黒い塊
私は私の愛を認めてなかったわ
私の愛し方を認める前に、他のソレを受け入れてしまった
ソレであるべきだと
私の愛は『それも素敵だよね』と言う棚にしまってしまった
否定はしていないけれど
認めてはいない
認められない私は
どこへも行けず、棚の中で呼ばれるのを待っていた
いつか、自由になれる日が来るのかしら…と
今夜、棚から取り出してみようと思う
私は何というだろうか
私は微笑んで、ふふ、と笑うだろう
よかった、風を感じられるよと言うだろう
罪悪感以上の残酷すぎる私を感じると共に
赦されることに安堵と黒い塊を吐き出すだろう
私の愛し方、愛という価値観
お待たせしました