)
名詞と定冠詞の結合
マルタ語では、定冠詞「l-」が名詞と結合して一つの単語のようになります。次の例を見てみましょう。
例文
L-għalliem /lʔalːjɛm/
意味: その先生
「għalliem」(先生)に定冠詞「l-」が付いて「L-għalliem」となり、「その先生」を意味します。
Ktejjeb /kˈtɛjjɛb/
意味: 小さな本
「Ktieb」(本)に小さいという意味を加える接尾辞が付いて「Ktejjeb」(小さな本)になります。この場合、特に「その」という意味を加えたいときは「l-」を付けることができますが、この例では特定の本ではないため、定冠詞はありません。
定冠詞「l-」: 名詞の前に付いて、「その〜」という意味を持ちます。
例: L-ktieb /lktɪɛb/ (その本)
不定冠詞はない: 「a」「an」に相当する不定冠詞はありません。名詞をそのまま使います。
例: Ktieb /ktɪɛb/ (本)
このように、マルタ語では名詞の前に「l-」を付けることで特定のものを指し示します。不定冠詞がないため、単に名詞を使うだけで「〜なもの」として意味が通じます。
③文法解説:高度に説明を行うために
形容詞の位置と一致
マルタ語の形容詞は、名詞の後に置かれ、その名詞の性別や数に一致するように変化します。以下に、この文法ルールを詳しく説明します。
名詞と形容詞の位置
マルタ語では、形容詞は必ず修飾する名詞の後に置かれます。これは英語(例: "big house" = "house big" の順になる)とは逆の順序です。
名詞の性と数
マルタ語の名詞には、男性名詞と女性名詞があります。また、名詞が単数か複数かによっても、形容詞の形が変わります。形容詞は、その名詞の性別(男性か女性)および数(単数か複数)に一致させる必要があります。
例:
男性名詞: Dar (家)
女性名詞: Karozza (車)
形容詞の変化
形容詞は、名詞の性別や数によって語尾が変化します。
単数形:
男性名詞: 形容詞は一般的に語尾が -u や -a で終わる場合があります。
女性名詞: 形容詞は語尾が -a で終わることが多いです。
複数形:
複数形の名詞に対して、形容詞は -i で終わることが一般的です。
例文と解説
Dar kbira (大きな家)
Dar /dar/(家)は女性名詞です。
Kbira /ˈkbiːra/ は「大きい」という意味の形容詞で、名詞 Dar に合わせて女性形になっています。
構造: 名詞(Dar)+ 形容詞(Kbira)
Karozza ħamra (赤い車)
Karozza /kaˈrɔtsa/(車)は女性名詞です。
Ħamra /ˈħamra/ は「赤い」という意味の形容詞で、名詞 Karozza に合わせて女性形になっています。
構造: 名詞(Karozza)+ 形容詞(Ħamra)
追加の例文
Kelb kbir (大きな犬)
Kelb /kɛlb/(犬)は男性名詞です。
Kbir /kbɪr/ は「大きい」という意味の形容詞で、男性形になっています。
構造: 名詞(Kelb)+ 形容詞(Kbir)
Ħwejjeġ sbieħ (美しい服)
Ħwejjeġ /ˈħwejjɛʒ/(服)は複数形の名詞です。
Sbieħ /sbɪɛħ/ は「美しい」という意味の形容詞で、複数形に一致しています。
構造: 名詞(Ħwejjeġ)+ 形容詞(Sbieħ)
まとめ
位置: 形容詞は必ず名詞の後に置かれます。
一致: 形容詞は、修飾する名詞の性別(男性・女性)と数(単数・複数)に一致します。
例: Dar kbira /dar ˈkbiːra/ (大きな家)
例: Karozza ħamra /kaˈrɔtsa ˈħamra/ (赤い車)
これにより、名詞と形容詞の正しい組み合わせを作り、正確なマルタ語の文章を構築できるようになります。
④文法解説:高度に説明を行うために
前置詞と名詞の結合
前置詞と名詞が結合して一語になることがよくあります。
例文
f’Malta /fˈmɐlta/
意味: マルタに
マルタ語にはさまざまな前置詞があり、それらは名詞や代名詞と結合して一語になることがよくあります。以下に、一般的なマルタ語の前置詞とその使い方の例を挙げます。
一般的な前置詞と例
f’ /f/(〜に、〜で)
意味: 位置や場所を示す際に使います。英語の「in」や「at」に相当します。
例:
f’Malta /fˈmɐlta/(マルタに、マルタで)
f’dar /fdar/(家の中で)
għand /ʔand/(〜のところに、〜の家で)
意味: 所有や場所を示します。英語の「at someone's place」や「have」に相当します。
例:
għand Maria /ʔand maˈriːa/(マリアのところに)
għandi /ʔandi/(私は持っている)
għal /ʔal/(〜のために、〜へ)
意味: 目的や方向を示します。英語の「for」や「to」に相当します。
例:
għal darb’oħra /ʔal darbˈʔɔrːa/(もう一度)
għal skola /ʔal ˈskɔla/(学校へ)
minn /mɪn/(〜から)
意味: 出発点や起源を示します。英語の「from」に相当します。
例:
minn Malta /mɪn ˈmɐlta/(マルタから)
minn fejn /mɪn fɛɪ̯n/(どこから)
ma’ /ma/(〜と一緒に)
意味: 伴うことや共にいることを示します。英語の「with」に相当します。
例:
ma’ sħabi /ma ˈsħabi/(友達と一緒に)
ma’ ommi /ma ˈɔmmi/(母と一緒に)
ta’ /ta/(〜の)
意味: 所有や所属を示します。英語の「of」に相当します。
例:
dar ta’ Joe /dar ta dʒɔɛ/(ジョーの家)
il-libsa ta’ Maria /ɪl ˈlɪpsa ta maˈriːa/(マリアのドレス)
bi /bɪ/(〜で、〜を使って)
意味: 手段や方法を示します。英語の「with」や「by」に相当します。
例:
bil-karozza /bɪl kaˈrɔtsa/(車で)
b’għajnuna /bʔajˈnuna/(助けを借りて)
lejn /lɛɪ̯n/(〜に向かって)
意味: 方向や目的地を示します。英語の「towards」に相当します。
例:
lejn il-belt /lɛɪ̯n ɪl ˈbɛlt/(町に向かって)
lejn id-dar /lɛɪ̯n ɪd ˈdar/(家に向かって)
fuq /fuʔ/(〜の上に)
意味: 位置を示します。英語の「on」に相当します。
例:
fuq il-mejda /fuʔ ɪl ˈmɛjdɐ/(テーブルの上に)
fuq is-sodda /fuʔ ɪs ˈsɔdda/(ベッドの上に)
taħt /taħt/(〜の下に)
意味: 位置を示します。英語の「under」に相当します。
例:
taħt il-mejda /taħt ɪl ˈmɛjdɐ/(テーブルの下に)
taħt is-sodda /taħt ɪs ˈsɔdda/(ベッドの下に)
まとめ
これらの前置詞は、名詞や代名詞と結合して使われることが多く、その結合の仕方によって意味が変わることがあります。マルタ語では前置詞と名詞が一つの単語のように結合することが一般的であり、日常会話や文章で頻繁に使われます。
⑤文法解説:疑問文を作成するために
疑問文の基本構造
マルタ語で疑問文を作成する方法は主に二つあります。
語順を変える方法: 動詞を主語の前に持ってくることで、疑問文を作ることができます。
疑問詞を使う方法: 質問の種類によって、適切な疑問詞を文頭に置いて疑問文を作ります。
語順を変える方法
マルタ語では、英語のように主語と動詞の順序を変えることで疑問文を作ることができます。通常の肯定文とほとんど同じ構造ですが、イントネーション(声の上げ下げ)によって疑問文として理解されます。
例文
Inti tħobb il-futbol?
発音: /ˈɪnti tˈħɔb ɪlˈfutːbɔl/
意味: あなたはサッカーが好きですか?
この文は、通常の肯定文「Inti tħobb il-futbol」(あなたはサッカーが好きです)の語順をそのまま使っていますが、疑問文として発音するためにイントネーションが上がります。
疑問詞を使う方法
マルタ語には、疑問詞を文頭に置くことで、特定の情報を尋ねる疑問文を作る方法があります。以下は、よく使われる疑問詞の例です。
一般的な疑問詞
X’inhu /ʃʔɪnhu/(何ですか?)
例: X’inhu l-isem tiegħek?
発音: /ʃʔɪnhu lɪsɛm tɛʔɪɛk/
意味: あなたの名前は何ですか?
Min /mɪn/(誰ですか?)
例: Min hu?
発音: /mɪn hu/
意味: 彼は誰ですか?
Fejn /fɛɪ̯n/(どこですか?)
例: Fejn tgħix?
発音: /fɛɪ̯n tʔajʃ/
意味: あなたはどこに住んでいますか?
Meta /mɛta/(いつですか?)
例: Meta sejjer?
発音: /mɛta ˈsɛjɛr/
意味: あなたはいつ行きますか?
Għaliex /ʔaliːɛʃ/(なぜですか?)
例: Għaliex qed tagħmel hekk?
発音: /ʔaliːɛʃ ɛd ˈtaʔmɛl hɛkː/
意味: なぜそうしているのですか?
疑問文の作成ルール
1. Yes/Noで答えられる疑問文
疑問文の構造は通常の文と同じですが、文の終わりに「?」を付けるだけで疑問文になります。語順は変えずに、そのまま文を作成し、イントネーションを上げて発音します。
例文
Inti tgħix f’Malta?
発音: /ˈɪnti tʔajʃ fˈmɐlta/
意味: あなたはマルタに住んでいますか?
2. 疑問詞を使った疑問文
疑問詞を文頭に置き、通常の語順で文を続けます。疑問詞は、質問する内容に応じて適切なものを選びます。
例文
X’inhu dan?
発音: /ʃʔɪnhu dan/
意味: これは何ですか?
Fejn sejjer?
発音: /fɛɪ̯n ˈsɛjɛr/
意味: どこに行くのですか?
追加の例文
Min hi?
発音: /mɪn hi/
意味: 彼女は誰ですか?
Meta tasal?
発音: /ˈmɛta ˈtasal/
意味: いつ到着しますか?
Għaliex qed tibki?
発音: /ʔaliːɛʃ ɛd ˈtɪbki/
意味: なぜ泣いているのですか?
まとめ
Yes/Noで答えられる疑問文は、語順を変えずに文末に「?」を付け、イントネーションを上げるだけで作成します。
疑問詞を使う疑問文は、疑問詞を文頭に置き、通常の語順で文を続けます。
⑥文法解説:自分の意見を述べるために
否定文の作り方
マルタ語で否定文を作成するには、動詞の前に「ma」を置き、文末に「x」を付け加えるという特定のルールがあります。これにより、肯定文を否定文に変換することができます。
否定文の基本構造
マルタ語の否定文は、次のように構成されます。
ma + 動詞 + x
「ma」は否定を示すために動詞の前に置かれます。
文末の「x」は、否定を強調するために使われます。
この構造を使用することで、肯定文を簡単に否定文に変えることができます。
例文の解説
Ma rridx l-ikel.
発音: /ma rːɪdʒʃ lɪˈkɛl/
意味: 私は食べ物が欲しくありません。
この例文では、「rrid」(欲しい)という動詞に「ma」が追加され、さらに文末に「x」が付け加えられています。これによって、「欲しくない」という意味が形成されます。
フランス語の否定系に作成方法に若干似ていますね。
動詞の変化
動詞が否定されるとき、語幹が多少変わる場合もあります。例えば、動詞の前に「ma」を付け加えると、その動詞が少し変形することがあります。
rrid(欲しい) → ma rridx(欲しくない)
nista(できる) → ma nistax(できない)
追加の例文
Ma nistax nitkellem bil-Malti.
発音: /ma nɪsˈtaʃ nɪtˈkɛlːɛm bɪl ˈmɐltɪ/
意味: 私はマルタ語を話すことができません。
Ma narax il-ktieb.
発音: /ma naˈraʃ ɪlˈktɪɛb/
意味: 私は本が見えません。
Ma nistax niġi għada.
発音: /ma nɪsˈtaʃ ˈnɪʒɪ ˈʔada/
意味: 私は明日来ることができません。
特定の動詞の否定
否定文では、特に強調する場合、文末の「x」が特に重要です。この「x」は、否定のニュアンスをしっかりと伝える役割を果たします。例えば、「rrid」(欲しい)という動詞は、否定されると「rridx」になり、ここで「x」が強調されています。
否定文のイントネーション
否定文は、通常の肯定文と同じようなイントネーションで発音されますが、否定を強調するために、「ma」の部分に少し重きを置いて発音します。また、文末の「x」にも少し強調を置くことが多いです。
否定の疑問文
疑問文を否定形にする場合も、「ma」を使います。
Ma tistax tiġi?
発音: /ma tɪsˈtaʃ ˈtɪʒɪ/
意味: あなたは来られませんか?
このようにして、疑問文の否定形を作成することができます。
否定文を作成するには、動詞の前に「ma」を置き、文末に「x」を付けます。
このルールは、ほとんどの動詞に適用され、動詞が多少変化することがあります。
否定文は、肯定文に比べて少し強調したイントネーションで発音されることが多いです。
⑦文法解説:日常のお願いをするために
マルタ語の命令文は、非常にシンプルな構造を持っています。動詞の語幹を使用して、直接的な指示やお願いを表現します。
命令文の基本構造
マルタ語の命令文では、通常、動詞の語幹そのものが使われます。これは、動詞の原形から特定の語尾を取り除いた形です。命令文は、文脈によって命令、指示、または依頼として使われます。
例文の解説
Ejjew hawn!
発音: /ˈɛjːɛw haʊ̯n/
意味: こちらに来てください!
Agħmel hekk!
発音: /ʔaʔmɛl hɛkː/
意味: そうしなさい!
命令文のバリエーション
マルタ語の命令文は、動詞の語幹をそのまま使うため、形がシンプルで覚えやすいです。ただし、以下の点に注意する必要があります。
単数・複数の区別: 単数形と複数形で動詞が異なることがあります。例えば、「来てください」の単数形は「Ejja」/ˈɛjːa/ ですが、複数形や丁寧な形では「Ejjew」/ˈɛjːɛw/ が使われます。
追加の例
Ejja hawn!
発音: /ˈɛjːa haʊ̯n/
意味: (君)こちらに来て!
Oħroġ!
発音: /ˈʔɔħrɔdʒ/
意味: 出て行け!(「出る」の命令形)
Stenna ftit!
発音: /ˈstɛnna ftit/
意味: 少し待って!
命令文の強調
命令文では、特定のニュアンスを加えるために、文末に強調表現を加えることがあります。例えば、「hekk」(このように)、「issa」(今すぐ)などです。
Agħmel hekk issa!
発音: /ʔaʔmɛl hɛkː ˈɪssa/
意味: 今すぐそうしなさい!
マルタ語の命令文は、動詞の語幹をそのまま使用することでシンプルに命令や指示を表現します。
命令文の形式は、単数・複数形で変わることがあり、特定の文脈では強調表現を追加することもあります。
文の意味を強調したい場合は、文末に「hekk」(このように)や「issa」(今すぐ)などの言葉を追加します。
これらのルールを覚えることで、マルタ語での命令文を効果的に作成し、日常の指示やお願いを表現できるようになります。
日常会話編
マルタ語の作文や日常会話を、カテゴリーごとに分けて紹介します。それぞれに発音記号も添えています。
自己紹介 (Self-Introduction)
私の名前はジョンです。
Jiena jisimni John. 発音: /ˈjiːna jiˈsimni dʒɔn/
私は12歳です。
Għandi tnax-il sena. 発音: /ʔandi tnɐʃ ɪl ˈsɛna/
私はマルタに住んでいます。
Ngħix f’Malta. 発音: /ŋʔɪʃ fmˈɐlta/
学校 (School)
私は学校に行きます。
Jiena sejjer l-iskola. 発音: /ˈjiːna ˈsɛjɛr lɪsˈkɔla/
私の先生はとても親切です。
L-għalliem tiegħi huwa ħafna ħanin. 発音: /lʔalːjɛm ˈtɛʔɪ huˈwa ˈħafːna ħaˈnin/
数学が好きです。
Inħobb il-matematika. 発音: /ʔɪnˈħɔb ɪl matɛˈmatɪka/
家族 (Family)
これは私の家族です。
Din hija l-familja tiegħi. 発音: /dɪn ˈhiːja lfaˈmɪlja ˈtɛʔɪ/
父と母がいます。
Għandi missier u omm. 発音: /ʔandi mɪˈsiːr u ɔmː/
兄弟姉妹が二人います。
Għandi żewġ aħwa. 発音: /ʔandi zɛʊ̯ʒ ˈʔaħwa/
友達 (Friends)
これは私の友達です。
Dan huwa ħabib tiegħi. 発音: /dan ˈhuwa ħaˈbib ˈtɛʔɪ/
私たちは一緒に遊びます。
Aħna nilagħbu flimkien. 発音: /ˈʔaħna nɪˈlaʔbu flɪmˈkiːɛn/
公園に行きましょう。
Ejjew immorru l-ġnien. 発音: /ˈɛjːɛw ʔɪmːɔru lʒˈniːɛn/
日常生活 (Daily Life)
私は朝6時に起きます。
Inqum fis-6 ta’ filgħodu. 発音: /ʔɪnʔuːm fɪsˈsitta taˈfɪlʔɔdu/
朝ごはんを食べます。
Niekol il-kolazzjon. 発音: /ˈniːɛkɔl ɪl kɔlatˈtsjɔn/
私は宿題をします。
Nagħmel ix-xogħol tad-dar. 発音: /ˈnaʔmɛl ɪʃˈʃɔɡɔl tadˈdar/
趣味と興味 (Hobbies and Interests)
私はサッカーが好きです。
Inħobb nilgħab il-futbol. 発音: /ʔɪnˈħɔb ˈnɪlʔab ɪlˈfutːbɔl/
音楽を聴くのが好きです。
Inħobb nisma’ l-mużika. 発音: /ʔɪnˈħɔb ˈnɪsma ɪlˈmuːzɪka/
読書が趣味です。
L-hobi tiegħi huwa l-qari. 発音: /lħɔbi ˈtɛʔɪ ˈhuwa lˈʔari/
感情 (Emotions)
私は幸せです。
Jiena kuntent. 発音: /ˈjiːna kunˈtɛnt/
疲れています。
Jiena għajjien. 発音: /ˈjiːna ʔajˈjɛn/
心配しないで。
Tinkwetax. 発音: /tɪnkwɛˈtaʃ/
お店で (At the Store)
いくらですか?
Kemm jiswa? 発音: /kɛmː ˈjiːswɐ/
これをください。
Jekk jogħġbok, agħtini dan. 発音: /jɛk jɔʒbɔk, ʔaʔˈtiːni dan/
私はこの服が好きです。
Inħobb din il-libsa. 発音: /ʔɪnˈħɔb din ɪlˈlɪpsa/
これらの文例を使って、マルタ語の日常会話の練習をしてみてください。発音記号も参考にして、正確な発音を目指しましょう。
作文
自己紹介 (マルタ語)
Jiena 28 sena u jien raġel minn Osaka. Qiegħed hawn biex nitgħallem l-Ingliż u l-Malti. Għandi interess kbir fil-lingwi, u nemmen li t-tagħlim ta’ lingwa ġdida jiftaħ bosta bibien. Jiena kuntent ħafna li ninsab f’Malta, u nispera li ntejjeb il-ħiliet tiegħi kemm fl-Ingliż kif ukoll fil-Malti. Grazzi tal-attenzjoni tiegħek!
発音記号
/jɪːna ʔdʒɪnħas sɪna u jɪːn raːʒɛl mɪn ʔɔˈsaka/
/kɛːjɛd haʊ̯n bɪtʃ nɪtʔalːɛm lɪŋˈlɪːz u lˈmalti/
/ʔɐndi ɪnˈtɛrɛs kbɪr fɪlˈlɪŋɡwi u nɛmːɛn lɪ tˈtaʔlɪm taˈlɪŋɡwa ˈʒdida jɪfˈtaħ bɔsta ˈbɪbjen/
/jɪːna ˈkʊntɛnt ˈħaʔna lɪ nɪnˈsab fˈmalta u nɪspɛra lɪ ˈntejjɛb ɪlˈħɪlɪɛt tɛʔɪːj fɪ lɪŋˈlɪːz kɛmm fɪl ˈmalti/
/ˈɡratsi talʔattɛnˈtsjoni tɛʔɪːk/
日本語翻訳
私は28歳の男性で、大阪から来ました。ここにいるのは、英語とマルタ語を勉強するためです。私は言語に大きな興味があり、新しい言語を学ぶことが多くの扉を開くと信じています。私はマルタに来られてとても嬉しいですし、英語とマルタ語の両方のスキルを向上させたいと思っています。ご清聴ありがとうございました!