ジョゼフは現環境で戦えるか
Joseph Advent Calendar
こんにちは!季楽と申します。
今回はJoseph Advent Calendarという企画の第一本目の記事です。
アドベントカレンダーとはクリスマスまでの日数を数えるカレンダーのことです。
それになぞってジョゼフ使いorジョゼフ好きたちの「日ごろジョゼフについて考えていること」などをみんなに公開していこうというゆる~い企画です。
12/1~12/25までの期間、一日一記事の合計25記事公開される予定なのでぜひぜひチェックをお願いします!リンクはこちら↓
Joseph Advent Calendar 2022 - Adventar
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何か質問があればTwitter@kiluck5までお願いします。
自己紹介
軽く自己紹介。
S11からジョゼフを使い始めて、S21に初めてS徽章を獲得。それ以降毎シーズン獲得。ランクマ使用キャラは8~9割がジョゼフ、他は「悪夢」、「使徒」。
第二回ジョゼフ交流戦や第一回&第二回月下杯の解説を担当。
ジョゼフの使用率・勝率データ
さて、本題に入りましょう。
今回の私のお話はジョゼフというキャラが現環境で戦えるかについて私なりの考えを述べます。
アドベントカレンダーの趣旨的にはもう少し緩い話題でも良かったのですが、
私に求められている記事はおそらくデータ等を活用した真面目系であると考えたため、今回は真面目にいきます。
さて、
ジョゼフは現環境で戦えるか?
答えはYesです。
まずジョゼフのランクマでの使用率は2022/11/10時点で以下のようになっています(ソースは公式Twitter)。
5段 3.6% (全ハンター25キャラ中14位)
6段 2.8% (18位)
7段 2.6% (18位)
最高峰7段 1.5% (20位)
段位が上がるにつれてPick率が下がっていることがわかります。
対して、勝率を見てみましょう。
5段 勝47.4% 分19.9% 敗32.7%(勝率11位)
6段 勝46.7% 分19.6% 敗33.7% (6位)
7段 勝51.9% 分17.8% 敗30.3% (同率2位)
最高峰7段 勝51.4% 分21.6% 敗27% (4位)
実はジョゼフの勝率は全ハンターの中でもトップクラスであることがわかります。
もちろんここまで高いのには理由があります。大きく次の二つが挙げられます。
・上位のジョゼフ使いは、ジョゼフが苦手な編成、マップで使わないことが多い
・ジョゼフをサブキャラとして使う人が少ない
特に二番目の理由が大きいでしょう。例えばグレイスや使徒などはサブキャラとして使っている人が多いため使用率のわりに勝率が低いです。
どうしてもサブキャラはメインキャラより練度が劣ってしまうため、一般的に勝率は下がります。特殊なキャラ故にサブキャラとして選ばれることが少ないことが、ジョゼフの勝率が高い要因の一つだと考えられます。
とはいえそれを差し引いても十分な勝率であり、実際シーズン23ではジョゼフ1位の方はハンターランキングでも一桁に入るなど上位でもしっかり結果を残しています。
ジョゼフにとって辛い環境?
しかし、よく聞くのは「今の環境はジョゼフにとって辛い環境だ」という話です。
データ上では十分戦えて勝っているはずなのに、どうしてそういう意見が散見されるのでしょうか。
これはおそらく「粘着環境によってやりたいことをスムーズにさせてもらえないストレス」からであると考えます。
実は、粘着してる間は解読が遅かったり、こちらが上手く対処できれば一気に勝ち展開になるため「粘着はされたけど結果的に勝った試合」はたくさんあると思います。
しかし、本来は爽快感を得るはずの勝ち試合も「粘着されたことで負け試合のようなストレスを感じてしまう」ため不満感が募り「今の環境はジョゼフが不利だ」と感じてしまうのだと思います。
では実際に今の環境がジョゼフにとって辛い環境か?という疑問ですが、
これは半分Yesで半分Noです。
一年前、二年前と同じ戦い方だと辛い環境だが、戦い方をアップデートできれば問題はない。
というのが私の考えです。
「相手のプレイスキルなどをある程度無視してダウンをとり、飛ばすことのできる」ことや「先撮りや後撮り、チェイスやダウンサバイバーを拾うなど戦い方に幅がある」ことがジョゼフの強みだと思っています。
したがって、より正確に私の考えを述べるならば、
ジョゼフは環境によって強さはあまり左右されない、
なぜならジョゼフ側の戦い方で対応できるから
ということです。つまり対応を考えることが大事です。
環境に対応していくということ
実はこれまでにもジョゼフの戦い方は環境によって変わっていきました。
例えば、だいぶ昔は
上下瞬間移動の方が1位をとったこともあります。
しかしその後、ジョゼフ使いの多くはスタンダードな鬼没のチェイス型に戻りました。人格はこのころは上下、右下、右上どれも散見されました。
そして2年半ほど前には予測型が流行しました。
その1年後、アジア1位も中華1位も後撮り瞬間だったことで、後撮りが流行します。
その後曲芸師の強化、患者の実装に伴い、全体負荷寄りで右下鬼没を試す上位の人が増えました。
しかし次のシーズンではキャラ調整の結果、上振りに戻す人が増えた印象です。
その後フライホイールの実装、スポーン選択の導入を経て現在に至ります。
前シーズン・前々シーズンではスポーン選択の初動の動き方を皆で共有して構築していきました。
このように環境の変遷とともに戦い方を模索しアップデートすることで、上位の方たちは高い勝率を保っています。難易度の高い課題に対してあれこれ対応を考えるという道中もゲームの醍醐味の一つだと思います。
難易度の高さに不満を漏らすのではなく攻略するためにいろいろ試行錯誤して楽しむのも良いものだと考えます。
論語では、
『子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず』
とあります。
めちゃくちゃ意訳すると、楽しんでやるのが一番!ということです。
これが、私が今一番伝えたいことです。
とはいえ実際問題、限られた時間の中でゲームをしている方は中々対策を考える時間がとれないと思います。
そういった方たちに向けて、現環境で戦っている人たちが様々なアドバイスや指南動画を残してくれています。
今回のJoseph Advent Calendar企画でもA・Sランカーたちがいろいろなことを伝えてくれる予定ですので、そういったことを学べる機会になればと思います。
それと同時に普段はあまり見かけない、衣装についてや背景考察、他のランカーの紹介などもしていく予定なのでエンジョイ勢の方も本企画を見守っていただけたら嬉しいです。
稚拙な文章でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回はPeSTさん(S経験者)による「ジョゼフは頭脳派ハンター。そう思ってないですか?~変態人格を添えて~」です。お楽しみに!