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塗り絵ってスゴい!!

塗り絵って子供の遊びっていうイメージを持っている人も多いと思うのですが、子供はもちろん、大人にとっても良い効果が得られると言われています。

塗り絵は、アートセラピーの一種としても扱われていて、むしろ「自分を整えたい」「自分を大切にしたい」「自分を変えたい」なんて価値観を持っている大人にこそおすすめしたいものです。


塗り絵は比較的お金をかけずに始めることができますし、絵が苦手な人でも塗るだけで自分の表現ができるので、何か新しいことを始めてみたいななんて人にもおすすめです◎



そんな塗り絵についてですが、今回は7つの効果についてご紹介したいと思います。その7つの効果とはこちら。


①自律神経を整える
②ストレス発散
③集中力アップ
④瞑想ができる
⑤脳トレになる
⑥センスアップ
⑦自分の心理状態を知ることができる


①から順番に解説していきたいと思います。


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①自律神経を整える

まず塗り絵には、自律神経を整える効果があると言われています。自律神経には交感神経と副交感神経があり、ふたつのバランスをとりながら人間の体はスムーズに活動しているのですが、そのバランスが崩れてしまうことで、不眠症になってしまったり体調を崩しやすくなってしまいます。

塗り絵で色を塗っているときには自然と呼吸のリズムが整い、呼吸と自律神経は密接な関係があると言われているので、結果自律神経のバランスも整うそうです。


②ストレス発散

塗ることに集中することで無心になりストレスから解放されるので、ストレス解消の効果があると言われています。

また、悲しい気持ちやイライラした気持ちを抱えているときには、黒や紫などその気持ちに沿った色を選んでひたすら塗っていくことで、色に感情をのせて吐き出すことができます。

ネガティブな感情は吐き出すとスッキリするものですが、友達に愚痴を言うと相手に嫌な気持ちを与えてしまうんじゃないかなんて思い、結局自分の中で抱えてしまう人も少なくないと思います。そんな人も、人に嫌な思いをさせることなく感情を吐き出す方法として塗り絵を取り入れると良いと思います。


塗り絵というとどうしてもカラフルで綺麗に塗らなくちゃなんて気持ちになったりもしますが、ストレス発散の目的の場合は、あえて全部黒で塗るなんてことも効果があるので、そのとき一番心地良くて感情が乗る色を選ぶことが大切です。

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③集中力アップ


塗り絵を始めると、
枠のなかに塗ろう、枠からはみださないように塗ろうといったことを意識しますが、そうしたことを意識しているうちに絵を塗ることに没頭していきます。
そのことで集中力を鍛えることができます。

実際に子供の集中力アップを目的として毎日5分間塗り絵するなんてことをとりいれる保育所なんかもあるようです^^


④瞑想ができる

すでにご紹介したストレス発散や集中力アップにも関連する話なのですが、塗り絵は瞑想と同じような効果が期待できると言われています。

絵を塗ることに没頭することで心を落ち着かせて否定的な感情を消し去る効果があるので、不安の軽減や精神的健康の維持・促進につながると言われています。
ここ数年、瞑想がとても注目されていますが、瞑想って1回やっただけでは劇的な変化も感じにくかったりして、なかなか習慣にならないっていう人も多いと思います。なので、瞑想が苦手な人は瞑想の代わりに塗り絵を取り入れるのもおすすめです。

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⑤脳トレになる

塗り絵の図柄を見て「どこから塗ろうかな?」「何色にしようかな?」なんて考えたり、実際に手を動かして塗る動作などには、脳全体を活性化させる効果があります。
そのため高齢者の方の認知症予防などにも塗り絵は適していると言われています。


⑥センスアップ

まず子供が塗り絵をする場合は、子供の色彩感覚を養うことができます。色彩感覚は後天的に得られることが確認されているので、小さいときにたくさんの色に接することで色に対する感度が高まります。

また、大人が塗り絵をすることで、センスや感性を鍛えることができます。一般的に感性や価値観については、女性であれば30歳前後、男性であれば35歳から40歳前後で価値観などの固定化が始まり、保守的な傾向が強まると言われています。そのため、大人は努力しないと「感覚的おじさん・おばさん現象」が始まってしまいます。


若い頃に「大人って頭がかたい」なんて思ったことがある人も少なくないと思いますが、そんな頭のかたい大人に自分がなってしまうかもしれないんです。塗り絵であえていつも選ばないような色を選んでみるなどすることで、より高く幅広い感性表現ができるようになったり、多様な価値観に対応できるようになります。

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⑦自分の心理状態を知ることができる

塗り絵は、塗った色から自分の気持ちを探り、感情的な葛藤を解消したり、自己を成長させる効果があるといったことも言われています。
同じ絵柄でもその日によって塗る色・塗りたい色は変わってくるので、「なぜその色を塗ったのか」といったことを突き詰めていくことで、その時の感情を知ることができたり、無意識に根付いている自分の価値観を知ることができます。

これについては、より具体的に自分を探求するには、塗り絵を使ったセラピーなどについて勉強する必要があるのですが、単純に色彩心理について軽く勉強するだけでも、例えば今日はやたらと緑が気になるけど、もしかして実は疲れているのかもなんて気付くことができます。

色から教えられることって本当に多いので、
もし自分を突き詰めることが好きな人がいたら
塗り絵をつかった自己探究の方法などを学んでみることもおすすめです。



以上7つの塗り絵の効果をご紹介しました。塗り絵を始めるには、色鉛筆と塗り絵をするためのイラストが必要になりますが、最近では無料で塗り絵用のイラストを提供してくれているサイトなんかもあるので、ぜひ塗り絵・無料などで検索してみてくださいね^^

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