神戸淡路鳴門自動車道 全通25周年 大鳴門橋うずしおウォークに参加して

 
大鳴門峡が淡路島と四国を繋ぐ道路として開通してから、もう、38年目を迎える。神戸淡路鳴門自動車道として全通してからでも25年だそうです。
その25周年の記念に「大鳴門橋」の管理路を歩いて渡る体験が開催されるということで参加することにしました。

そして迎えた3月19日の日曜日でした。天気も良くウォーキング日和でした。株式会社JTB 西日本MICE事業部、本四公団の職員や他の団体の職員さんが同行してくださるとか。

午前11時30分・・。いよいよ管理路を渡ります。先ずは、四国側の大鳴門橋遊歩道 渦の道を通り、管理路へと入って行きます。渦の道は大鳴門橋の車道下に設置された海上遊歩道です。

約450m先の展望室にはガラス張りの床があり、世界三大潮流の一つ「鳴門海峡」に発生する「渦潮」を、約45mの高さから、覗き込むことが出来ます。
渦潮の発生時間は毎日違うため、事前に確認しておくのがいいと思います。
その渦の道の最後の場所が少し広くなっているところ、そこの 扉の一つについている鍵を外していよいよ管理路へと進みます。(期待が満潮?)

 「ワオッ! 怖っ!!」足元はグレーチングという金網の道路でした。
初めてではありませんでしたが、首筋がヒヤッとしました。
何年か前に明石海峡大橋の管理路(海面から約80m)を渡ったことがあります。その時の緊張感に似た感覚でした。

その怖さにもめげずに、前の人に続いて進んでいきました。橋の中央部分くらいの所で下を見てみると、ちょうど干潮時となっていたので瀬戸内海側から太平洋側へと潮が大きく流れていました。
瀬戸内側から太平洋側への分かれ目には、1mをはるかに超えるような段差が見えました。「エエッ!」これほどの差が出来るのか、だから大きな渦が巻くのだなと思いました。そこへ、淡路島側から「咸臨丸」という、鳴門観潮船が渦まく中へと進んで進んで行くような感じでした。「ワアッ!凄いねえ。怖いくらいよね」と一緒に参加した人達も声を上げていました。(私、実は高所恐怖症!なのです。怖かったぁ!!)

 ふと、下の観潮船を見ると乗客の人たちが私たちをみつけて大きく手を振っていました。思わず私も思いきり両手を振りました。
咸臨丸の人たちも大きく手を振り続けてくれていました。  

干潮時期と重なり大きな渦潮がみられた

 

鳴門観潮船の「咸臨丸」と渦   

 さあ、ここからは頑張って歩いて淡路島を目指します。ひたすら怖さにも
耐えながら歩き続けました。ここからは、あまり見るべきものもないので本当に一生懸命歩くことに専念しました。心折れそうになりながら歩き続けていると足元に県境の標識が・・・・。

「やったぁ、兵庫県だ!もう少しだ!!」
ところが、ここからが、長かった。もう少しと思ったものだから余計に長かった。「もう着くか、もう着くか」まだか?まだかと必死に歩き、まだ着かないのか?と黙々とあるきました。「もういい加減に着いてよ」と心の中で愚痴を言いながら歩きました。

県境のプレート。 手前が徳島県 向こう側が兵庫県

 歩き始めてからおよそ1時間30分くらいだったろうか?
やっと淡路島側へ到着。(笑顔)
しかし、着いた観光施設「みさき荘」はリニューアル中とかで工事中でした。
 着いた所からシャトルバスで新しく開設した「道の駅うずしおinうずまちテラス」へと運んでくれました。そこで、送迎バスに乗り換えて出発地点の鳴門まで送ってくれました。
 天気は良かったけれど橋の上では思ったよりも風が強く寒かったです。

最後の楽しみにしていた食事に、私たち夫婦は運がついてなくて、鳴門で思っていた所には人も車も多くて駐車場にさえも入れませんでした。(予約をしておくべきでした)

そこで、淡路島に戻って食べようとしたら目指すお店は休みばかりでした。
運というもの全く見放された日曜日でした。結局は家に帰りチャーハンを作って食べる羽目になってしまいました。ガックリ!!!!(大爆笑)
 それでも久しぶりに外出出来たので楽しい一日となりました。 

道の駅うずしおinうずまちテラスHPよりお借りしました。

 この「道の駅うずしおinうずまちテラス」へは、完成後の時間があまりたっていなかったので初めて来ました。
とっても景色が良くて、いい所でした。


 
 
 
 
 
 

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