シビル・ウォー~アメリカ最後の日~を見て

昨日、「シビルウォー」を見てきました。
あえて辛口に言うなら平和ボケしている日本人こそ見るべき映画。
ある脚本家さんが受賞時に話していた言葉があります。
「人には価値観がある。一つは『人を殺してはいけない』という価値観。もう一つは『人を殺していい』という価値観。弁護士である自分はそういう価値観に日々向き合い、答えを出していかねばならない」と。
その時の言葉に衝撃を受けた私。『人を殺していい』という価値観を認めていいのか。いや、認めたうえで答えを出していかなければいけない、ということをプロ意識として持っているということに感銘を受けました。
どうすれば答えを出していけるのか考えたときに自らが作り手にならないければいけないのかなとなんとなく考えました。

「シビルウォー」という映画はセリフよりも、銃音が多い映画。

銃を持つために理由なんて必要ない。
だって、銃を持ってるんだから。

銃を持っている相手に自分の倫理を持って向き合えるか。
大統領が最後に言った言葉。
「俺を殺させるな」
銃と向き合える人間は最後まで「個の倫理」を持たなければいけないんだろう。そんなテーマを言いたかったのかなって、そんなふうに考えた。

いいなと思ったら応援しよう!