『コーチ・プライム ~勝利の方程式~』作品紹介
1.「コーチ・プライム」とは?
アメリカ三大スポーツと言えば、野球・バスケ・アメリカンフットボール。どれもプロになるのが非常に大変な競技であるが、その中の野球プロリーグ MLB(Major League Baseball)とアメフトプロリーグ NFL(National Football League)の両方で活躍したのが、元祖二刀流 ディオン・サンダース。
とあるように、ただプロになっただけでなく、野球でもアメフトでも一流の活躍を見せたすごい選手なのである。しかも、アメフトではコーナーバック(守備)& リターナー(攻撃)と、攻守でも二刀流をこなしていた。
2011年にフットボールの殿堂入りを果たし、解説者を経て2020年からカレッジフットボールのコーチになる。ジャクソン州立大で3シーズン指揮をとり通算27勝6敗の成績を収めたことが評価され、2023年破格の契約でコロラド大にリクルートされた。
「コーチ・プライム」とはそのディオン・サンダースのニックネームである。他にも「ネオン・ディオン」(Neon Deion)「プライム・タイム」(Prime Time) などの呼び名がある。
2.シーズン1の概要
ディオン・サンダースは、前述のとおり2020年からカレッジフットボールのコーチとなるのだが、最初に就任したのが、黒人が優先的に入れる HBCU(Historically Black Colleges and Universities)の1つ、ミシシッピー州にあるジャクソン州立大学(JSUタイガース)であった。
シーズン1ではジャクソン州立大での最終年となる3年目の活躍を追っていく。第1話~第4話までの4エピソード。各44~64分。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0B8MMYQGN/ref=atv_dp_season_select_s1
3.シーズン2の概要
黒人中心の大学でコーチとしても目を見張るような結果を出したディオン・サンダース。あちこちから引く手あまたのオファーを受けたが、行った所は大自然豊かだが冬は寒いコロラド州。しかも、コロラド大(CUバッファローズ)は Pac12 というリーグで前シーズン1勝11敗の超弱小チームだった。
シーズン2は、このコロラドバッファローズをいかに立て直すかというディオンの試練の年を追う。第1話~第6話までの6エピソード。各38~50分。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0CLNWFSQR/ref=atv_dp_season_select_s2
4.シーズン3の概要
最初は期待をもって迎えられ、初戦を勝利で飾ると称賛の嵐だったディオンと選手たちであったが、負けが続くに従いマスコミやファンたちからは散々に叩かれる。メンタルを強く保つのも大変だが、ケガにも泣かされた昨シーズン。2年目はPac12からBig12へとリーグを移り、コーチ陣や選手たちも入れ替えて、心機一転勝利に向けてチームを始動する。
ディオンの次男でセーフティー(守)のシャイロ・サンダース、三男でクオーターバック(攻)のシェデュール・サンダーズ、ワイドレシーバー(攻)兼 ディフェンシブバック(守)のトラヴィス・ハンターなど、今シーズンを最後にプロを目指す選手たちの活躍が見ものである。
第1話~第5話までの5エピソード。各39~47分。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0DLRL8FTT/ref=atv_dp_season_select_s3
5.マガジンについて
『コーチ・プライム ~勝利の方程式~』マガジンでは、番組全シリーズ各エピソードについての記事をまとめていきます。心に残る言葉や、翻訳の裏話などもご紹介できれば、と思いますのでどうぞお楽しみに!
著者:浦田貴美枝(映像字幕翻訳家)
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kimiehonyaku@gmail.com
著書:『夢を叶える字幕翻訳者の翻訳ノート』
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Blog: 『アラカンからのチャレンジ』
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