狂イ散る
本当にどうしょも無い時がある。
身体が強ばる。
喉が詰まる。
涙が止まらない。
吐き気が込み上げる。
あたまの中に怒鳴り声笑い声が響く。
うずくまって肩を抱く。
早く大丈夫になって。お願い。
声が無意識に「あぁ…あぁ…」と漏れる。
泣きながら自分の腕を切りながら叫んだ。
血が腕を伝ってボタボタ垂れてくる。
なんで。どうして。
生きてるんだから。
五月蝿い。
死ねてないだけなの。
ずっとずっとずっとずっと。
生きたくても生きられない人がいるんだから。
虐待されて毎日苦しんでる子もいるんだから。
それに比べたらあんたは甘ったれてる。
うるさいうるさい。
幸せを押し付けるな。
他人が私の幸せを決めるな。
別の苦しさを感じてるの。
別の理由で生きたくても生きたいと思えないの。
人を傷つける事をむしろ愉快と思えるお前にこの苦しみが分かるわけが無い。
私が死んでも理解できないでしょうね。
それでいい。相容れないで良い。
二度と私に関わらないで。
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