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「世のため・人のため」って思えない。
たまには、ふと思ったことを書いてみたいと思います。
仕事をしていると、「世の中を変えたい」「女性の力になりたい」「劣等感を抱いている人を救いたい」なんて素敵なモチベーションでお仕事をしている人に出会います。
「世のため・人のため」という言葉を、純粋に使える人。そしてその思いが届いたときに心から喜ぶことができる人。
私は、そんな人をとてもうらやましく思いました。
なぜなら、「世のため・人のため」といった言葉がしっくりこないからです。人の役に立ちたくないとか、誰も助けたくないとか、自己中に生きたいというわけではありません。誰かの役に立てたらとても嬉しいです。けれども、仕事のモチベーションなどを聞かれて「世の女性を助けたいです!」なんて言葉を言うと、自分の心がザワザワします。
そんな自分を「なんて冷酷な人間なんだ」と、こっそり傷ついたりしました。人のためになろうと思えない人間は、仕事をすべきではないんじゃないか、なんて考えたこともありました。
けれども、人には2種類のタイプがいるんだそうです。
一つは「世のため・人のため」に頑張れる人。
もう一つは「探求」がモチベーションになる人。
これを聞いて、ハッとしました。私は今、色などの知識を使いお仕事をさせていただいていますが、正直、あくまでモチベーションは「知識・探求」です。もちろん、これまでお付き合いいただいたお客様からの感謝の言葉などにとても励まされ、救われてきました。幸せなことに、素敵なお客様ばかりに出会ってきました。けれども、あくまで根本は「探求」です。
こんな自分を冷たいと思う人もいるかもしれないけれども、きっと、前者の人は伝えたり届けたりするのが得意で、後者の人は調べたり追求するのが得意で、そんな2つのタイプがいるからこそ、成り立っているんだと思います。
少なくとも私は、この話を聞いて、「そういったタイプの人間もいるんだ、そして自分もそうなんだ。」と安心することができました。
多分、この後者のタイプの人はマイナーなんだと思います。けれども、もしかしたら私みたいな後者の人間が、ひっそりと自分を責めていたら、、、なんて思い、「そういうタイプらしいよ」と伝えたくて、1人でもいいから伝えてみたくて、今回書いてみました。
気まぐれに書いているnoteではありますが…苦笑、もし、何かしらのめぐり合いで、これを読んでくれた「探求」タイプの方がいたとしたら、、、
“各々の世界の探求をそれぞれ楽しんでいきましょうね。そして、お互いに何かしらのスペシャリストとしていつかどこかで出会えたら素敵だなと思います^^”