Just Another Victimを毎日聴いている
最近Helmetばかり聴いてるんだけど、結局この1曲が最高という結論。
毎日聴いている。
ググったらユニオンでレコードが激安で売ってたから注文した!
90年代前半は空前のオルタナブームだったんだけど、Beastie Boysがロック誌で評価されたこともあり、ロックリスナーにもやんわりヒップホップの波が押し寄せてきた。
そのタイミングで「Judgement Night」のサントラが発表されたように思う。
みんなこのCDを持っていた。
当時、そのメンツと組み合わせを見て心躍ったんだけど、何より衝撃的だったのは、この1曲目の「Just Another Victim」以外カッコ悪いということ。
「Just Another Victim」を初めて聴いた時、Helmet史上最高のリフとビート、そしてシャウトでそのカッコよさに唖然させられ、「あれ?ラップどこ?」ってなったんだけど、Helmetがカッコよすぎてそんなことどうでもよくなった。
しかし、一転してHouse Of Painパートになったら、そのHelmetのリフがヒップホップのリズムにマッチしていて、これ以上の理想のラップメタルは無いと思わせる。
実際、これ以上にカッコいいラップメタルの曲は無いと今でも思っている。
ラップメタルの思い出。
高校生の時にCro-Mags初体験としてメジャーから出た「Alpha Omega」を買ったんだけど、今思うと最悪のCro-Mags体験だった。
1曲目の「See The Signs」と2曲目の「Eyes Of Tomorrow」以外カッコ悪いという印象だったんだけど、それでも2曲目の「Eyes Of Tomorrow」は最高にカッコよかった。
Cro-Magsのリフにラップが乗るのはある意味発明である。
この曲にはストリートの危うさが宿っている。
古臭いけどやっぱりカッコいいなー。
Shelterは宗教的雰囲気とレビューを読む限り自分には必要ない音と思って聴いた事がなかった。
90年代はロックとクラブがコロスオーバーしていてクラブでライブをやっていたんだけど、そんな会場で流れてきたのがShelterの「Message Of The Bhagavat」だった。
ハードコアの強靭さを内包するラップメタルで衝撃を受け、このシングルは即買いに行った。
どのイベントに行っても流れていたこの時期のクラブヒッツ。
Manholeという女性Voのラップメタルバンドの「Victim」というシングルもこの時期のクラブヒッツ。
みんな持ってた。
と思ってYouTubeを調べたら見つからない!
何故だ?と思って調べたら、同名問題があってバンド名をTura Satanaに改名したらいい。
あんな誰でも持っていたシングルがYouTubeに無くてビビる。
これはコンピに収録されていたものらしい。
ラップメタル好きなんだけど、ジャンルがNu-Metalに取り込まれてから「それミックスチャーでしょ?」とか「それラウドロックでしょ?」みたいなのもラップメタルと言われるようになって調べるのが怠くなった。
そう、俺が好きなのはGridironなんだよ!
誰かカッコいいラップメタル教えてくりー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?