死ぬまでにやりたいこと。@18/06/11
今朝の夢が怖すぎて、思わず泣いてしまった。
今朝、膵臓の病気を患って、長くても余命1週間って宣告を受けて、いつ死ぬかわからないって不安の中で残りの人生楽しもうって開き直って、いろんな人に会ったり手紙を書いたりして、最後に親に打ち明けた時に「死にたくない」って泣いてしまう夢を見た。
久しぶりに本当に、夢でよかったって思ってしまった。
起きた時に、足の感覚があって、手が動いて、膵臓がちゃんとあって(そんな気がして)、良かった、生きてるって本気でホッとした。
「君の膵臓をたべたい」という小説のことを思い出した。あの物語も、ヒロインの女の子は、余命宣告を受けていたと思う。
仲良い友達には真相を話さず、何でもない赤の他人だった主人公に秘密を共有することになり、唯一その秘密を知ってしまった主人公と、死ぬまでにやりたいことをする、そんな物語だった。
起きた時に、「死ぬまでにやりたいこと」は何だろう。と思った。
「もし今日が人生最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」
スティーブ・ジョブズが言ってたこの言葉を思い出して、やっと心の底まで飲み込むことができた。
人生最後の日にやることなら、本当に大切なことしか残らない。
でも、今日が人生最後の日だとして、今日の予定、例えば就活の面接とか、学校の授業とかを、全てブッチして好きな人との時間をただただ惜しみながら過ごすか、と言われたら、きっとそんなことはしない。
だから、今朝の夢から覚めた時、僕は「何かを残さないといけない」と思って、こうして日記を書くことにしてみた。
そんなに難しいことを考えるつもりはなくて、日々の暮らしの中にある、感謝とか、喜怒哀楽とか、気づいたこと、思ったこと、考えたこと、感じたことを、ちょっとづつ言葉に残していくのだ。
積み重ねは裏切らない。
もし明日僕が死んだとしても、ネットの海に僕の綴った言葉は残る。
何かの気まぐれで生前の僕を知りたいと思う人がいたら、是非ともこの日記を読んでみてほしいな。
もちろん死ぬ前に読んでもいいよ。
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