岐路メシREPORT|7/10足利真貴さん
7月10日、土曜の昼下がりのメディコヌ会場を、パッと明るくしてくれた岐路メシゲストは…
ソプラノ歌手として全国で活躍されている足利真貴さん。
コンサートを開くと何百人もの席が売り切れてしまうほどの実力の持ち主ですが、豊かな歌声と圧倒的なステージングに加え、抜群のスタイルと美しい顔立ち、柔らかな笑顔・・・歌手の枠にとどまらない衣装やスタイリングも含め、彼女のすべてが観客を魅了し続けています。
この日もシックな黒いドレスを身に纏い岐路メシに御登壇してくださいました。
ソプラノ歌手だけではなく、レゲエバンドの鍵盤ハーモニカ奏者としても活躍していた経歴を持つなど、とても幅広いセンスで音楽活動を広げてきた真貴さん。
現在は、幼稚園の副園長も務め、現場に入ってこどもたちへの指導を行うなど、地元岐阜で幼児音楽教育にも携わっています。
何百人もの前でステージに上がったり、音楽教育者として前に立つことが多い彼女。これまでの彼女の音楽人生が事細かに語られることは珍しいのですが、音楽との出会い、現在の活動につながる思いや、華やかな人生の裏にあった知られざる苦悩など、濃厚で色彩豊かな音楽人生を彼女の岐路メシから紐解いていきました。
(モデレーターは、みんなの沼 ぎふメディアコヌモヌプロジェクトより、後藤麻衣子が務めました!)
サプライズでミニコンサートを!
トーク前にはなんとサプライズでミニコンサートをしてくださいました。現地参加の方、スタッフともに特設会場に響き渡る彼女の美しい歌声に魅了され、ずっと聴いていたくなるほどでした。
束の間のコンサートでしたが、気になる方は是非コンサートに足をお運びください。きっとこれまでに感じたことのないほどの感動を体感できるはずです。
ひとつ目の岐路メシは今はなき、あのお店の味
真貴さんのひとつ目の岐路メシとして紹介いただいたのは、今はなき岐阜市のベンガル料理のお店「ダンシリ」のバングラデッシュカレーでした。
バンドメンバーとして全国的に活躍されていた当時、周囲には笑顔を絶やさず、苦悩している様子を悟られないようにされていた真貴さんですが、その裏側では、ステージに立つ重圧等から、全く食べられなかった時期もありました。
気心知れた友人との食事も、スプーン一杯ほどでお腹が満たされるほど。
そんな真貴さんがたまたま出会ったのが、当時岐阜市日野にあったベンガル料理店「ダンシリ」でした。
暖かく迎えてくれた現地人のスタッフの方々、そこで出してもらったまかない料理のバングラデッシュカレーだけがなぜか完食でき、それからしばらく通い詰めることに。その頻度は週10回というから驚きです。
お客さんとしてではなく、まるでファミリーのように迎えてくれるスタッフの方々との時間が当時の彼女の胃と心を満たしていったそうです。
その後も真貴さんの残りの岐路メシの紹介が続きましたが、最後には、本当にダンシリのカレーをまた食べてみたい、みんなに食べて欲しい、、という言葉が溢れ出すほどダンシリへ思いが感じられたトークでした。
・・・と、そこにサプライズで登場したのは、
当時のバングラデッシュカレー!
真貴さんも一瞬何が起こったか分からず、目が点に。
なんと、同じく真貴さんの大好きなカレー屋さんdhiredhirecurryの店主が真貴さんのために当時のカレーを再現し、温かいものを現地まで届けてくださいました。
真貴さんの岐路を支えてきたもの、また今も支えるものは、単なる「メシ」でなく、その向こう側にいる、食べる人のことを思う作り手の心なのかもしれない、、と感じられた岐路メシでした。
気になる続きはアーカイブでお楽しみください!
今回の岐路メシは、特別にアーカイブを書き起こしで配信いたします。(現在書き起こし中のためしばらくお待ちください)
ぜひこの続きはアーカイブでお楽しみください。
岐路メシはまだまだ続きます!
6月20日から7月18日までの約1ヶ月間、全16回のトークライブを立て続けに行います。
イベントスケジュールはこちらからご確認くださいね。
公式サイトから、これまでのイベントのアーカイブチケットも入手できます!
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