岐路メシREPORT|7/14 河瀬麻花さん
7月14日の岐路メシゲストは、
ネコリパブリック首相の河瀬麻花さんでした!
自走型保護猫カフェ「ネコリパブリック」を岐阜でいち早く開店し、今や保護猫活動と言えばこの人!と全国から注目を浴びている河瀬さん。
2022年2月22日までに日本の猫の殺処分数をゼロにすることを目指して、猫と人との新しいライフスタイルを提案しています。
そんな彼女の話を聞き出すのは、猫つながりで手を挙げてくれました、過去に二匹の保護猫を迎え入れ、可愛い姉妹猫との暮らしを存分に楽しんでいる、オゼキカナコさん。
テンポよく明るく、笑いの絶えない&猫愛に溢れた楽しいトークが繰り広げられた、心癒される90分でした!
ベーカリーから、手作りのネット通販へ
岐阜県大垣市で、地元で給食パンなどを製造・出荷していたパン工場に生まれ、大学時代から20代前半はバックパッカーとして世界中を放浪していた麻花さん。
東京から戻った弟と一緒に、東京みたいなベーカリーカフェをつくろう!と、実家のパン工場の端っこに、ハード系パンもベーカリーカフェをオープンしました。
そんな麻花さんのひとつめの岐路メシはこちら。
「Murray's Bagels」のベーグルです。
このベーグルのもちもち感に衝撃を受け、3ヶ月間食べ歩きながら研究し、感銘を受けた麻花さんは、日本人の舌にも合うよう、もちもちでも少しソフト、小ぶりなベーグルを編み出そうと考えました。
その後、ベーカリーの形態を変更。
ベーグルとカヌレとスコーンだけを残し、専門店「エルクアトロギャッツ」をオープン。
まだネット通販が盛んではなかった当時から、手作りのサイトにショッピングカートをつくって遠方のお客様に販売したり、楽天市場が出始めた頃にいち早く導入したりと、麻花さんの先見の明で次々と発展をしていく、そんな事業に急成長していきました。
店名の「エルクアトロギャッツ」は、「4匹の猫」という意味。
ネズミ駆除の意味もあって、猫を飼うことが多いパン工場。麻花さんも、物心ついたときからずっと猫を飼っていて、「人生で猫を切らしたことがない」という名言も飛び出しました。
猫が大好きな姉弟の店なら…!と
「エルクアトロギャッツ」と名付けたそうです。
転機になったのは、東日本大震災
2011年3月11日の東日本大震災をきっかけに、被災した人たちや、被災した猫や犬たちに「何かできないか」という気持ちで色々な活動を始めます。
まだ「保護猫」というワードが、今ほど浸透していなかった時代。
「猫カフェがあるなら、その場をマッチングの場にすることもできるのでは?」と「保護猫カフェ」という形態をひらめき、2013年に「ネコリパブリック」をオープンしました。
前半は、めくるめく飲食店プロデュースの話、
後半は保護猫の活動や現状、これから麻花さんが目指している未来の話など、興味深い話をたくさん聞かせていただきました。
「保護猫活動を支援したい」
「何かしたいけどどうすればいいの?」
という人はぜひ、小さなことからボランティアとして関わることができるので、ぜひ一度こちらのページを見るか、一度ネコリパブリックに遊びにいってみてくださいね。
飲食の話も、猫の話も、
ぜひじっくりとアーカイブでお楽しみください!
岐路メシは残りあと3回!ぜひ遊びに来てください
6月20日から7月18日までの約1ヶ月間、全16回のトークライブを立て続けに行ってきましたが、いよいよラスト3回となりました。
イベントスケジュールはこちらからご確認いただき、ぜひ遊びにきてくださいね。
公式サイトから、これまでのイベントのアーカイブチケットも入手できます!