プレゼントを高級そうに見せる色
プレゼントを送るとき、「ラッピングは何色にしよう?」なんて迷ったこと、ありませんか?
贈る相手の好みがわかっていれば、その人の好きな色を選ぶというのも素敵な考え方ですが、実は、ラッピングの色次第でそのプレゼントを高級そうに見せることができるんです。
例えばプレゼントを受け取ったとき、そのプレゼントが少し重たかった場合、「あれ、もしかして高いものもらったんじゃないかな?」なんて思ったりしますよね。
高級そうに思うポイントとして、“重さ・重厚感”というものがあります。
そしてその重さの感覚は、実は色によってもコントロールできることがわかっているんです。
結論をお伝えすると、プレゼントを高級そうに見せる色は“黒や暗い色”です。
とある実験では、同じものを片方は白い包装紙でラッピングをし、もう片方は黒い包装紙でラッピングをしてそれぞれを持ってもらったそうです。
そうすると、なんと黒の包装紙でラッピングをした方は、白よりも1.87倍も心理的に重たくなったそうです。
もちろん中に入っているものは一緒なので実際の重さも一緒のはずなんですけれども、色を変えるだけで約2倍も重たく感じるんだそうです。
2倍近くも差が生じるというのはなかなか面白い話ですよね!
なのでこれを応用して、例えば、大切な記念日のプレゼントにはより重厚感があった方が気持ちも伝わると思うので、黒や暗い色の包装紙でラッピングをすると良いですよね。
逆にちょっとしたお礼やプチギフトなどで、“贈る相手にも気を遣わないでもらいたい場合”などは、白や淡い色の包装紙でラッピングをすると心理的にも重さを感じにくくなるので、相手も気楽に受け取ることができます。
贈る相手が青が好きだった場合でも、重厚感を出すには暗い青のラッピングを選び、気軽に受け取ってもらいたい時には淡い青のラッピングを選ぶといった感じで工夫することができます。
ぜひ贈るものやタイミングに合わせて色を変えてみてくださいね!